2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

梅が咲いた「待宵の小侍従の碑」

この数日、寒いのでどうかな?と思い、昨日(30日)の夕方、恐る恐る行ってみました。 一週間前、「待宵の小侍従の碑」の白梅は、つぼみが膨らみもうそろそろと思いましたからね。 小鳥が騒いでいます。 咲き始めたのです。 昨年より10日遅れですが。 これは…

だから京都人は京都が好きなの

ほっこり京都人(6) 【京都の人の言う「京都」の場所とは】 私は20歳代の11年間と6ヶ月、京都の街で過ごしました。 昭和39年4月から昭和50年10月まで、京都市内をあちこち転居。 最初に住んだのが左京区北白川。 それから→下京区→下京区→東山二条→(西大路…

天は私を京都に行かせる

私の履歴書・49〈大学受験―1〉 天は私を京都に行かせる 恋焦がれるあの人を幸せにするためには、W大の政経か英文科に入ることが条件となる。 そして一流企業に入社し、高額な安定した収入を得ることである。 W大に合格したら、結婚を前提にあの人と交際する…

京都の言葉の素敵な訳

ほっこり京都人(5) 《京ことばの裏事情2-1》 私が22~23歳の頃です。二軒隣に、ある小さな会社の60歳弱の社長夫婦が住んでいました。 宵闇になる時分、着物姿のその夫人がやって来ます。後妻なのです。 私達友達四人が一升瓶をコタツの上に置いて飲ん…

ほっこり京都人(4)

《京ことばの元をたどれば》 江戸中期の1803年(享和3)5月、滝沢馬琴(たきざわばきん)は江戸から京都・大阪に旅しています。 滝沢馬琴と言うと「南総里見八犬伝」の著者で有名ですね。 江戸時代は、曲亭馬琴(きょうくていばきん)と称し、「くるわでまこと…

きつねの婿(むこ)入り?の雪

昨日の午後二時頃から、大阪・水無瀬では初雪でした。 いっときは、じゃんじゃんでした。 でも、お日さまが輝きながら雪が降るのですよ。 雨でしたら、「きつねの嫁入り」なのですが、雪の場合は何と言うの?? 新幹線東京方面、関が原の積雪は大丈夫? グヮ…

札幌の冬では室温35℃でした。

夕食時のテレビニュースでは、東京の雪・北陸の雪を映し出していましたね。 私「昔、新宿のビルの路地の雪は、なかなか融けなかったなあ~」としみじみ。 マンマ「そうそう、例の札幌に単身赴任したご主人、正月に帰ってきて早速風邪をひいて寝込んだんです…

春の二つの別離

私の履歴書・48〈中学時代-21〉 《集団就職列車》 中学の卒業式が終ると、集団就職列車が走りました。夜汽車です。 このクラスからは、福井方面の繊維工場へ女子が三名、東京に一名。 皆、出発の日が違いました。 最初がケイの友達。羽後本荘駅の暗いホーム…

賞味期限1年経過を食べる

一昨日の夕食、テーブルに筋子(すじこ)がある。 炊き立てご飯に載せて食べる。美味しい! 「この筋子、買って来たの?」と私。 「向こうの部屋の冷凍庫から持ってきて、ここの冷蔵で解凍したのよ」とマンマ。 私「いつ買ったの?」 マンマ「ちょっと待って…

最も長く辛い50分

私の履歴書・47〈中学時代-20〉 《シロの黒パン2の2》 何が何だか分からないけど、どうやら私、不味い事をしたらしい。 そのピ~ンとした空気で、男の子達も騒ぐのを止めました。 立っていた私は、座らざるを得ませんでした。 シロ(シロ子さん)は、私か…

いつも往復した手紙

私の履歴書・46〈中学時代-19〉 《仲良し男女六人組》 さて、中学三年生の学校の生活と言いますと、毎日が仲良しの六人組でしたね。 女子は、ヨ子とミ子とケイ子とル子人の四人。男は藤と私の二人。 お天気の良い日の昼休み時間は、裏の新山公園に六人で登っ…

ほっこり京都人(3)

《この京都人・田上支店長が、いかなる事で東京人を理解出来たかの余談を一つ》 ある日の夕方に、支店長がやって来ました。事務所三階にいたのは、私と、他部署の蓮池君。 「一杯飲みに行こう」と言うので、三人で地下鉄駅の上の居酒屋に行きました。 田上支…

ほっこり京都人(2)

《ここで京都人の典型的な実話を先ず一つ》 田上さん(仮称)は、京都生まれで京都育ち。大学も同志社。勤務先も京都。 その田上さんが栄転をし、東京の支店長として赴任しました。 つまり、当時40歳(昭和12年生まれ)で生まれて初めて京都を離れたわけです…

初めて体験した予知夢

私の履歴書・45〈中学時代-18〉 1960年(昭和34年)三月末、中学三年になる数日前、夢を見ました。 二年間同じクラスで友達でもあった藤君と、別のクラスの級長との三人でストーブにあたっている姿です。 これは、ひょっとして、新三年生のクラス替えで、一…

予期せぬ別離

私の履歴書・44〈中学時代ー17〉 《東京駅②》 京都に帰って早々、電話がかかってきました。それから何度か。 当時は携帯電話等無い時代。バイト先への電話なのです。 都度、事務員の小母さん連中が私を冷やかします。 私の電話での応対が、ぞんざいなものと…

ほっこり京都人(1)

先日の日曜日も淀に行きました。昼食はA指定席6F京阪レストランへ。 事前に何レースかを購入してしておいたので、ゆっくりと二人でビールと熱燗。 このレストランから見える嵐山は、写真の通り、雪雲がかかってる。 嵐山や京都北部は、淀や私の住む水無瀬が…

阪神淡路大震災での或る決断

いよいよ13年前の阪神淡路大地震の1月17日が明後日となりました。 改めて、お亡くなりになりました6,434名の皆様に哀悼の意を表します。 さて、忘れられない事の一つに、この大地震の時に、決断したある支店長の行動です。 京都に本社があり病院給食を受託し…

渋谷・忠犬ハチ公での宵闇の待ち合わせ

私の履歴書・43〈中学時代ー16〉 中学二年の春から満七年続いた文通。 それの顛末を書いておこうと思います。 《東京駅①》 中学二年の春、転校していった智子さん。 クラス全員が智子さんに手紙を書きました。 その返事が自宅に来ました。 それに再度こちら…

二度届いた通販荷物

私の履歴書・42〈中学時代ー15〉 《組み立てラジオ》1957年(昭和32年)秋 雑誌「模型とラジオ」で、トランジスターラジオ組み立てキットを買いました。 今で言うカタログ通信販売です。 初めて半田ごてを握り、初めて見る回路図を横に、二週間程もかかって…

初恋慕情夢路編9)小鳥に託す面影

『おもかげを この手の平に 彼岸月』 お彼岸の月の光は、私の手の平を微かに照らします。 お彼岸の日、あなたは、私の手の平の小鳥にあなたの面影を託しましたね。 それは 昨年秋のお彼岸の9月25日未明午前三時五分のことです。 並行して走る向こうの夜汽車…

いつの日かめぐり逢うかも

私の履歴書・41〈中学時代ー14〉 《真由子嬢に再度怒鳴りこまれるかも》 思い余って昨日の夕方、真由子嬢の実家でもある田舎の会社に電話をしたのです。 男性の事務の方が電話に出てきました。 真由子嬢の弟さんが現社長であることを確認し「真由子さんの安…

水無瀬にも菜の花とホトケノザが咲きました

昨日の朝は濃霧。お昼に、民放アナが「出勤途中、京都で菜の花を観た」と言っています。 そう言えば、前日、頼まれて地元スーパーに行きましたら、もう菜の花を売っていました。 水無瀬は京都よりも暖かいですから、もう咲いているはず。 午後三時、一区切り…

水無瀬の朝霧

今日の水無瀬は、久々に霧の朝でした。 . 今、ようやく晴れ上がり、晴天です。 . ここ水無瀬は、三川合流地点ですから、三つの川の温度差がかなりあったのかな? . と思いましたが、近畿一帯、朝霧のようです。 私の知っている宅地開発以前の1960年代後半。 …

彼女を抱いて三途の川を渡る

私の履歴書・40〈中学時代ー13〉 《真由子嬢が枕元に立つ》 丁度二年前の2006年1月10日午前1時過ぎに目覚めたものの半覚醒状態でした。 が、暫らくまどろんだ後、時計を見ると1時半。あ~、丑の刻か。 と、薄暗い部屋の中で、色白の鼻筋が通っている女性がた…

寒桜が咲く京都競馬場

今日は、今年の淀での初顔合わせ。 つまり、淀競馬場6階A指定席での新年会なのです。 京阪電車と競馬場を直結する為に、二番ゲートは工事中。 このゲートを入った処で、10m弱の樹。 ようく見ましたら何か咲いています。 寒桜でした。余りにも小さい花なので…

思春期とネズミの逆襲

私の履歴書・39〈中学時代ー12〉 《ネズミの逆襲》 今年の干支はネズミですね。このネズミの話しを一つ。 この頃、天井では毎夜ネズミの運動会で、夜中に度々目を覚まされました。 そこで廊下にネズミ捕りを仕掛けたのです。 夜中にキュ~キュ~叫ぶ声で目を…

長岡天満宮にもう咲いた蝋梅とキリシマツツジ

4日長岡天満宮に着いたのが午後四時にちょっと前。 虹がかかって迎えてくれました。 先ずは、ジャラジャラとお賽銭。今年の正月で正月の参拝は22年連続になりますね。 昨年からの課題、新しい詩を創作出来るように道真公にお願いしました。 石段の踊り場の…

私を産んだ母の理由

私の履歴書・38〈中学時代ー11〉 中学1年の後半になると、いよいよ、私の反抗期が始まりましたね。 或る日、母に大声でわめきました。 「なんで、俺を産んだのだァ~~!!」 一瞬、間を置いて、母が怒鳴りましたね。 「種族保存のためダァ~!!」 私、母…

白文鳥の寒がりの秘密

我家の白文鳥ピピたんは、ようやく正月二日にポーズをとってくれました。 12月早々から、年賀状用のポーズを狙っていましたが、やっとです。 何故に、ここに居るかと申しますと、ここだけが陽が差し込み、暖かいからなのです。 ファンヒーターを切り、カーテ…

初詣・三人の神様のごりやく

昨日元日午後、近くの水無瀬神宮に初詣。 珍しくも行列が出来ていました。皆さん、神様の正面で拝礼したいからでしょうね。 私は、軽く拝礼を済ませました。こんなに人が多いと、神様は私が何をお願いしたか分からないかもしれませんからね。やはり、お正月…