(初恋慕情)

夢路の君との熱きベーゼ

初恋慕情 16)夢路の君との熱きベーゼ 昨年(2018年)の7月10日(火)のこと。 午後9時40分、テレビを視ながらベッドに入る。そして目をつむると今は亡き君の顔がこれまで以上にはっきりと大きく見える。 君は右横、左横、それから真正面へとゆっく…

初恋慕情夢路編14)天界からのメッセージ

2016年1月 昨日の11日のこと。 昼食後に睡魔に襲われ布団に入り一眠りをする。 目覚めたのが午後3時35分過ぎ。 起きて自分の机の椅子に深く座る。 未だ眠い。 そのままで再度睡魔。 夢の画面では、数人が右往左往している。 そこでの私。 「あの人…

初恋慕情夢路編13)あの人から四回目の黙示?

実は、先月の4月23日未明、君が現われたのでした。 ほぼ1年ぶり。 ★ ★ ★ 君との秘密の逢瀬。 約束の場所で待っている私。 そこは、草むらの中の溝の傍。 僕はそこに座って本を読みながら君を待つ。 やがて君の姿は、草木の向こうに垣間見ゆ。 今日の僕の煙…

初恋慕情夢路編11)慕情の曲が流れる鶴舞公園

5月16日(日曜日) 二年ぶりの田舎の床。 幻影の中、君と僕は手を握る。 そして、 その日の午後、いつの間にか僕の歩みはあの公園に。 二の丸東南側の公園の入り口。 この石段がある事は、何故今まで気が付かなかったのだろう。 そこをゆっくりと一歩一歩。…

初恋慕情夢路編11)50年前と変わらぬときめき

2010年5月16日(日曜日) 二年ぶりの田舎の床で目が覚める。 時計は午前4時半。 夜が白々と明けてくる。 起きるには早過ぎる。 目を閉じて床の中でまどろむ。 と、 沢山の人の中から君が静かに近づいて来る。 あの日のままで。 白黒の世界。 皆で写真を撮る…

初恋慕情夢路編10)忘れていた命日

2008年のこの七月一日 丑一つ時、急な目覚め。 私の眼には、あなたの黒の着物姿。 薄暗闇の中、白く光るあなたの横顔。 傍に積まれた銀色の引き出物。 ひょっとして? 布団を抜け出し、PCクリック。 忘れていました。 この十一日が、あなたの命日。 七回忌?…

初恋慕情夢路編9)小鳥に託す面影

『おもかげを この手の平に 彼岸月』 お彼岸の月の光は、私の手の平を微かに照らします。 お彼岸の日、あなたは、私の手の平の小鳥にあなたの面影を託しましたね。 それは 昨年秋のお彼岸の9月25日未明午前三時五分のことです。 並行して走る向こうの夜汽車…

初恋慕情夢路編8)サルビアの花が夢に

06.12.18の夜(昨夜)私は自作の初恋慕情の歌を改めて読み直してみました。 そういえば、あの日の君と夢で逢ってから一年半。 その後、どうして君と夢で逢えないだろう。 もう、今年も終りに近づいたのに。 そう思いながら就寝。 06.12.19am3:30 今朝、眠っ…

初恋慕情夢路編7)

初恋の 想いも露と 落つるまゝ 君におくる 紅葉灯籠(もみじとうろう) 06.12.11 ◇ ◆ ◆ ◆ ◇ ◆ ◆ ◆ ◇ ◆ 初恋慕情夢路編8)へ サルビアの花が夢に http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/43081008.html

初恋慕情夢路編4)

『ほおじろよ 恋した人は 今いずこ 木々のざわめき 揺れる心よ』 2005年五月連休の後の風の強い日曜日の事。 近くの中学校の校庭の高い木の先っちょの細い細い梢に止まって、上下左右大きく揺れるも、 一生懸命にさえずっている小鳥を、真下から見上げました…

初恋慕情夢路編6)

『今もなほ 見上げる月に 流るひとひら』 . . . . . ... .. . 暖かな日の宵の鶴舞公園で、思いがけなく君と出会いましたね。 . . . ... .. . 桜が満開。遠くの祭りのぼんぼりが、君を微かに照らす。 . . . . ... .. . 君の白いほほは、、益々白く、そして赤…

初恋慕情夢路編5)

『一枚の 残る写真は色あせも 君の面影 より美しく』 君の訃報を知った時から どんどん君の面影が薄くなる。 消魂が為せる業か。 急いで押入れをかき回す。 ようやく見つけた中学の卒業アルバム。 急いで三年一組を広げる。 小さく写る君。 面影は鮮やかによ…

初恋慕情夢路編3)

『青春の 思い出何故に今朝の夢 あの日と同じ 君の眼差し』 三年前(2003年)から何故か君が夢に度々出て来る。 年に数回も。月に二度程の時もあった。 それまでの四十年弱、彼女が夢に出て来たのは確かたった一度だけ。 そして昨年(2005年)の五月二十五日…

初恋慕情夢路編2)

注)逝く→ゆく。死すること。逝去(せいきょ) 『ゆくをしる このよであえぬきみなれば ゆめじのそので かざしをきみに』 もう、あの人は、この世にいないのですね この世では、もう逢えないのですね あの時は、何も言えなかった私 あなたと、もう二度とこの…

初恋慕情夢路編①

「ふるさとの クラスめいぼをひらければ きみのな いずこ ちいさくらんがい」 9月28日、田舎の高校同窓生から私が役員をしていた会社に手紙が来た。 会社のHPの役員名簿に私の名前と出身地などが書かれてあるのを発見したとのこと。 高校卒業後四十二年、私…