早春の鵜殿(うどの)に夕陽が差し込み、鵜殿は、一変した。 足元は、まさに、枯れ草の、イルミネーションである。 感動！感動！で立ちすくんだ。時を忘れた。 ☆ ☆ ☆ 陽が落ちかけた時は、未だ緑輝く土手だった。 東の岩清水八幡宮の男山から、白い月が昇る。 …

早春の鵜殿(うどの)に夕陽が差し込むと、鵜殿の葦(よし)は、変貌する。 私は、あっと驚く。枯れ草が、イルミネーション！ あの枯れ草が、金色に輝く。輝く別世界だ。 昼に見ると、単なる朽ちかけた枯れ草なのだが。 30日の夕方、鵜殿の向かう。 淀川の西側の…

水無瀬の山を越えた山間の里「尺代」に、何と、初夏から咲く熱帯の花「アブチロン」（チロリアン・ランプ）が咲いていた。 ★ ★ ★ 尺代の里は、昔ながらの瓦の屋根が続く。 京都の一面屋根瓦の間から、赤く泳ぐ鯉のぼりを思い出す。 今時、土蔵とは貴重なもの…

まさか？？菜の花が咲いていたのです。 菜の花の写真を撮ろうと土手に行ったら、足元に小さな花々。 足元を確かめて、パチリ。 本来の目的は、待宵の小侍従の碑の隣に梅の咲き具合を見る為であったのに。 お～～！梅は五分咲き。 そして、今日も鳥のお迎え。…

27日土曜日昼前、大阪にマンマと出かける。お雛さまを見にである。 当初の予定は、 「今日も見るだけで、買うのは来週の土日」 「昼食は梅田の○○ホテルのランチ・バイキング」 ★ ★ ★ ○○町の人形専門店の前の歩道はガランとしたもの。 ところが、1Fの中にはい…

今回は、古典に登場する水無瀬の歌です 早春の一月下旬、水ぬるむ「水無瀬の滝」の途中にかかるひとひらの枯葉を見る。 その姿は、隠岐に流された後鳥羽上皇の身を暗示するかのようだった。 「 水無瀬山 せきいれし滝の 秋の月 おもひ出ずるも 涙なりけり 」…

これは、1948年（59年前）の小学6年生の作文である。 この最後の二行に、時空を超えた子供の感性の素晴らしさを感じるのは、私だけであろうか。 作文「豆ひき」 この感性を踏まえて、短歌を詠んでみたが、彼の最後の二行には、及びもしない。 聞こえるよ 石…

1月24日、谷崎潤一郎が渡ったであろう水無瀬の橋の近く、野鳥軍団が夕陽に舞う。 群れは停まる。もう夕闇が近づいている。 夢中でシャッターを押す。 彼等の向く方には、北。天王山。その向こうに京都の街が霞む。 リーダーか？ 喜悦の一声。 群れは、大きく…

この梅花の写真19枚は、昨年三月十一日の京都・北野天満宮です。今年の「こち吹かば～～」は、早まりそうですね。 京都の花の便りは、下記、京都市産業観光局観光部 観光企画課のサイトをクリック。 その中で、「花だより」をクリック。 http://raku.city.ky…

夕方、後鳥羽上皇を奉る水無瀬神宮に参拝。 ここの境内では、名水百選の「離宮の名水」が湧く。 今日もタンク片手に並んでいる。 それを尻目に、二礼二拍手一礼。今年は四度目の参拝である。 私は、ここで参拝の時は、必ず、お願いすることを声に出して言う…

白文鳥ピピは、真っ暗でも飛ぶ！ 午前二時十六分過ぎにマンマに起こされた。 夜中、寝ているマンマが、白文鳥のピピが、顔をかすめて飛んでいったという。 Why? 電気を点ける。リビングにはいない。何処だ？？ キッチンで何かを踏みそうになった。 ウワ～～…

問題は、親王飾りか、三人官女も入るか、五人囃子もか？？ 娘の旦那曰く「愛人は、三人は必要だね」だって。 と言う事は、愛人と称する「三人官女の見目(みめ)麗しき」も含むと言う事かな？ 我等つがいの悩みが増えた！！ 愛人とは、お雛さまと比較して、美…

ここ数日、何故か新聞を読んでいなかった。日経と朝日。 今日月曜日久々に新聞を手に取ったら、新聞が新鮮に見えた。 そこで、今日の新聞から。 １）生活福祉資金貸付金未回収272億円。大阪府No.1! 未支払い金の13.7%、37億強が大阪府。これは妙に納得。 大…

東京の孫娘に、雛人形を贈るのが我等の責務。 ネットで下見。何故か心うきうき！ そして昨日21日午後、京都大丸さんに行く。 阪急烏丸駅から直ぐ大丸さん。 B１から、エレベーター。ほぼ満員。 EVガール「何階かお知らせ下さい」 私「あなたのように素敵な雛…

この文集には、終戦直後の貧しい時代に、生き生きとした幼少時代のあなたがいる。 父母がいる。お祖父さん、お祖母さんががいる。 飽食の時代に生きているあなたへ 歴史は繰り返す。 戦前戦後のもんぺ姿が流行ファッションになったのは、つい最近のこと。 死…

18日午後四時、「待宵の小侍従の碑」を訪れましたら、梅の花が咲き始めていました。 この日は三月の気温とか。水無瀬に、もう、春がきたのでしょうか。 ★ ★ ★ 阪急水無瀬駅から西に１キロほで行くと、JR東海道線に突き当たる。 写真の右手は昔の教科書に必ず…

愛するが故に、妻と一時的にではあるが別れる。 だが、その妻は、貴族の妻となるが、夫は乞食同然の葦(あし)刈り人夫(にんぷ)。 或る日、偶然再開するが、別れる。お互いに和歌を残して。 『君なくてあしかりけると思ふにも いとど難波の浦ぞすみうき 』 こ…

先日16日の雑記「どうなる不二家のペコちゃん」の記事中、今でもまぶしい女性を描きましたが、妻とのバランスをとるために、紅葉は終わりましたが、敢えてこの短歌を掲載します。 ★ ★ ★ 「 朝霧の いにしへ辿（たど）る水無瀬から 妻と歩みす もみじの小倉山…

谷崎潤一郎の小説「蘆刈」（あしかり）は、大映映画「お遊さま」《(主演)田中絹代・乙羽信子》 という題名で1951年封切られました。 この小説では、舞台である水無瀬の光景が詳細に述べられています。 写真の本は、教育出版ですが、中央公論文庫本での説明は…

不二家は、ショートケーキでも問題を起こしている。 あのミルキーペコちゃんが、かわいそう。 姿を消すのであろうか。 ☆ ☆ ☆ 『 不二家のショートケーキ 』 京都に来てから二年目の昭和41年(41年前)のこと。 東京にいる同郷の、ある君との初デート。 中学二…

【以下は四年前2007年の私のブログ記事です】 あの日から十二年になる。 死者6436名を出した阪神淡路大震災から。 神戸からは離れているが、ここ水無瀬もこの地震に襲われた。 断層が、神戸から京都・嵐山へ伸びており、その線上途中に水無瀬があるからだ。 …

15日今朝、新着で東京地震雲？でtomii_tklさんのブログをクリック。 こりゃ、もしかして？で、早速、杉並の娘に電話。 この掲載写真は、娘が、○○区自宅マンションから撮った今日の午前の東京の上空写真。 東京の大手町に勤務する友人にも午前に連絡した。 こ…

正月に東京から京都に観光に来た友人が太秦・広隆寺に蝋梅（ろうばい）が咲いていると言う。 早速、出かけた。 咲いている。弥勒菩薩（みろくぼさつ）さんの建物の入り口に一本。 向かい側の池の傍に一本。 その時、お日様がのぞいて、黄色い素心蝋梅（そし…

一月十三日午後嵐山に入る。 ゆりかもめよ、この冬、随分、大きくなったのかい？ それとも、羽を広げたから、大きく見えるのかい？ 壊された欄干が痛々しい。 東から西を見る渡月橋が台無し。 欄干の端には、車のライトの破片が幾つも残っている。 壊した連…

気になっていた。 昨年三月梅花の候、何故に、あの石段の写りの悪い写真を撮った時から、菅原道真公は夢の中で私に 最初は 『無いことは いつも世の中』 そして次の夢で 『よしなしごとも あわれなり』 三度目の夢では、絵と文字の掲載した本をめくられる姿…

終戦から三年後の小学校一年生の詩。 何でもない言葉に、何でもなくはない思いやりがある。 母の毎日の苦労を見ての、母を思う子供なりの思いやりがそこにある。 雪の中、冷たい水で大根を洗う母の手は、真っ赤！！ 「かあさん」と言う言葉が、何度も出て来…

この文集は、終戦から三年後の1948年(昭和23)の秋田県仁賀保の児童の文集である。 昭和57年(1982)父が他界してから25年。父の遺品の中から発見した赤茶けた文集である。 当時の貧しいながらも、生き生きとした子供達の姿が目に浮かぶようである。 皆さんも、…

くしくも、前回の昨日１０日、早朝にブログに書いた雑記「日記を書く女性は怖い？ 」の中で、妻は夫へ復讐の態様を掲載。当に、今日の新聞の「（昨日の夜）被害者の妻の逮捕」の記事であった。 亭主は、その肉体を切断され、新宿と渋谷の路上でゴミ袋に入れ…

リカさんから来ましたバトン Q1お正月は好き??? 好きですよ Q2なんで??? 初夢 Q3お正月ゎ何する??? 何をしたか記憶がないまま終わった！！ Q4初詣ゎ行く??? 行きましたよ。神の存在を信じているからね。 Q5初売りゎ行く??? 百貨店に行ったよ Q6福袋ゎ買う???…

日記を書く女性は怖いと彼は言っている。 話はこうだ。 ★ ★ ★ 或る日、中年女性の話を聞くのだが。 彼女は、毎日、日記を付けて、昔の日記をも読み返すらしい。 日記の内容の大半は、亭主の気に食わない所が内容。 うざいランクの内容に応じてポイントが増え…