昭和23年の小学1年生の母を思いやる詩

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終戦から三年後の小学校一年生の詩。

何でもない言葉に、何でもなくはない思いやりがある。

母の毎日の苦労を見ての、母を思う子供なりの思いやりがそこにある。

雪の中、冷たい水で大根を洗う母の手は、真っ赤!!

「かあさん」と言う言葉が、何度も出て来る。

おかあさんを大好きなのだ!


三つ目の詩には、朝に、一年生が、おかあさんのお手伝いをしている姿が、ありありと目に浮かぶ。


おかあさんが 大好き!!





方言訳) 題「だいこん」 上浜小1年 八島 信悦

   「だいこん、重たいでしょう かあさん」
   「ボクなら(重すぎて)背負えないぜ かあさん」
   「かあさん このだいこん 干すのですか」



     題「だいこん」 上浜小1年 佐々木 かじこ

    母の手 真っ赤だな
    おかあさんは だいこんを洗っている
    大きいだいこんを



     題       上浜小1年 三浦 美恵子

    「みえこ 学校に行こうよ」
    「待って まだ私は ご飯も焼いていないし(焼きおにぎり)
     魚も焼いていないもの ちょっと待って」
    「まあ 囲炉裏端で(焼けるまで)立っていたら」
    「うん」