#その他文学
先月(2010.11.23)の「開運!何でも鑑定団」(テレビ大阪・テレビ東京)《←ここをクリック》で、山田耕一郎氏が「竹下夢路と山田順子の手紙」を鑑定してもらっていましたね。 山田氏は山田歯科医院の3代目院長。住所)秋田県由利本荘市古雪 山田順子(ゆき…
「写句詩(うつくし)」二句一行詩 「犬追い辿る 秋の黄昏」 (いぬ おいたどる あきのたそがれ) 漢字変換①の詩 「犬追い辿る 秋の黄昏」 鵜殿から下りた淀の中洲での秋の黄昏どき。 放たれた子犬を追いかけて白髪の老人が近づいて来ました。 漢字変換②の詩…
写句詩(うつくし) 「朝顔一輪 蝉無言」 昨日はお彼岸の中日。今朝は曇りですが、依然と朝から蒸し暑くなりました。 朝顔とつるりんどうは、益々咲く花の数が増えました。 下記散文は、五年前の9月8日、東京の友人に書き送ったものです。この日の前日は、夕…
「写句詩(うつくし)」二句一行詩 「あてどもなきの夏の終りに」 電車でのこと。 隣のうら若き女性が、さりげなく携帯を取り出し、とある画面をじっとみつめたままです。 この夏、どんな事があったのでしょうか。 これから、あてもなく、何処かに旅立つので…
これは、1948年(59年前)の小学6年生の作文である。 この最後の二行に、時空を超えた子供の感性の素晴らしさを感じるのは、私だけであろうか。 作文「豆ひき」 この感性を踏まえて、短歌を詠んでみたが、彼の最後の二行には、及びもしない。 聞こえるよ 石…
この文集には、終戦直後の貧しい時代に、生き生きとした幼少時代のあなたがいる。 父母がいる。お祖父さん、お祖母さんががいる。 飽食の時代に生きているあなたへ 歴史は繰り返す。 戦前戦後のもんぺ姿が流行ファッションになったのは、つい最近のこと。 死…
先日16日の雑記「どうなる不二家のペコちゃん」の記事中、今でもまぶしい女性を描きましたが、妻とのバランスをとるために、紅葉は終わりましたが、敢えてこの短歌を掲載します。 ★ ★ ★ 「 朝霧の いにしへ辿(たど)る水無瀬から 妻と歩みす もみじの小倉山…
元旦・初日の出の歌が贈られてきましたので、私も、正月の三日の水無瀬の日の出を詠んでみました。 (上の写真は、三日の朝の日の出です。霧が迫ってきた下の写真は同日午前十時頃です) 《贈られてきた歌》 ★ 「 初日の出 一夜を過ごし 共に見る 遠い未来の…
私の歌集より ★ 「 常ならずも 敗れし御門(みかど)の残せるは 歌と歴史と小さな社(やしろ) 」 敗れし御門とは、後鳥羽上皇の事で、平安末期から鎌倉初期にかけて在位した第82代天皇です。 『平家物語』では、有名な「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響あり」と…
「 お~い! 収支は 風に聞け! 」 写真は、仁賀保高原(秋田県)の風力発電の風景。町の誇りか。 但し、収支が合わなければ、かまきり軍団は四面楚歌なのだが、ここは合っているようだ。 他方、滋賀県草津市では億単位の投資で、風吹かず!!。日本で一番大き…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 「 今朝の気分は 実篤(さねあつ)なり 」 ★ ★ ★ 追記)2011.02.28 am4:20 今日締め切りの伊藤園『第二十二回 お~いお茶新俳句大賞』に応募しようとパソコンで打ち込んでいたら、何故か、この写句詩の頭に 『トマトとナス』の…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 写真は長岡天満宮(菅原道真公を奉る) ☆ ☆ ☆ 「 よしなしごとさへ あわれなり 」 ☆ ☆ ☆ 道真公の「写句詩」への寄稿二作目 この不鮮明な写真を削除しようとしたら、突然!!PCが変調。再起動してそのままにした。06.03.08 …
写句詩(二句一行詩) ~~~~~~~~~「 無いことは いつも世の中 」~~~~~~~~~~ 詠み人 菅原道真 06.03.07 長岡天満宮(京都府長岡京市)の梅林を訪ねる。 明けて翌朝の午前四時過ぎに覚醒。 その時に、文字が現れる。 千年以上も経ったような…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 写真は05.12.03常寂光寺にて ☆ ☆ ☆ 「濡れてもまばゆい 落ち葉かな」 ☆ ☆ ☆ (解説)いよいよ高齢化社会。熟年離婚。濡れ落ち葉の旦那は、うるさいのみか。 世の退職者男性諸君!濡れても妻にへばりつかず、常寂光寺の濡れ紅…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 数日後の 嵐山・中ノ島公園にて 前回掲載 「君しるや まつみのつらさを」 (詠み人) こさぎ への応答歌 ----------「 うしとみしよか とりのそらね 」------------ (詠み人) 老いた釣り人 (詠み人) 老いた釣り人 の解釈…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 嵐山・中ノ島公園にて 「 君知るや まつ身の辛(つら)さを 」 (詠み人) こさぎ (解説)橋を渡る時、あれっ?鳥の置物なの?と思い通り過ぎようとしたら、なんと動いているではありませんか。 だけど、この位置から動こうと…
写句詩(うつくし・水無瀬二句一行詩) ★ ★ ★ 「 非哲学的 哲学の道 」 ★ ★ ★ (解説)1910年代に西田幾太郎等が散策した哲学の道。今や、観光にデートスポット。非哲学的気分で、非哲学的に散策する。 即ち、21世紀に、この道を歩む時とは、「人格的実現」…
前日に、7cm前後の芋虫を二匹発見。 ひょっとして、これはこの春に来ていたアゲハチョウ?と思い、喜んでいましたが、翌朝、御覧の通り、丸裸!!葉っぱが無い!! よく見たら、七匹もいる。 何ということだ!!!と私は怒り狂い??8Fから外に放り投げたの…
追記)2011.02.28 am4:20 今日締め切りの伊藤園『第二十二回 お~いお茶新俳句大賞』にこの句を応募しました。 ★ ★ ★ 芭蕉の放浪した電気の無い時代は、早寝早起き。 だが、今や、街やTVは24時間、起きている。 それに、街にはイルミネーションが輝く。 芭蕉…
写句詩(うつくし・二句一行詩)水無瀬 過去帳より 『 田舎の土から 突如の便り 』 (解説)04年夏にマンマの田舎の鳥取から、室内の植木用に土を送ってもらいました。 そして秋。突然!部屋の中に大きなバッタ君が登場したのです。 田舎の土の中にバッタ君…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 水無瀬晩秋歌① 『 秋の深山は 青山かな 』 晩秋の午後の日差しは私を深山に誘う。 これから水無瀬の山に入る。 毎年、四季ごとに水無瀬川をさかのぼってから幾年経ったのだろう。 平安時代、皇族・貴族の遊興の地、水無瀬。 彼…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 水無瀬晩秋歌② 『 浮世を去りて 流れに委ね 』 秋の黄昏。隠岐に流された後鳥羽上皇は、 日本海に没する夕日を、じっと眺めていたことでしょう。 落ちた紅葉は、身を水無瀬の僅かな渓流に託して流れさ迷うままに。 〔写真は…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 水無瀬晩秋歌③ 『 散るならば 密かに散るらん 』 季節は廻る。今年も秋は終わりを告げようと している。紅葉はやがて密やかに散る。 私も散る時は静かに散りたい。 〈写真は、宵闇が近づく水無瀬の渓谷の紅葉〉 京都の寺社仏…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 水無瀬晩秋歌④ 『 来ぬ君待ちぬ 秋の夕暮れ 』 水無瀬の山の紅葉は、後鳥羽上皇が隠岐の島に去ってから何度の秋を迎えたのでしょうか 藤原定家が、後鳥羽上皇をしのんで、小倉百人一首を編集しました。 百人一首を並べると、…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 水無瀬晩秋歌⑤ 『 陽はかたむけど いまださ迷い 』 50にして惑わず 60にしてさ迷う -楊谷寺にて- 〈写真は、12月5日、水無瀬の山を越えて二山目の中腹にある楊谷寺〔ようこくじ・柳谷観音〕の裏山です〉 ここは西山三山の一…
写句詩(うつくし・二句一行詩) 水無瀬晩秋歌⑥