こさぎには だまされないよ!

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写句詩(うつくし・二句一行詩)  数日後の 嵐山・中ノ島公園にて

  前回掲載   「君しるや まつみのつらさを」 (詠み人) こさぎ への応答歌







----------「 うしとみしよか とりのそらね 」------------   



                         (詠み人) 老いた釣り人







(詠み人) 老いた釣り人 の解釈

          解釈① 鵜の姿をして見せようが、騙そうと鳴いても、釣った魚はあげませんよ。

               (うし→鵜姿、みし→見し、とり→鳥、そらね→空音)
                (こさぎ→小詐欺?)       

          解釈② 憂い多き世の中であったと看做されるが、最期には、寝たふりをして

             懐かしい思い出に浸っているでしょう。

              (うし→憂し、みし→看し、よ→世、とり→最期、そらね→空寝)




(参照)

「ながらへばまたこの頃やしのばれむ 憂しと見し世ぞ今は恋しき 」新古今(百人一首) 藤原清輔朝臣

「夜をこめて鳥のそら音ははかるとも 世に逢坂の関はゆるさじ 」後拾遺集百人一首清少納言