待つ身のつらさ

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写句詩(うつくし・二句一行詩) 嵐山・中ノ島公園にて



       

      「 君知るや  まつ身の辛(つら)さを 」



    (詠み人) こさぎ




(解説)橋を渡る時、あれっ?鳥の置物なの?と思い通り過ぎようとしたら、なんと動いているではありませんか。

だけど、この位置から動こうとはしません。とにもかくにも、じっと立ち続けているのです。

「こさぎ」なのですね。釣り人が、釣った魚を貰えるのを待っているかのようです。
それにしても、釣れない。




(詠み人) こさぎの「君知るや~」の解釈

  解釈① 私は、お腹が空いてます。釣った魚を待つ私の辛さをあなたは知っているでしょうね。

  解釈② あなたは、末期(まつご→死ぬ時)の身の辛さを知っているでしょうね。(注)まつ→末




       05.12.03pm3:35