哲学的な卒業???

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写句詩(うつくし・水無瀬二句一行詩) 


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        「 非哲学的 哲学の道 」



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(解説)1910年代に西田幾太郎等が散策した哲学の道。今や、観光にデートスポット。非哲学的気分で、非哲学的に散策する。

即ち、21世紀に、この道を歩む時とは、「人格的実現」とは無縁の境地の時である。

 但し、彼、幾太郎の求める「静かな楽しみ」とは、人の絶えた、この夕刻の、ほんの一瞬にあるのかもしれない。                              05.07.23




そういう私も、非哲学的に、この道を毎年5~6回散策しているので御座います。

 何故か?と申しますと、かって私の上司でもあり、囲碁敵であった、故○○さんのお墓参りなのです。
故○○さんは、元、京都の老舗のお菓子●●●の御曹司で、当時、銀閣寺周辺の大土地所有者でした。
彼の一族の墓が、この哲学の道のそばにあるからなので御座います。

 拠って、この道は、私にとっては「お墓参りの道」なので御座います。


 昔はどんな道か?と問われると「卒業への道」で御座いました。

 もっと具体的に言うと「酒瓶かついでの道」で御座いました。

 友人のD大相撲部の主将H君と共に、一升瓶一本をかついで、この哲学の道の土手下に住む△△教授宅を訪問。

  「何卒、単位をください!!でなければ、卒業できないんです!!」