もう梅が咲く!「待宵の小侍従の碑」
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ここは、今、JR新駅を建築中である。
今、JR電車が通過中。
この左手奥の建物が、凸版フォームズ大阪工場。
この工場の南西角の向かい側に「待宵の小侍従の碑」がある。
この左手奥の建物が、凸版フォームズ大阪工場。
この工場の南西角の向かい側に「待宵の小侍従の碑」がある。
この池の右上に、「待宵の小侍従の碑」とその右手に「五輪の塔の水輪」(墓の丸い石)がある。
写真では小さく見える。
写真では小さく見える。
名神高速の土手に、再配置された「待宵の小侍従の碑」と「五輪の塔の水輪」に参拝する人がいる。
いつも、花がたむけられているが、今日はたむけられた花がしおれている。
風邪でもひいて、寝込んでいるのであろうか。
いつも、花がたむけられているが、今日はたむけられた花がしおれている。
風邪でもひいて、寝込んでいるのであろうか。
当時、ここは、小高い丘になっており、川向いの岩清水八幡宮の男山が何の障害も無く見渡せたはずである。今は、写真のように、男山は見えるが、感慨深い姿とは程遠い。
ふと見ると碑の左に植えられている梅がほころんでいる。
咲き始めたのだ。
日の出から昼過ぎまでは、日の光をさえぎるものは何も無い。
男山から上る月をこよなく愛したであろうことが窺える。
だが、未だ一月中旬。
小鳥が、パアッと飛び散る。
飛んで行って止まったであろう場所にカメラを向け、とにもかくにもシャッターを押す。
飛んで行って止まったであろう場所にカメラを向け、とにもかくにもシャッターを押す。
日が落ちかけて来た。
つぐみ?が、枯れ木の上で日の暮れを待つ。
つぐみ?が、枯れ木の上で日の暮れを待つ。
宝積寺の夕の鐘を待っているかのように。
まさに、影絵の世界だ。
まさに、待宵の小侍従の世界だ!
まさに、待宵の小侍従の世界だ!
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「待つ宵の 更け行く鐘の声聞かば 帰る朝の鳥はものかは」
(参)待つ宵=①来るはずの人を待つ宵、
②陰暦八月十五日の名月を待つ前日の十四日の宵
②陰暦八月十五日の名月を待つ前日の十四日の宵