冬の京都・嵐山温泉の足湯をどうぞ

一月十三日午後嵐山に入る。

ゆりかもめよ、この冬、随分、大きくなったのかい？
それとも、羽を広げたから、大きく見えるのかい？

壊された欄干が痛々しい。
東から西を見る渡月橋が台無し。

欄干の端には、車のライトの破片が幾つも残っている。
壊した連中も、ここにカバーをかけた工事人も、掃き清める事はしないのか。

やりっぱなし。

こさぎにとっては、何処吹く風か。
ひたすら、獲物の小魚を狙う。

渡月橋を渡ると「美空ひばり館」
昨年11月末閉鎖。
平成6年3月オープン以来、12年半の幕を閉じた。

ひばりの名声にだけ頼り、新しい企画を打ち出せなかったのか。
残念だが、これも、一つの歴史的必然なのだろう。

太秦・広隆寺に向かうべしで京福電車・嵐山駅に行く。
駅ホームには、嵐山温泉の足湯。
お一人様150円（★タオル付き）

旅の思い出作りには、今や、欠かせない。
京都の寒さでしびれる冬、ほっこりとした暖かさだ。