不二家はどうなるのだろうか
不二家は、ショートケーキでも問題を起こしている。
あのミルキーペコちゃんが、かわいそう。
姿を消すのであろうか。
姿を消すのであろうか。
☆ ☆ ☆
『 不二家のショートケーキ 』
京都に来てから二年目の昭和41年(41年前)のこと。
君が注文したのが、ショートケーキ。
生クリームは輝く白。真綿のような柔らかさ。
イチゴの表面は、つやつやと赤く輝く。
イチゴの表面は、つやつやと赤く輝く。
君は、小さなフォークで、その小さな一片を口に運んだ。
「おいしい!!」
とたん、表情がゆるむ君。
笑顔がますますかわいくなる君。
後光が差したように、まぶしくなる君。
笑顔がますますかわいくなる君。
後光が差したように、まぶしくなる君。
そして数年後、私が不二家のショートケーキを初めて味わう日。
そうか!!
あの時の、あの君の喜びがこの喜び!
あの時の、君の舌の感触がこの感触!
あの時の、あの君の喜びがこの喜び!
あの時の、君の舌の感触がこの感触!
あれから幾十年。
そして今も、あれからずっと今までも、買うのは白く赤いショートケーキ。
そして今も、あれからずっと今までも、買うのは白く赤いショートケーキ。
白い皿に乗るショートケーキを見る度に、あの時の光景があざやかによみがえる。
あのときの君が、今でもまぶしい。
あのときの君が、今でもまぶしい。