初恋慕情夢路編13)あの人から四回目の黙示?
実は、先月の4月23日未明、君が現われたのでした。
ほぼ1年ぶり。
★ ★ ★
君との秘密の逢瀬。
約束の場所で待っている私。
そこは、草むらの中の溝の傍。
僕はそこに座って本を読みながら君を待つ。
やがて君の姿は、草木の向こうに垣間見ゆ。
今日の僕の煙草は、初めて吸う白い箱。細い紅のライン。
銘柄は「キャビンマイルド・ロング」
僕の身体から煙草のヤニの匂いが漂うだろうね。
立ち上がり、君を迎える私。
今日の君は、瞳も、白い肌も、豊かな胸も、そして黒髪も、あの日のままだね。
胸が張り裂けんばかりの私。
強く抱きしめようと両手を君の腰に回したつもり。
とたん、君は私の身体をすり抜ける。
そしてそのまま消える。
一人、ポツンと立ちすくむ私。
★ ★ ★
その日からの数日間、あの逢瀬の場所は何処だったのか考えました。
初めての場所のはずなのに、見たことがあるような。
はっ!と閃きました。
あの空き地は、私の田舎の屋敷。
溝の左にあったはずの家が無い。
ただ雑草が生えているだけ。
どうして?
ひょっとして、地震で倒壊し、片付けた跡地の雑草の姿?
それを教えにあの世から舞い降りてきたの?
これが四回目の黙示でした。
処で、三回目の黙示で現われた赤い数字「15」の解釈を5月15日(日曜)と推定しましたが、無事その日は終りましたね。
では一体、赤い数字「15」は何の意味?
参考)
一回目黙示 3月13日 家が半倒壊
二回目黙示 3月23日 家が完全倒壊黙示
三回目黙示 4月10日 地震震源地黙示
追記)
2012年6月?7月?
白い裸体の君が半覚醒状態の私の前に現れる。
☆
2013年4月5日夜明け前の夢に君が現れる。
学校の机?に座っている君。
「恐る恐る近づいてみました」と言いながら私は君の右手後ろの席に座る。
昔と逆だね。昔のあの頃は私が前で君は隣の後ろ席。
君に話しかける私。
振り向き状態で私と話す君の白い横顔。
40歳代?50歳代?の君。
昔と同じだね。
あの頃の気持ちのまヽの君。
初恋慕情夢路編14)へ
天界からのメッセージ
我が青春の記『初恋慕情』目次