水無瀬の朝霧

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今日の水無瀬は、久々に霧の朝でした。
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今、ようやく晴れ上がり、晴天です。
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ここ水無瀬は、三川合流地点ですから、三つの川の温度差がかなりあったのかな?
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と思いましたが、近畿一帯、朝霧のようです。

私の知っている宅地開発以前の1960年代後半。
今の時期の早朝の水無瀬の霧は、視界が1mも無かったですね。
にも拘わらず、国道171号線を時速50km前後で走るのですから。

凡そ800年前、平安時代末期から鎌倉時代に在位した後鳥羽上皇も、
ここ水無瀬離宮で、幾度も霧の朝を迎えて感傷にひたっていたでしょう。



後鳥羽上皇の霧を詠んだ歌

    「さびしさは み山の秋の朝ぐもり 霧にしをるる真木の下露」