■嵐山・奥嵯峨・雪と桜■

『龍安寺石庭』解釈再思考

3月29日、孫達と金閣寺参拝の後、ついでに龍安寺にも行きたいというので、金閣寺とほぼ隣接に近い龍安寺に寄りました。 (前回記事) 『京都桜満開:騒音の消えた金閣寺』 2018/3/30(金) https://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/64456270.html この時の時…

京都桜満開:騒音の消えた金閣寺

先ずは余談から 京都の桜を車中から堪能するなら、丸太町通り『双ヶ丘』信号から高架でJR山陰線を渡ってから天神川通りを南下すると、『天神川五条』までの川の東側に延々と桜並木が続きます。その桜並木の距離は凡そ2400m。 さて本文 小学校低学年の…

京都嵯峨・清涼寺(嵯峨釈迦堂)の桜

嵐山渡月橋から北上し、天龍寺を越え、山陰本線の踏切を渡って更に進むと浄土宗知恩寺派清涼寺。 清涼寺は、光源氏のモデルといわれる嵯峨天皇の皇子、源融(みなもとのとおる)公の山荘「棲霞観」があった場所でもあり源融公の墓所です。 この本堂(釈迦堂…

鳩の居場所が無い桜の嵐山

昨日嵐山着が午後の12時半。 保津峡下りの船も稼ぎ本番。 この時でもかなりの人。前に進むにしてもユックリ。 渡月橋の南詰。花見弁当が食べたいよ。 こちらは北詰。冷たいビールは何処? 時速1㌔じゃ日が暮れる。拠って引き返す。 橋を往復しただけなのに…

雪の宵闇・嵐山慕情

今回の書庫『08嵐山・奥嵯峨野雪景色』の最後の掲載です。 これを含めまして、14ページ84枚もの拙い写真を御覧になって下さいまして有難う御座いました。 最後のページは、午後六時前の宵闇迫る、嵐山・渡月橋の雪明かり慕情です。 平安時代以来、高貴なお方…

雪の嵐山公園・百人一首の石碑

嵐山公園(亀山地区・保津川の北側)には、百人一首の石碑が無造作に建てられています。 建てたのは「小倉百人一首文化財団」(理事長、山内溥・任天堂相談役)で、ナンセンスな『時雨殿』と同じ財団です。 この石碑も、『時雨殿』も、この財団の感覚は、如…

雪の嵐山公園に天女の羽衣

あっと驚きました。 一瞬、生け花かと思いました。 ファインダーでのぞきいて見る世界は一変しました。 天女が、舞っているかのようでした。 それは白い白い天の羽衣のたなびき。 このような情景に、再び遭遇することはないでしょう。 この世の記念の一枚と…

雪の嵐山・保津峡

嵐山公園(亀山地区)の展望台に着いた時には、午後四時半を回っていました。 鳥岳(395)にある雪屋根の大悲閣千寿院が煙ってきました。 もう既に日は落ちましたが、雪明り。 保津峡を見下ろします。雪の屋根は嵐峡館。 時間が、ゆっくりと流れます。 この…

雪の嵯峨野の竹林

観光客の皆さんが踏み入らない嵯峨野竹林の径(こみち)です。 雪の重さで、枝垂れて、地面へ。 これも、今回のイチオシです。 モノクロの方が、良かったかもしれませんね。 竹のそれぞれの節にとどまる雪の一つ一つに、仏様が宿っているように見えました。 …

雪の奥嵯峨野の帰路

午後四時前に、化野(あだしの)念仏寺を後にしました。 札幌の街では良く見かけるような光景ですね。 「さがの人形の家」です。 左が小倉池の雪景色。 右が、トロッコ嵐山駅屋根の藤棚。 夕方の雲別院への石段です。 汗は引いて、しばれてきました。 寒っ!…

雪のあだし野・念仏寺

奥嵯峨野の雪は止まず。 閉門まで時間は未だあります。 果たして開いているかどうか心配でした。 やはり、閉まっていました。 残念!! 諦め切れずに、門の上から覗いてみました。 ひょっとして! が、ひょっとして見えました。 帰りしな、手をあわせました…

雪の奥嵯峨野「ニ尊院」イチオシの写真

今日も京都市内は朝から雪のようですね。 今から出かけて、カメラ片手に、散策したいですね。 さて、常寂光寺→落柿舎の奥は「ニ尊院」です。正式名は「小倉山二尊教院華台寺」。 雪は、どんどん舞い降りて来ます。 閉門時間前なのに、もう閉めようとしていま…

雪の奥嵯峨野の参道をぶらり

奥嵯峨野・あだし野ねんぶつ寺の参道・茶店です。 9日の京都・奥嵯峨野は、三時半を過ぎても雪は降り続きます。 例年でしたら、もう晴れて融けているのですが、今年は違いました。 写真は、シャッター速度を遅くしたものです。 画面左側の白っぽくなっている…

雪の落柿舎・日本画の世界

落柿舎にも雪が降ります。 向井去来のために、降っているようです。 降りしきる雪。 女性二人の乗る人力車を、一人が前で引き、もう一人が後で押します。 なんとなく、広重の世界。 こちらは版画の世界ですね。 帰路、雪が上りましたので、再度、ここに立ち…

雪の嵯峨野・常寂光寺

常寂光寺山門に着いた時には、靴の中がびしょびしょ。ズボンの裾も。 足は、しびれるような痛さ。でも、雪の常寂光寺で痛さも飛びました。 ここは、ご存知、藤原定家の時雨亭のあった場所ですね。 そして百人一首の26番で詠われた場所。 (貞信公・『拾遺集…

雪の嵯峨野・野宮神社

雪の降る中の嵯峨野の竹林の道にある「野宮(ののみや)神社」です。 この天候にも拘らず、流石に、若い女性が多いですね。 本殿左の野宮大黒天では「良縁結婚」 白福稲荷大明神では「子宝安産」 参拝者の数の割には、神石「お亀石」をなでる人が少ないのは…

雪降る嵐山・天龍寺

嵐山渡月橋から天龍寺塔頭の宝厳院(ほうげんいん)へ。 降雪が激しく、門は閉まっていました。 嵐山を借景とした枯山水庭園。「獅子吼」(仏が説法する)の庭なのです。 春は新緑、秋は紅葉ですが、雪の庭園も素晴らしいでしょうね。 門前の「嵐山羅漢」で…

京都・嵐山の雪景色

今日、急遽、午後2:08水無瀬発の阪急電車乗車。嵐山・奥嵯峨野に向かいました。 撮った写真は220枚。内、50枚ほどは掲載しようと思います。 阪急電車・嵐山着2:40頃。早速、小橋を渡り、桂川南側の川原へ。 実は、嵐山駅下車の時、持っていたデジカメを落と…