嵐山
渡月橋から
天龍寺塔頭の宝厳院(ほうげんいん)へ。
降雪が激しく、門は閉まっていました。
嵐山を借景とした
枯山水庭園。「獅子吼」(仏が説法する)の庭なのです。
春は新緑、秋は紅葉ですが、雪の庭園も素晴らしいでしょうね。
門前の「嵐山羅漢」です。
羅漢とは、
釈尊の弟子で崇高な修行者。
「悟りを得た人」なのですね。
宝厳院から
天龍寺への途中に咲いている寒椿。
北海道のパウダースノーではなく、湿った雪ですので、重たいでしょう。
天龍寺山門をくぐったところの池の蓮。
雪降る毎に、春、遠からず。
嵯峨野の竹林の道の途中から垣間見える
天龍寺。
あの雲で覆われた背景には、雪の嵐山が広がっているはずですね。
ここでは、春夏秋冬、いつ来ても、穏やかに時が過ぎていきます。
(今回の掲載分は2回目で10枚目~20枚目です。次回は、常寂光寺→あだし野念仏寺です)
(追記)
『雪の嵐山』の書庫は下記URLです。
記事の古い方からご覧下さい。
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