米国が創ったエイズウイルスの目的とは?
戦争と名前がつけば、何でもあり!のアメリカ。
この「ウイルス計画」が、黒人人口抑制を目的としていたという証拠は、リチャード・ニクソン大統領が、1969年7月18日に議会で行った「人口問題に関する特別スピーチ」で明らかである
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エイズの遺伝子組み換えはどのようにして行われたか?
ウシとヒツジのウイルスは、フォートデトリックの研究所でヒトの組織に繰り返し注入され、ついに突然変異を起こしてヒトの遺伝子と合体できるようになった。
こうしてヒトに宿ることのできる待望の「カクテル・ミックス」ができあがった。ひとたびウイルスが「自然に」ヒトに感染するようになると実験はさらに進んで、うまくできた「ミックス」を繰り返し注入されたヒトの体液が使われるようになった。
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ヤコブ&リリー・ゼーガル夫妻(『悪魔の遺伝子操作-エイズは誰が何の目的でつくったのか-』の共著者)やアラン・キャントウェル・ジュニア氏(『エイズ・ミステリー──すべての人間に感染する可能性をもつエイズが、なぜゲイの病気として始まったのか?』および『エイズの陰謀──彼らはゲイの身体にいったい何を入れたのか?』の著者)がとうに指摘していたことの裏付けでもある。
広く“HIV発見者”として知られる)について本書は、NIHのエイズ研究部門の最高責任者ロバート・ギャロ博士は、バンベリー会議に出席し、ここでなら認めても大丈夫と判断して、人工的にウイルスの遺伝子を変えることで、自然界には存在しない新しい致命的なウイルスをつくってしまったと告白した。
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アフリカ大陸、ブラジルおよびハイチでは、ますます毒性を強めた新しいタイプのエイズウイルスが増えている。
フォートデトリックとロスアラモスでは、現在、この新しいタイプのエイズウイルスの研究に着手している。まだ調査は初期段階にあるが、どうやらこの新しいウイルスは呼吸器を介して迅速に波及していく傾向をもつようである。
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HIVの発見を自認する米国・国立癌研究所のロバート・ギャロらの研究チームが1990年に、『サイエンス』誌(247巻、848頁)に「マウスの内在性レトロウイルスとの表現型混合によって拡張されたHIV-1の細胞親和性」と題する興味深い論文を発表している。
これはHIVが遺伝子治療用のヴェクターに使用される事態を想定して、試しにネズミの培養細胞に感染させたらどうなるかを観察したものだったが、結果、培養細胞に感染したHIVはその細胞の染色体内にあらかじめ潜伏していた別のレトロウイルス(=マウス内在性レトロウイルス)と《部品交換》(=表現型混合)を行なって、そうして誕生した新たなHIVは、これまでなら不可能だった呼吸器細胞などへの感染まで観察されたのである。
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ちなみにギャロが「新ウイルス製造」を告白したこのバンベリー会議は、1985年4月28日から5月1日にかけてバンベリー研究センターで開かれた。
そして以下に紹介するこの会議の公式スポンサーはほぼすべてが「オリンポスの神々」(後述)と関係の深い多国籍企業もしくは彼らのプライベートな財団であり、次いで紹介する寄付企業もまた「オリンポスの神々」の管理下で選ばれ、そのほとんどは医薬品業界のトップ企業ないしは遺伝子研究分野における中心的なリーダーで、すべての企業が何らかの形でデイヴィッド・ロックフェラー、ハリマン家、モルガン銀行と関係しているという。
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公式スポンサーは以下のとおり──
IBM アイ・ビー・エム
The Grace Foundation Inc グレース財団
Texaco Philanthropic Foundation Inc テキサコ慈善基金
The Chevron Fund シェブロン
The Dow Chemical Company ダウ・ケミカル
Exxon Corporation 現エクソン・モービル
Phillips Petroleum Foundation Inc 現コノコフィリップス
The Bristol Myers Fund Inc 現ブリストル・マイヤーズ・スクイブ財団
Rockwell International Corporation Trust ロックウェル・インターナショナル
The Procter and Gamble Company プロクター・アンド・ギャンブル
このほかに寄付援助している企業は以下のとおり──
E. L. du Pont de Nemours and Company デュポン
Hoffman-La Roche ホフマン・ラ・ロシュ
Monsanto Company モンサント
Agrigenics Corporation アグリジェニックス
Becton Dickinson and Company ベクトン・ディッキンソン
Ciba-Geigy Corporation 現チバ・スペシャルティ・ケミカルズ
Genetics Institute ジェネティクス・インスティチュート
Johnson and Johnson ジョンソン・エンド・ジョンソン
UpJohn Company 現ファルマシア・アップジョン
Genentech Inc ジェネンテック
American International アメリカン・インターナショナル
Biogen S.A. バイオジェン
Eli Lilly and Co イーライ・リリー
Pall Corporation ポール・コーポレーション
American Cyanamid Company 現BASF
Cetus Corporation シータス
Pfizer Inc ファイザー
CPC International Inc 現ベストフーズ
Smith Kline and French Laboratories 現スミスクライン・ビーチャム
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これらの組織はすべて将来の研究のために多額の寄付をしており、アメリカ政府もまたかなりの額を出資している。
しかし正確な金額は公表されておらず、どのように税金が使われたかを会計検査院に問い合わせても回答を得ることはできなかったという。
つづく
(続編)
金のなる木・エイズ 2012/10/11(木)
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