私の短歌・俳句・詩

目覚めよ!熟年諸君!

私の歌「水無瀬一人首」より 「 濡れ落ち葉に へばり付かれて たどるのは 耳鳴り不眠 病院通い 」 凄まじきもの。遂に、くだんの奥方は、精神科に通院しているそうですよ。 医者には、「原因は亭主。朝から亭主を家から追い出す以外に道は無い」と診断された…

歌を聴いてくれる人はいづこに?

私の歌集「水無瀬一人首」より 「 老楽に ようやく詠めし歌ひとつ 聴く人何処(いづこ) 文鳥のみか 」 宝くじ売場で、宝くじを購入した人が、売店の人に便箋一枚を渡して去った後、開きますと中には短歌が書かれていたとの話を聞きました。 私の場合は、短…

イッちゃんひとつ

私の歌集「水無瀬一人首」より 『 ベランダの ミニトマトの 初採りに イッちゃんひとつ 僕にもひとつ 』 初めてミニトマト二つが赤くなりました。マンマが、もいで私にも一つくれました。 初めてもぐのです。お互いに、子供の様に、ほおばる様に口の中に入れ…

白文鳥の短歌

私の短歌「水無瀬一人首」より 白文鳥 飛んで枕辺 ピピと鳴く かわゆいかわゆい めんこいめんこい (解説)私が体調が悪く伏せていると、私の枕辺に飛んできて鳴くのです。 「元気を出せよ!そして遊ぼうよ」と言っているようです。 尚、夜遊びした文鳥は、…

来年は熟年離婚元年?

『 暑苦し 春から亭主は濡れ落ち葉 恋しやアイスに昼ドラ・うたた寝 』 (解説)旦那が今春定年退職した奥さんの嘆きを偶然耳にする。 どうやら、旦那が現職の時の奥方は、旦那がいる時だけ、律儀な妻を演じていたらしい。 それが今春から旦那が毎日家にいる…

FMで放送された短歌

私の歌集「水無瀬一人首」より 【解説)今夏、偶々、黄色い小さな花を付けたトマトの苗を買いました。 半月後、良く見ると小さな青い実が付いているではありませんか。 近づいて見ますと、ぐんぐん伸びようとする、あのトマト特有の葉の香りがするのです。 …

短歌「終電の~~」

「終電の あかり見送り 見つめあう いざよう二人に 朝が来るかも」 (解説)JR高槻から阪急高槻市駅の最終電車に乗る都度、改札口に、はっきりしない若い男女がいるのです。 この日は、ホームで見かけました。あれ?最終電車が発車したのに二人とも乗ってい…

短歌「君とこそ~~」

「君とこそ 生まれ変わったらと 誰(たれ)ぞ言う 生まれ変わるも 我等は夫婦(めおと)」 (解説)松田聖子と郷ひろみが、生まれ変わったら一緒になろうと言っていますが、私達夫婦は、生まれ変わっても、やはり夫婦でいたいのです、と言う意味。私の友人の…