結構乙な味のしじみ御飯(大津・石山)


久しぶりに滋賀県に入った。
午前中、びわ湖バレーに上がり、琵琶湖を見下ろしてから、さて昼食はどこで何を食べるかだ。

びわ湖周辺で鮎の塩焼きは食べたくない。
生きたままの鮎を串刺しにし、炭火で焼くのだが、鮎の悶える姿を見てからというもの、滋賀で鮎などは到底食べる気にはなれない。

さて、それ以外に滋賀県では何が旨いのか?
そこで、地元の美味そうな店構えを道中で探すことにした。

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湖西の志賀から下り、琵琶湖大橋を渡り、湖東を走るも、それらしき飲食店は見当たらず。

更に下り、瀬田の大橋を西に渡るともう石山。
近江牛の店を見つけ、入りかけるも、肉屋さん。

更に瀬田川沿いを下り、遂には民家が途切れ、これでは宇治に行ってしまうので引き返す。

さて、マンマに「もうこれまでだから、今まで見た店構えの中で何処にしようか」と聞いたら、「石山寺のところの蕎麦屋」という。

そういうプロセスがあって、蕎麦屋の『小松屋』へ。
何しろ1時間半以上、うろうろ走り回って、ようやくだ。

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※画像は道沿いの東向きのものではなく、南側のもの。

場所は、瀬田川の西側沿いの道で、石山寺の有料駐車場の北に隣接している。

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※画像は店内から。右隣が石山寺有料駐車場。画像右端の紫色の看板は『石山寺』。画像の中央で左右に横切っているのは瀬田川の道路沿いの並木。向こうの山は瀬田川の東岸。


ここで二人共オーダーしたのが『しじみ御飯セット ざるそば付き』

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大して期待していなかったんだけど、これが結構乙なもの。

味噌汁は、田舎味噌だね。
食べログのコメでは赤だしと書いている人もいたけど。

この中にしじみが結構沈んでいる。
幼少時代食べたお袋のしじみの味噌汁の味だね。

ご飯の方には、いくらのてんこ盛り丼の如く、しじみのてんこ盛りに、更に箸で中を探ると、しじみしじみ。、しみじみとシジミだね。

普段食べているしじみだけれども、何か違ったものを食べているみたい。こんなしじみの食べ方もあったんですね。

特別には推薦しないけど、一度は食べてみるのも悪くはない。
※別皿でこの画像からはみ出し、パチリを忘れたのがわらび餅。


この御飯セットを食べ終わってから、ざるそばが出てきた。
これはざるそばではなく、皿そばだね。

手打ちのコシがいいとのコメもあったが、あれがコシかね?
単にゴソゴソ・モチモチ硬いだけで、ズルズルっとすすれない。

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湯温と湯がき時間がちょっとだけ足りないのか、それともつなぎで使っている小麦粉が違うのかな?



(※)今日1回目の更新記事
十月桜と寒緋桜