今日そうめんを食べましたか?
先日に6月30日は、夏越の大祓(おおはらへ)で和菓子『水無月』を食べ、邪気を祓いましたね。
(※)私のブログ記事
夏越の大祓の『水無月』 2015/7/1(水)
庶民にとっては夏の水はとても貴重で、ましてや氷など簡単に食べられるものではありません。そこで、宮中の貴族にならって氷をかたどった菓子が作られるようになりました。これが水無月です。水無月の三角形(ういろ)は氷室の氷片を表したもので、上の小豆は悪魔払いの意味を表しています。
今日の七夕は、流行り病にかからないようにソーメンを食べる日ですね。
食べましたかや? ヽ(´▽`)/ うちはこれからです。
今日、そうめんを食べる故事を書いた記事がありましたので、その一部を抜粋し、以下に掲載します。
七夕にそうめんを食べる!?由来はめちゃくちゃ歴史的!
そのルーツはなんと平安時代。
927年に延喜式という、宮中の作法と儀式を記した法典が作られたのですが、その中で、七夕にそうめんをお供え物にする事が定められています。
と言ってもその頃には、今みたいに油を使って手延べにしたそうめんはまだ生まれていません。当時食べられていたのは、索餅(さくべい)という、中国から伝来した麺料理。小麦粉と米粉を混ぜて作る麺だったと言われています。
ただ、その形状は分かっていません。一説によると、うどんよりも太い麺だったとか。この麺を醤(ひしお)や酢に付けて食べていたそうです。
この索餅は中国から伝来してきたものなのですが、中国の故事で、索餅を供えると流行病にかからないという言い伝えがあり、それにあやかって、七夕の行事食として日本にも根付いていきました。
どんな味なのか、平安時代にタイムスリップしてみたいものですね^^
歴史の中で、索餅がいつしかそうめんへと変わり、それが今でも七夕の行事食として食べられているんですね♪
七夕にそうめんを食べる意味!
前述の通り、元々そうめんは中国の言い伝え、「索餅を供えると病気にならない」を参考として食べられるようになりました。
しかし他にも沢山、七夕にそうめんを食べる意味があります。
例えば、そうめんは白い糸によく似ていますよね。
元々七夕は、乞巧奠(きこうでん)というお祭りで、着物を織る技術の上達が願われていました。この旗織と関係の深い食べ物として、そうめんが食べられるようになったのではないかという説があるんです。
着物織りが上手になりますようにと、そうめんを食べていたのでしょう。
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