依然と続くスーパーで購入するコメのリスク


昨年秋、民主党岡田君の大手スーパー・イオン(aeon)が消費者に中国産猛毒米を国産米に混ぜて販売し、刑事事件の被告になる立場なのに、逆にそれを記事にした週刊文春文藝春秋社を名誉毀損で訴えましたね。

このように流通業界では、産地偽装・猛毒農薬漬け・高濃度放射能汚染などの食品を販売することは当たり前で、何等罪の意識が無いのです。

要は儲かればいいのであり、消費者の健康や命はどうでもいいんです。
コメや野菜などは出来るなら生産者から直接購入がいいですね。

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またまたコメで産地偽装が発覚しましたね。
これ、氷山の一角。

コメ産地偽装 販売会社会長ら5人逮捕
日テレ< 2014年9月1日 15:33 >

大阪のコメ販売会社による産地偽装事件で、警察は1日、会長の男ら5人を逮捕した。

 不正競争防止法違反などの疑いで逮捕されたのは、「イオンライス」の会長・上田裕雄容疑者(59)と娘で社長・奈那美容疑者(31)、元取締役・石田久二容疑者(49)ら5人。

上田容疑者らは6月頃、中国産などのコメを混ぜた商品のパッケージに「国内産の米のみ使用」と表示して販売した疑いが持たれており、警察はこれまでに関係先を家宅捜索していた。

 警察の調べに対し、上田容疑者らは産地の偽装について認めているという。警察は、偽装を始めた経緯などについて詳しく調べる方針。


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以下は、NEWSポストセブンの今夏の記事から一部抜粋。
このような実態が今の中国。

中国の食品汚染 国内では港でコメ食べたスズメが死んで騒動
2014.08.03 16:00

事件は6月27日、宜昌市の明珠埠頭で起きたという。

一隻の貨物船から大量のコメがこぼれ、地面に散乱した。
それに20羽前後のスズメが群がり、ほとんど死んでしまったというのだ。

「食べ過ぎ……」というのは、この現象に対する説明として流されたものであった。(中略)

騒ぎが全国的な広がりを見せたことで新華社もこの問題を取り上げた。

7月3日の記事によれば、地元・宜昌市の政府が死亡したスズメを検査し、その結果として体内からカルポフランという農薬(殺虫剤)が検出されたことを公表し、同時に「食べ過ぎで死んだと答えた政府関係者については不明」と回答したという。

食品衛生部門もこの問題を重く受け止めたのだろう。7月2日には食品薬品検験検測センターがさらに詳しく現場に散乱したコメとその産地の土壌を検査している。

 その結果を踏まえて行った発表では、当然、「スズメは食べ過ぎで死んだのではない」ことが明らかとなったのだが、それに加えて「すでに産地の農地は封鎖され、その一帯で生産されたコメが市場に出回ることはない」ことも付け加えられた。

 それにしても不思議なのは、スズメを一瞬にして死に追いやってしまうほどの強烈な汚染がある現実と、それとコントラストを描くような当局の過剰ともいえる迅速な対応である。(中略)

事実、コメに関しては2013年春に広東省が業者に対して行った抜き打ち検査で、全18サンプルのうち8件が国の基準を上回るカドミウムを含んでいたことが明らかにされたばかりだ。(中略)

ただ、カドミウム汚染のコメという意味では、この時点でもはや中国の消費者には新しい問題ではなかった。

 というのもすでに2011年2月、中国の週刊誌『新世紀』が〈カドミウム汚染米の殺意〉というタイトルで大キャンペーンをはって社会問題としていたからだ。

 つまり、少なくとも2011年から今日まで、当局がどれほど厳しく取り締まっても実態は何も変わらなかったということなのだ。

この点が、一度大騒ぎすると社会の価値観が大きく変わる日本社会との違いだろう。(以下省略)





(参考)私の過去のブログ記事抜粋

スーパーでは産地偽装が当たり前  2014/1/30(木) 
スーパーマーケット業界では、産地偽装が当たり前の感覚ですね。
民主党政権時代、放射能食材を『食べて応援』というスローガンを掲げたものだから、輪をかけて遠慮なしに産地偽装しているのが現状。

食品流通業界の企業トップの連中は、輸入したものを国産だと偽って売ったら詐欺であるという感覚が無い。



風評でこそ身を守れる  2013.09.26 
高濃度の放射能鮮魚を販売している魚市場やスーパーの実態。
寧ろ風評の中に事実がある。