やり過ぎてしまったチークダンス

 
 
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   私の履歴書356
 
   留萌慕情(1)

着任二年目1988年12月11日(日曜日) のこと。
 
注1)この記事、ひんしゅくをかうかも
注2)以前のブログ記事・十勝川温泉での社内男女混浴については、←ここをクリック
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観楓会11月に済ませ、この時は札幌営業所の忘年会でしたね。
私のスケジュール上、この日にしかとれなかったから敢えて日曜日に一泊で開催。
 
この時の宴会の席の記憶は全く無いですね。
出張などで相当疲労していた上に、かなり飲んだからでしょう。

イメージ 2 二次会はホテル内のナイトイン。
 
ここの舞台で男女社員同士夫々交互にチークダンスをしましたね。
 
注)右の写真は洞爺サンパレスのナイトシアターです。章月の場合もこれとほぼ同じでした。
 
私、一曲目に亜子(当時20歳)と踊りました。
宴会で熱燗を結構飲みましたからちょっと酩酊気味。
 
亜子も私も浴衣姿。
 
大きな丸いGクッションが私の胸下に当たる。
亜子はノーブラ。ショーツ1枚のみに浴衣。
 
非倫理的現象に必至に耐える私。
「おとなしく! おとなしく!」と。
 
我の理性と煩悩との葛藤・矛盾。
辛うじて押さえるも亜子のお腹に時には当たる。
 
亜子 「所長!!」
私 「すまん!すまん!」 
 
二曲目がナイスボデーの世子(当時23歳)と。
浴衣の世子は、無言で私をチラリと見上げます。
 
ここでも私、「すまん!すまん!」
 
直ぐに沈静化しないのが男の性(さが)。
必至に『静まれ!』と祈りました。
 
三曲目が色白の由紀(当時25歳)ちゃん。
浴衣の由紀ちゃんは、最初から腰を引きます。

誰が見てもへっぴり腰。
観客席からは嘲笑に近いヤジ。
 
これじゃ遺憾! 観客のご期待に沿わなきゃ!
腰に回している左手に力を込め、グイと抱き寄せました。
 
もがく由紀ちゃん。
更に力を込めた私。
 
二人は完全密着。
あゝ、自制の糸は切れてしまう。
 
由紀ちゃんは、憤怒の形相で私を見上げます。
私の抱えている手や腕を力一杯つねりながら。
 
爪を立てて。
何度も何度も。
 
ニコニコしている私。
痛くても痛いはずはない。
 
突然彼女の下半身は火が点いたように熱くなり、吐息も熱風に豹変。「所長、私、もう駄目!」
 
これは拙い!やり過ぎた!と思った時には遅かったですね。
 
彼女の全身から力が抜けていき、全てを私に預けました。
そして彼女は私の浴衣の隙間の裸の胸に顔を埋めたのです。
 
私は等身大のお人形さんを抱きかかえている姿でしょうね。
テーブル席では、それまでの嘲笑ヤジから拍手喝采に変わりました。
 
それから30分後、ここでの二次会が終って、全員部屋に引き揚げました。
処が、由紀ちゃんが見当たらないと騒いでいます。
 
暫らくしてから「由紀ちゃんが見つかった」というので駆けつけました。由紀ちゃんは、ワーワー泣いています。大きな柱にもたれ、フロアー絨毯にべったりと座りながら。
 
私 「どうしたの?」と近づこうとしましたら止められました。
草間君 「所長は部屋に戻って下さい」
私 「どうして?」
草間君 「とにかく所長は近づかないで下さい。私がなんとかしますから」
 
鈍感な私、何がどうなっているのか分からない。
ともかく部屋に戻って皆と四方山話をしていました。
 
ここ1時間ほど経ってからでしょうか。
草間君が帰ってきました。
 
草間君 「由紀ちゃんを部屋に連れて行き、布団に寝かせました」
私 「由紀ちゃんはどうして泣いたの?」
草間君 「その話は後日にしましょう」

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注)画像は洞爺サンパレスのラウンジ
 
翌朝の由紀ちゃんは伏目がちですが、いつもの由紀ちゃんに戻っていました。休み明けの由紀ちゃんも、いつもの由紀ちゃんでほっとしました。
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処が、あのホテルでの由紀ちゃんとのチークダンスが、旭川での思わぬ事態への発端となったのでした。
 
 注3)写真は、『カラカミ観光㈱洞爺サンパレス』の許可を頂いて掲載しております。



(続きは)
私の履歴書・357 まさか同じ事態に陥るとは   留萌慕情(2)
私を冷やかす人妻・伊織さんも。