コソ泥はハイエナに変身

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寒い日が続き、室温20℃を切りますと、白文鳥のピピは、チョンチョン歩いてきて足元で鳴きます。
ファンヒーターをもっと強く燃やせ!って。
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さて、
前回のあらすじ
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スーパー・マリオで徹夜の我等。
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「門前の小僧 習わぬ経を読む」でしたね。


私の履歴書・223

1986年

5月の自動車税支払いで、月次決算は若干の赤字。
以後、黒字の月次決算が続きました。

軌道に乗ったのです。

それ故か、月例役員会で総帥太秦社長から、急遽の指示。

岡山営業所の土地を探せ!

それまでのウズマサ㈱岡山営業所は、岡山市内で賃貸事務所でした。
この営業所と、我社(略称CMU)がこれから新設する岡山事業所とが同居する為です。

早速岡山に。

既存の建物付き土地の情報を先ず入手。
会社の不動産を購入する場合の太秦社長は、既存の社屋付きの土地を叩き倒すのが通例。

だが気に入る物件と価格条件のものが無い。

私の狙った場所は、岡山駅南隣の大元駅西側の一帯(岡山市野田町・大元上町・上中野町・今町)。
県道21号線(岡山⇔児島線)から一筋から二筋入った土地。

当時、この瀬戸大橋から繋がる県道の拡張工事。
それとこの県道にクロスする岡山バイパスも工事中(国道2号線1967年着工1999年全線開通)。

売られている土地は、田んぼに盛り土をした土地や、未だ稲穂のままの土地。
一区画が300坪前後か500坪前後。

坪単価が18,000円前後でしたね。
安かったです。

瀬戸大橋開通(1978年着工 1988年開通)は二年後。
開通しましたら、土地価格は三倍弱の5万円は超えると見ました。

ここで、300坪の場合と500坪の場合の二つの試案書を作成。
建屋の設計書・建築費・土地整備費の概算書、CMU岡山での事業計画書添付。

この件で岡山には五度程出張しました。
当時のウズマサ㈱岡山営業所の所長は、例の元大阪支店課長だった津山君。

その都度、彼の自宅マンションに泊まりました。
彼の奥さん、背が低く丸ポチャ。

いつも明るく朗らかでしたね。
その都度、津山君と飲んではつぶれて朝。

然し、この物件に関しての総帥太秦社長の決裁はなかなか下りず。
時間がどんどん過ぎて行きました。

岡山での計画書を何度書き直しても了解は得られず。
結局は、私がCMUに勤務中は決裁が下りず。

購入したのが、私が広島を去ってから三年後。
同じ地区の更地を購入。それに社屋を新築で。

瀬戸大橋が開通してからですからね。
土地価格は、予想通り三倍に跳ね上がっていました。

尚、その時のウズマサ㈱岡山営業所の所長は交替し、東京時代の金魚糞の平間君が所長に。


さてさてその頃、

月次決算の数字がおかしいことに気がつきました。

経費の何がどう変化したのか?
なかなか原因をつかめなかったのです。

まさか!

家賃が倍の60万円! 
それまで、我社がウズマサ㈱広島営業所に支払う家賃は月30万円。


記帳の間違いでは?
グループ会社管理室池内室長に確認しました。

「水無瀬常務、この家賃は広島営業所から来た請求通りですよ。
小橋所長との間で話がついているものと思いましたよ」

広島営業所の小橋所長の指示で、私に何の連絡も無しに家賃が倍額に!

「小橋所長、家賃が60万円なんてひどいじゃないですか。それも闇で」

「すまん、すまん。実は広島営業所が赤字なのだよ。
黒字の君の会社で赤字の一部を補填してもらおうと思って」

「そんな馬鹿な話って何処の世界で通用するのですか?」

「君の会社には事務所と二階の独身寮二部屋を貸している。
その部屋代を貰っていなかったし」

「ちょっと待って下さい。この広島営業所の本社に支払う毎月の家賃は二階や倉庫・駐車場も合わせて全体で80万円ですね。その内の8割近い60万円を何故我社が払わなきゃならないのですか?」

「目に見えない経費が色々とかかっているから、この線は譲れない」
数年前のコソ泥から、今度はハイエナに!

グループ会社管理室池内室長に相談するも、その回答は
「現地同士で解決してくれ! こちらはタッチ出来ない」

月間60万円の家賃なら、自社で土地建物を購入した方が安くつく。
然し、今買うには金が無い。岡山の土地価格とは雲泥の差。

見てろよ! その内、大手を振ってこの事務所を出て行くから!