大衆操縦マニュアル


ブログで記事にしなかったものを今回敢えて掲載します。
それにしても人間の心理を突いた素晴らしい内容です。
私達はまんまと彼らの手の平で泳いでいることがよく分かります。

『シオン賢者の議定書』略解

「3S政策」とは、

Screen(スクリーン=映画)、
Sport(スポーツ=プロスポーツ)、
Sex(セックス=性産業)
 
を用いて大衆の関心を政治に向けさせないようにする愚民政策だと言われています。

この「3S政策」というのは『シオン賢者の議定書』(ユダヤプロトコール)という文書の中に出てくる政策です。

「秘密権力の世界征服計画書」とまで言われていましたが、後に『シオン賢者の議定書』なるものが偽書であると評価を下されてからは、ひっそりと陰謀論者にだけ語り継がれることになります。
 
しかし書かれている内容は、偽書であろうとなかろうと関係なく驚愕せざるを得ないものです。これほど人間の根源的な趣味思考を分析し、具体的に支配者の立場で書かれたものはないと思います。
 
第一の議定書から第24の議定書までに至る、膨大な人身操作術には目を見張るものがあります。 ほんの一部を抜粋すると、
 
[第一議定]より
 
権力は力にあり
 善良な性質の人間より先天的に不良な人間の数のほうが多いので、学理上の議論によるよりは強制的威嚇を用いたほうがはるかに政治上好成績をもたらすのである。 
 
人間はみな権力を求て懸命に努力する。 
だれも可能なら独裁者になろうと欲する。

  したがって自己の利益のためには、他人の幸福を犠牲にすることは辞さないものだ。
 
人間と呼ばれる猛獣を抑制し指導してきたものはなんだろうか。 
 
  社会構成の始まりにおいて人間は粗野で盲目的な力に服したが、のちには法律に服するようになった。 
 
  しかしこの法律もまた仮面をかぶった力にほかならない。 
つまり結論は、自然の法則によれば、権力は力にあると言わなければならない。 ----

 商工業の競争と黄金崇拝
ユダヤ人がこのことに気づかないようにするためには、彼らの心を商業と工業方面に向けなければならない。 
 
 このようにすれば、各国の非ユダヤ人たちは、眼中に国家なく社会なく、ただ自分の利得のみを追い、利害戦に夢中になって、自己の敵に気づかなくなるであろう。
 
元来、政治問題については、社会一般が知る必要はなく、ただ指導者のみが知っていればよいのである。 
 
これが第一の秘訣である。

政権掌握に必要な第二の秘訣は、諸国民の欠点、すなわち風俗、習慣、欲望、社会生活基準を煩雑にすることによって選択を困難にさせ、お互いに理解することができないような混沌状態におとしいれることである。 -----
 
飢えが引き起こす貧困と嫉妬と憎悪によって、われわれは群集を動かし、かれらの手を使ってわれらが行く手を阻む者すべてを掃討するであろう。
 
他人よりも優位に立とうとする激烈な闘争と、経済生活に加えられた打撃とは、薄情冷酷きわまりないな社会を生み出すだろう、

 いたる所で腐敗が広まっている社会、富者だけが詐欺同然の悪賢い奇策に富んだ社会、たるみ切った社会、道徳が進んで守られるのではなく懲罰厳罰によって維持される社会、
 
信仰心や愛国心が無国境主義的信念に一掃された社会に、どんな種類の統制支配なら適用できるか?
 
あとで述べるような専制支配以外に、どんな支配形態ならこのような社会にあてはめられるか?
 
われわれは社会の全勢力をこの手に掌握せんがため強力に集中化した政府を樹立しようと思う。われわれは新たな法律によって、国民の政治生活すべてを手加減することなく律しようと思う。
 
加えるに、巧妙に仕組まれた学説と詭弁により、社会生活の制約やその他ありとあらゆる方便により、あるいは、ゴイム(愚民)にはまるで解らない手段を動員して、群集や個々人を支配する技術は、他の技術と相並んでわれらが支配の中枢である専門家がもともと手中にしていたものである。
 
ほんの一時は、われわれが全世界のゴイム(愚民)連合にうまくしてやられることもあったやも知れぬが、ゴイムの間には今では決して取り返しのつかぬほど深く根を張った不一致があるので、われわれはついぞ危険にさらされずにいる。

われわれは、ゴイム(愚民)を宗教的・人種的憎悪によって個人も国民も対立反目応報を繰り返すように仕組んだ。
 
重要なことは、われわれの都合からいえば、人民の焔(ほむら、火群)を抑えることよりも燃え上らせることである。
 
さらに重要なことは、他人の考えを根絶するよりは、その考えをすばやく掴みとり、われわれに都合がよいように翻案することである。
 
統治に成功するのに必要な第二の秘訣は、次のことにかかっている。

すなわち、広い範囲にわたり国民の欠点、習慣、情欲、市民生活の状態を増殖させ混沌に陥れ、その中にあっては自分がどこにいるのか見当がとれない有様にさせると、その結果、人民相互の理解ができなくなる。
 
これこそ別の意味でわれらにとっては有利なこととなる。
 
すなわち、諸党派の中に軋轢の種子を蒔き、まだわれわれに従わおうとしない集団を撹乱し、どの程度のものであれわれわれの仕事を妨害するような個人の企てに対して片っ端から気勢をそぐことになるのである。(以上で抜粋終り)
2017-08-31


シオンの議定書」は、「共産主義者の宣言」に遅れて12年後の講演著述であるということになる。これを大きな歴史の流れで見れば「ほぼ同時代」ということになる。

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