パカパカ1998/11/07黒い弾丸
私の履歴書 50代編
神の黙示 パカパカ
1998/11/07黒い弾丸
1998/11/07の夢馬券です。
週半ば、神の黙示があり、それを解釈すると、今度の日曜日の東京メイン『アルゼンチン共和国杯(GII)』は、馬番2ユーセイトップラン(12番人気)が来ると確信。
前日の土曜日は若干負け。
この日は雨が降りそうな曇り。
後楽園ウインズに朝から出かけるも、ちっとも及びでない。
昼過ぎに東京メインを事前購入しておく。
この時は5万円ほど負けていたので各々@100円と記す。
とうとうメインレースになった。
前日とこの日の10レースまでの累積損は10万円弱。
やれやれ、今月はまだまだ残日数がある。単身赴任者としては月前半で金が無くなるということは、この月、ご飯をまともに食べれないことになる。
絶望でしたね。
一時的に時雨れたが、午後3時頃は上がっていた。
WINSの外も、モニターの画面も、ぐっと薄暗い。
うっとおしい。
そして薄暗い中、東京メインはスタート。
私の軸馬の2番は最後尾を追走。
4コーナー大外を回る。
こりゃだめだ!
届かない!
届いた試しがない。
絶望の2乗!
処が、処が、突然!
大外の黒っぽい馬1頭だけが弾丸の如く駆けだした。
あの馬は何だ!
な、なんと馬番2だ!
大外から、ビュービュービューン!
直線で攻防している他の馬をしり目に。
最後は10番人気馬番6エーピーランドとのせめぎ合い。
鼻差でゴール!1着!
2着には馬番6エーピーランド。
12番人気に10番人気だ。
(結果)
1998年11月7日(土) 5回東京1日 15:25発走
第36回アルゼンチン共和国杯(GII)馬連 2-8 41,270円
目の前の太って色白のおばさんがもろ手で万歳!
亭主とハグどころか抱き合っている感じ。
ゲットは100円投入分。
それを羨望の目で見やる私。
あの黒い弾丸如きの走りに圧倒され、自分がその馬2番から流していることなど頭からすっ飛んでいた。
馬券を捨てようと思ったが、残念無念の再度の見直し。
あ~ァ、夕食は残り物があるとしても、明日からは・・・。
寂しい!
ふと、「あれっ?」
何となく馬券を見ると、馬番「2」からほぼ総流しではないか。
紐に「6」はあるか!?
何度も確認した。
「2-6」
「ウハァ~! やった!」と僕も小躍り。
向かいのそのおばさんも、こちらを向いてニコニコ。
では残る外れ馬券を捨てようか。
と捨てかかるも、ここは余裕。
再点検したら、何と、「2-6」がもう一枚あるではないか!
二枚で8万円ちょっとの回収。
これで2日間トータル1万5千円の負けで済んだのでした。
こ、これで、餓死せずにすんだのでした。
(レース ユーチューブ)