放射能入り野生きのこ流通

やはり基準値の3倍の300ベクレルもある放射能キノコが流通していた。

果たして被爆野菜は、今回発覚したキノコだけであろうか。

食品業界という代物は、消費者の健康などは考慮していないということを常に念頭におかなければならない。

例へば、農家では自家消費の野菜は無農薬で作るが、出荷する野菜は農薬まみれであることは何も今始まったことではない。


産地偽装はスーパーでも日常茶飯事。放射能だらけの野菜や魚を買い叩いて別の産地名シールを貼って通常価格で販売する。

自分や家族を守るためには、先ずは自分の目を養うことと、出来れば信頼できる農家や生産地からの直接購入であろう。


野生キノコ「サクラシメジ」から基準値超える放射性物質・販売施設が自主回収 山形 さくらんぼテレビ 9/22(土) 18:47配信


山形県大江町尾花沢市で販売された野生キノコ「サクラシメジ」から、基準値を超える放射性セシウムが検出されたことが分かった。これは、厚生労働省が9月19日に行なった買い上げ調査で判明した。

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県によると、大江町の「道の駅おおえ」では、販売していた山形市産のサクラシメジから基準値の3倍にあたる1キロあたり300ベクレルの放射性セシウムが検出された。すでに1箱350グラム入りが6箱販売され、現在自主回収を進めている。

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また、尾花沢市の「道の駅尾花沢」で販売していた市内産のサクラシメジからも、基準値を超える放射性セシウムが検出された。こちらの販売は、厚生労働省が調査のため買い上げたものに限られ、他への流通はないという。

県は25日以降に山形市尾花沢市とその周辺市町から採取した検体を調べ、基準値を超えた場合、採取地の市と町に野生キノコ全てについて出荷の自粛を要請する。



(参考)
『消えぬドイツの森林放射能汚染』  2018/8/1(水)

Radioactive wild boar roaming the forests of Germany
ドイツの森林を徘徊する放射性野生イノシシ
(日本のイノシシの場合の放射能

チェルノブイリでの欧州に学ぶ』 2018/7/17(火) 
セシウムは粘土鉱物に結合するため、ほとんどの土壌で移動性はない。テスト(1997年頃)では、この地域の樹木中のセシウム137濃度が上昇し続けていることを示している。

『一度体内に入った放射能の影響は消えない』 2011/8/2(火)
放射能は一旦体内に入ってしまえば、がん細胞の元となる細胞を作ってしまう。拠って、以後、体内の放射能が全部排出されたとしても、この細胞は残る。

『除草剤ラウンドアップ:莫大な賠償命令』 2018/9/11(火)