秋田由利牛を食す

盆中、本荘でも飲食店が結構盆休。
開店しているところを探すのは面倒だから、由利本荘市文化交流館 カダーレ(註1)の建物の中のレストラン花てまり(註2)に息子と入りました。

 (画像)駅前通りより、ガダーレ正面玄関を2013年にパチリ

私は前日も食べた秋田由利牛ハンバーグ。
本当はステーキが好きなのですが、敢えて歯に負担のかからないもの。ひき肉全体が柔らかく、然も焼き方も頃合いで、口の中では肉汁の甘味が滲み出て美味しい。
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息子は秋田由利牛カレーライス。
同じく、美味しいと称賛していました。
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今夏、『秋田由利牛』(註3)というブランドがあったことを始めて知りました。
秋田由利牛マスコットキャラクターの愛称が「ゆりべこちゃん」

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そうそう、本荘の空き家の庭のアメリカフヨウ。これまでは到着した時に咲いていなくても、滞在中は咲いたものですが今夏は最後までつぼみのまゝ。
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今夏、雨が少ない故に花が開かなかったとのこと。そういえば、例年、お盆には花が散っているアガパンサスが咲いていましたから、遅れていたんですね。柿の青い実は、何故か昨年と同様、たわわでした。

(昨年盆中のアメリカフヨウ)

※象潟・小砂川の岩牡蠣を堪能す 2017/8/22(火) 


(註1)由利本荘市文化交流館 カダーレ
秋田県由利本荘市にある複合公共施設。
JR羽後本荘駅から徒歩5分。
1996年に移転した由利組合総合病院の跡地に建設され、2011年(平成23年)12月19日に開館した。
大きく分けて、文化ホール、図書館、交流活動施設、教育学習施設、店舗施設(物産館「ゆりぷらざ」ほか)、わいわいストリートのゾーンからなる。図書館は約22万冊の蔵書が収納可能である。


(註3)秋田由利牛振興協議会
秋田由利牛の地域団体商標登録の経緯 【秋田由利牛振興協議会】
「秋田由利牛」の生産地である由利地域は鳥海山の麓にあり、中でも「秋田由利牛」の生産が盛んな鳥海高原は、昼夜の温度差が激しく、良質の牧草が豊富に育つ地域です。また、鳥海山の雪解け水は多くのミネラルを有しており、この地域の牛は栄養満点の牧草と水によって肥育されております。

 さらに、秋田県が米どころとして知られるように、この地域では稲わらが豊富であり、また、米を飼料として牛に与えています。

 このように、地域内においてほとんどの飼料を自給することができると言う恵まれた環境の下で、由利地域は秋田県内随一の子牛の産地として、その名声を誇ってきました。繁殖牛を非常に多く有し、年間約2,500頭もの子牛を出荷しています。つまり由利地域では、他地域のブランド牛とは異なり、繁殖から飼育、肥育に至るまで、地域内で一貫して行うことができると言うことです。

 しかし、そもそも秋田県では牛肉を食べる文化が定着しておらず、「比内地鶏」等に代表されるように、鶏肉や豚肉を好んで食べる傾向が強く、その関係もあってか、出荷される子牛の7~8割が県外に流出し、多くが他の銘柄牛として肥育され、販売されているのが現状です。