血族結婚で生まれるバブル・チルドレン


偶々、イスラエルユダヤ系)は血族結婚が多いという記事に出会い、直ぐに、成程と思いました。ユダヤ系の特徴は、資産を守るために同族同士で結婚するんですね。その結果、免疫力の無い子が生まれるんですね。

血族結婚と言えば、先ずは欧州貴族。古くは、オーストリアとスペインの両パプスブルゲ家が血族結婚の繰り返しで、両家共に子が出来ず、或いは、虚弱児で死亡し、血族としては途絶えましたが、両家共にフランスのブルボン家から王様を迎え、パプスブルゲ家としては今も存続しています。

 日本書紀では、天地創造イザナギ(兄、男神)とイザナミ(妹、女神)の兄妹夫婦神が、四国や本州などの8つの大島+6島を産み、次に風・火や夫婦の神など合計35神産みます。(註1)

 但し、最初の子はヒルコと称し、ヒルのような骨のない子でした。血族結婚による弊害が出たんですね。
 尚、イザナギはアマテラスやスサノオ等多くの神の父神であり、神武天皇の7代先祖とされている。

それと。古来、天皇家ですね。但し、今上天皇が美智子妃を迎えた理由として、当時、血族・同族結婚で血が濃くなりすぎ、馬鹿な子や虚弱児(大正天皇)しか生まれないから皇族以外から迎えたとの記事を読んだ記憶があります。然し、どうやらこれはプロパガンダですね。米国の指示で二人は成婚されたものと思われます。

さて、その記事の一部抜粋

Israel Has Twice as Many 'Bubble Children' Compared to Western Countries

イスラエルは西側諸国に比べ、「バブル・チルドレン」(註2)を2倍も多く持っている

(註2)バブルベビー病 Bubble baby disease
乳児の重症複合免疫不全症候群(severe combined immunodeficiency):患者はカプセル(bubble)型無菌室で育てられる.

The rare genetic condition, in which children are born with no immune defense, is almost always found only in children born to parents who are relatives

子供が免疫防御なしで生まれている珍しい遺伝的状態は、親戚同士である両親(血族結婚)から生まれた子供にしかほとんど見られない

The truth about the incidence of SCID in Israel was only recently discovered, through a survey specifically designed to identify such cases that provided the first precise data on the incidence of the disease.

イスラエルにおけるSCID(註3)の発生率に関する真実は、病気の発生率に関する最初の正確なデータを提供したそのような症例を特定するために特別に考案された調査を通じて、最近発見されたばかりである。

(註3)SCID
《severe combined immunodeficiency》重度複合免疫不全症。免疫を作るためのT細胞ができないため、軽度のウイルス感染でも死に至る。新生児に多い。

Babies born with SCID simply have no immune defense and are unable to fight viruses, bacteria or fungi. They suffer from a wide range of chronic diseases and rarely survive for more than a year. Their only hope lies in a transplant of the bone marrow that produces the white blood cells. In the interim, to survive in the modern world, children with the condition are confined to sterile environments – which in the past was typically a plastic bubble, hence the soubriquet bubble child.

SCIDで生まれたばかりの赤ちゃんは、単に免疫防御を持たず、ウイルス、細菌、または真菌と戦うことができません。彼らは広範な慢性疾患に苦しんでおり、1年以上生き残ることはめったにありません。

彼らの唯一の希望は、白血球を産生する骨髄の移植にあります。その間、この世で生き残るためには、子供は無菌環境に閉じ込められた状態のままです。

In 90 percent of the bubble child cases, the children are the result of marriage between relatives, and the immediate diagnosis through the screening allows their lives to be saved, Somech said.

バブルの子どもの90%は親戚の結婚(血族結婚)の結果であり、スクリーニング(註4)による即座の診断で、バブルの子供たちの命を救うことができる、とSomechは言いました。

(註4)スクリーニング
症状が現れる前に病気を発見するための検査


Missing babies: Israel's Yemenite children affair
失われた赤ちゃん:イスラエルのイエメン人の子供事件

BBC:2017年6月21日

Some reports talk of children disappearing after visits to the camps by wealthy American Jews.Estimates of the number of missing children range from hundreds to thousands.

裕福なアメリカのユダヤ人がキャンプを訪れた後に消えていく子どもたちについての報告もある。行方不明の子供の数の推定値は数百から数千に及ぶ。

In many cases the parents believe their children were really kidnapped and given or sold to families of European Jews - occasionally Holocaust survivors who had lost their children - or Americans.

多くの場合、両親は、子供たちが実際に誘拐され、ヨーロッパのユダヤ人の家族にあげられ、或いは売られたと信じています。その家族とは、時には子供を失ったホロコーストの生存者であり、或いはアメリカ人です。

Another was a second death certificate, dated three years later than the first - long after Leah and her husband had been told their daughter had died.

もう1つはキリスト教に於ける第二の死亡鑑定書です。(註4)
死亡から3年後の最初の日付で、
リーアと夫が娘が死亡したと言われてからかなり後に

(註4)カトリックの祭事の場合、儀式で都度子供を生贄(いけにえ)にする。

Like Leah, most parents received no information about their child's grave.When they did, in some cases it transpired that the grave was empty, or DNA tests showed that the body was not theirs.

リーアのように、ほとんどの両親は自分の子供の墓に関する情報を知らせてもらえず。両親が墓の場所を知って墓に行くと、墓が空になっていたり、或いはDNA検査で遺体が死者本人のものではないことが判明したこともあります。

Three government inquiries have looked into the Yemenite Children Affair, as it is known, since the 1960s, and all have concluded that most children died of diseases and were buried without their parents being informed or involved.

政府の三つの調査機関がイエメン人の児童事件を調べています
。知られているように。1960年代から。

調査結果、ほとんどすべての子供は病気で亡くなり、両親に知らされたり関わったりせずに埋葬されたと結論づけています。

But many of the families involved suspect a cover-up and continue to believe that there was an organised operation to snatch children, involving health workers and government officials.

しかし、関係する家族の多くは、隠蔽を疑い、医療従事者(註5)と政府関係者を巻き込んだ子供たちを奪うための組織的な活動があると考え続けています。

(註5)医療業界では臓器の売買を行う。他方、ある国の高名な老王女は、健康維持のために女の子の生き血を吸うと言われている。


(参考)近親婚をバンバン繰り返す!? 欧州貴族の危険な結婚観(武将ジャパン)

(註1)知らなかった余談

神様は鳥からセックスを学んだ 下川 耿史

712(和銅5)年にできた『古事記』の場合、イザナギ(兄)が「自分には成り成りて成り余れるところがある」と語ったところ、イザナミ(妹)は「自分には成り成りて成り合わぬところがある」と答えたので、イザナギが「汝が身の成りあわぬところを刺し塞いで国生みをなさん」といって近親相姦したという。

こうして最初に淡路島が生まれ、続いて四国、九州、本州などが次々に生まれた。

その意味では「国生みの神話」は日本の発祥を示す根幹のエピソードだが、実はこの話には出典があって、紀元600年頃に成立した中国の『洞玄子』という本の中に、「天は左に転り、地は右に廻る。男唱えて女和し、上為して下従ふ。此れ物事の定理なり。故に必須男は左に転り、女は右に廻り、男は下に衝き、女は上に接すべし」という一節がある。

男が左回りで女が右回りという点など、『日本書紀』の記述は明らかにここから採られたと思われる。さらに付け加えると、『洞玄子』は古代中国の代表的な性の指南書である。つまり日本創世の神話は中国の性書からパクったものというわけである。

「(兄イザナギ、妹イザナミは)遂に交合せんとす。しかし、その術を知らず。時にセキレイありて、飛び来たりその首尾を揺す。二柱の神、それを見て学び、即ち交の道を得つ」(注)兄妹の二人は、セキレイから学んだ後背位で結ばれた。

たとえば静岡県三島地方や広島県などではセキレイを神の鳥と称し、みだりに捕まえてはならないものとされている。

その理由は神に交合の道を教えた万物の師であり、神の使い以上の存在とされているからという。

これに類する風習は熊本県南関地方や岐阜県高山地方でも報告されている(能田太郎編『肥後南ノ関動植物方言及民俗誌』一言社、ほか)。

『倭訓栞』は江戸時代中期の国学者谷川士清が著わした国語辞典だが、その中で士清は伊勢神宮の神衣である「大和錦」にはセキレイの模様があると指摘している。

小笠原流といえば室町時代から礼儀作法の流派

新婚初夜の決まりごともその一つで、寝所に比翼枕、犬張子、乱箱、守刀、セキレイ台などを置き、床盃が行われることになっている。それが終わると新婦が先に、新郎が続いて床に入るという。

イメージ 1
(画像説明)婚礼の有職造花:徳川将軍の婚礼に際して用意される品々を記した巻物。画像左上の赤〇で囲んだところに二羽の番の鶺鴒(セキレイ)を向かい合わせている。

セキレイ台というのは床飾りの一つで、全体は島の形をしている。台上にはセキレイの一つがいが飾られ、根固めとして岩が置かれているというものである。これもイザナギイザナミの故事に習ったもので、新婚夫婦が上気してうまくいかない時、これを見て落ち着くようにという配慮から置かれたものといわれている。

 江戸の町民も小笠原流にならったか、セキレイ台が結婚式の調度品として欠かせないものになった。