ちとやそっとでは変わらない性癖
その後楽園WINSでの話の前に、それまでの今でも明確に覚えている夢でレース結果を知らせてくれたことについて私のバカさ加減を述べておきます。
先ずはまともだったことから。
朝、博多駅から次の会議で広島に向かう新幹線車中で、それらしきオッズ数字を競馬ブックの東京メインレース『バレンタインステークス』の中で見つけましたが、広島では馬券を買うWINSが無いものと思い諦めていました。
広島駅では支店長が車で迎えに来ており、それに乗って駅前大橋を渡ると左側にWINSの文字が見えるではありませんか。早速車を停めてもらい、それらしきオッズの馬券を各千円で二点買いしました。
朝からの会議と研修が午後4時には終わり、電話でレース結果を聞いてびっくり。やはり夢のお告げ通り、競馬ブックの予想オッズの馬連が来て、然も払戻金は、予想の倍の17600円でした。これは二着に来たアサクサハポネスが何故か人気薄の13番人気だからでした。無論、私は17万6千円を手にしました。
然しながら、このように迷わず素直に当該馬券をいつも買えるわけではないんです。それは心の問題でしょうか。こうしようと意思しても、いざとなったら迷いが出る。思い切りの悪さと言おうか、下手な考え休むに似たりの典型的な例を二つ。
1996年9月15日(日)の神戸新聞杯でのことです。
夢のお告げの風景などから軸馬は馬番5のシロキタクロスと決定。更に情景から判断し、紐馬6頭を選び、6点張りで各1点に1万円ずつの計6万円を投入することにし、10万円を持って梅田のWINSに昼前出かけました。
WINSに着くなり、早速マークシートにその6点と金額を入れて、自動発売機の前でお金を入れようとしたのですが、何を思ったのか、もう一度検討してみようと思ったのが間違いのもと。
そして、馬番11アドマイヤビゴールは余り期待できないと考え、5-11の投票金額だけ半分の5千円に減額。それで済んだらまだマシでしたが、遂には5ー11のみカットし、残る5点の計5万円を投入しました。結果は5-11の1万円馬券で、当初の通りでしたら100万円なのに、夢と消えました。
バカと言おうか、アホと言おうか、このようなことが何度も起きるんですね。
いつだったかは忘れましたが、夢の中に同じように734.9の数字が現れました。これはオッズに違いないと思い、ひたすらメインレースのオッズ734.9を追い求めてていましたが見当たりません。
確か、それから三週目だったと思いますが、土曜日仙台に会議で出張し仙台宿泊。翌朝の帰路、ついでに遠回りして秋田の田舎のお袋に顔見世しておこうと思い、仙台⇒盛岡(田沢湖線・奥羽本線)⇒秋田の車中で競馬ブックを広げると、何と、メインレースのオッズに734.9倍の数字があるのです。
これだ! と思い、その場で直ぐにPHS電話をしたらいいものを、締め切りまで時間がまだ充分にあると思ったのが間違いの元。
この時は、電話投票の出来る子会社の部長に2万円を預けており、彼に電話連絡をすると彼がJRAに電話投票できるのです。
何を思ったのか私、彼に電話依頼をした内容は、9レースの7349のオッズの馬連に5千円投入でした。
豈(あに)図らんや、メインレースの方が予想オッツズ734.9倍が来て、払戻金は確か9万円弱。つまり450万円弱をとりにがしたのです。然し、そもそも夢のお告げはメインレースだけなのに、この時だけ何故に9レースに賭けたのか・・・。狂ったとしか言いようがありません。
これと似たようなケースは度々発生しましたし、今もそうです。つまり、人というものは、これではいかんと反省しても、いざやるときは従来通りのパターンの繰り返しですね。
ちとやそっとでは性癖は直らんものとつくづく思います。
m