孫娘の失敗と隣国の慣習


昨年暮れに孫たちのノロウイルス食中毒とインフルエンザ対策用に、高級紅茶をネットで贈った。毎朝飲むのと、ペットボトルに入れて学校給食後に飲むようにと。

我ら幼少時代からお茶を飲んでいると風邪をひきにくいと言われていたが、外国の文献によると、どうやら風邪の他にノロウイルスにも効果があるようだ。

東京でのこの一月下旬のこと、小学校の低学年の孫息子が友達四人と近くの公園で遊んでいたら、近所の同級生のインフルエンザの女の子が遊びに加わった。

その小学校では、インフルエンザに罹ったら5日間出校停止だという。その期間、軽い症状の女の子は家の中でじっとしておられず飛び出してきたのだ。

男の子の一人がペットボトルのお茶を飲み、孫息子に渡そうとしたとき、その女の子はそれを横取りし、自分が飲んでから、自分のものの如く飲む順番を指図し、全員にそのお茶を飲ませたそうだ。

きっちりその場の男の子全員はインフルエンザに感染。
孫息子も5日間出校停止で家の中でお遊びに夢中となった。

5日間も家の中で遊べる、それを羨ましく思った小学校高学年の孫娘、母親(娘)からマスクせずに弟(孫息子)に近づくなと厳命されているのに、マスク無しに孫息子にぴったりと寄り添う。

案の定、ご期待通り孫娘はインフルエンザに感染。
処が孫息子の軽い症状と違って夜中に高熱を発症。
汗だくだくで夜を明かす。

翌朝、孫娘を医者に連れていったら抗生剤をくれたという。その薬が効いたというよりも、恐らく前夜の発熱でウイルスが死んだからと思えるのだが、無論、その時も飲ませた紅茶の効果もあったと思えるが、ともかく、午後には平熱に下がったそうな。

これで孫娘は当初の目論み通り、五日間のお休みとなったが浮かぬ顔。
「あんなに高熱で苦しむとは思わなかった」と後悔しきり。

   ☆   ☆   ☆

公園での近所の女の子の他人のペットボトルを我が物の如く取り扱うのは、この時に限ったことではないようだ。孫息子の話によると、この女の子の『他人の物は自分の物。自分の物は自分の物』は日常茶飯事だという。

これはどうやら女の子の家庭での隣国の習慣か、それとも遺伝子のようだ。

この公園でのママ友同士では、各家に遊びに行くのだが、この女の子の母親が去ったあとは、必ず化粧品などの小物が一つ消えているそうな。口紅、香水、メイクブラシ、アイライナー、カラー付箋等。

何か月か後にその女の子と母親が再度遊びに来て去った後、キッチンの棚の奥や子供のおもちゃ箱等から、かって無くなった小物が出てくる。それも、香水の場合は空っぽになって。口紅の場合は、新品に近かったものが半分以上減った状態で。

私はその話を聞いて即座にピィ~ンときた。
呉 善花(お・そんふぁ)拓殖大学教授の回顧録だ。
それにオーストラリア留学中の女子学生の逸話だ。

≪呉 善花教授の回顧録より一部抜粋≫
韓国では親友や家族の間には、距離があってはいけない。私の物はあなたの物、あなたの物は私の物、それでこそ親密な間柄と言えるのである。だから友だちの間で「消しゴムを貸して」とか、いちいち「ありがとう」などと言うのは、とても失 礼なことなのだ。
『ある韓国人の日本に帰化する心とは』 2013/11/12(火)
http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/62255644.html

余談だが、
それにやはりその女の子の母親も、蓮舫のように命令したがるようだ。公園でのママ友同士の井戸端会議では、毎回その母親の20歳代から40歳代の男にモテて、然も男に命令する自慢話。

話から、それらの男の特徴はマザコン(mama's boy)。特に母親から甘やかされて育ち乳離れが出来ていなく、女性に母親の面影を求める。似非(えせ)母親に抱かれたがる。今や、情けない男だらけとも言えるし、春先に鳴くメス猫だらけとも言える。


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