自分だけ安全であるはずがない


愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ

(独: Otto Eduard Leopold Fürst von Bismarck-Schönhausen, 1815年4月1日 - 1898年7月30日)「鉄血宰相(独: Eiserner Kanzler)」の異名
Fools say they learn from experience; I prefer to learn from the experience of others.  

身近な諺としては人の振り見て我が振り直せ』とか『他山の石』でしょうか。英語ではLearn wisdom by faults of others.(他人の愚かさから英知を学び取れ)

その良き代表例
沖縄県児童学力躍進原因は秋田方式 2015/11/24(火) 
自分の県の児童の成績を上げるために、秋田方式を採り入れる。

人の振りを見ても何も感じない例
日本の夜はいつから安全になったのか 2016/5/22(日) 
河にワニがいることを知りながら泳ぐ娘たち


今回は、『河にワニがいることを知りながら泳ぐ娘たち』の年寄り版です。


今の時季、笹薮が危ないことは食べて美味しい笹竹が生えているエリアの人なら誰でも知っている。熊が柔らかで春の味覚・竹の子を食べに来る。然も、藪が隠れ蓑で見えない見られない。

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笹竹画像借入先

さて、そのニュース

タケノコ採りでクマに遭遇、男性死亡 秋田
日本テレビ系(NNN) 5月22日(日)20時35分配信

 秋田県鹿角市の山にタケノコ採りに出かけ、クマに遭遇した男性が遺体で発見された。
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死亡したのは、秋田県秋田市の高橋昇さん(78)。警察の調べによると、高橋さんは22日午前7時半ごろ、妻と2人で鹿角市十和田大湯の熊取牧場近くの笹やぶにタケノコ採りに入り、クマと遭遇。妻に「危ないから逃げろ」と言ったあと、行方がわからなくなった。

その後の捜索で、入山地点から約200メートルの場所で高橋さんの遺体が発見された。高橋さんの頭や脇腹にはクマにひっかかれたりかじられたりしたような痕があったという。

 現場近くでは、21日にもタケノコ採りに出かけてクマに襲われたとみられる男性(79)が遺体で見つかっている。

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私見
前日もこのエリアで熊に襲われたとみられる遺体が発見されているのだ。故に、いつものクマよけのチリンチリンでは熊が逃げないことを意味している。

と言っても、そもそもが笹薮で熊が逃げないのは、竹の子の季節でなくても笹薮の中の登山道を歩く多くの人が藪の中の熊を視ていることで明らかである。

かって北海道でのこと。札幌から函館に向かう道中の峠で、女子社員が小水のため熊笹の向こうに消えたとき、どんなに心配したことか。(註1)

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(註1)
私の履歴書・380
クマザサの中の女性用トイレ (世子とのドライブ①/③) 2011/6/20(月) 


(続編)
私の履歴書・381 気分は恋人同士の函館の夜 (世子とのドライブ ②/③)
私の履歴書・382 分からなかった会社を辞めたい理由(世子とのドライブ ③/③)

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ハンドメガホンで怒鳴ったり火薬銃を撃ちながらなら、熊は近寄らなかったかも。但し、子連れや手負いグマの場合は、この限りではありませんぞ。

(参考)
ハンドメガホン
アマゾンで1500円、2100円前後。

100円ショップ・ダイソーの火薬銃 (ユーチューブ)
結構大きな音が出るとか。96発付き。

モデルガン約350円のレミントン・デリンジャー型火薬銃!(ユーチューブ)

学校体育用品 スターターピストル
アマゾンで3300円、3700円前後



(余談)

歴史から学ぼうとしない代表的な男  2015/3/25(水) 

橋下市長、石の上に6年でも不能 2014/8/29(金) 
2008年橋下は大阪府教育委員会を「くそ教育委員会」と罵倒し、教育改革と称して民間から校長を抜擢。それから石の上にも3年の倍の6年。
小中学校の学力検査の結果は6年前と全く同じ。
6年もかけてのただ一つの功績は、チカン校長を輩出したことぐらいかね?

大阪犯罪都構想・・・トホホ・・・ 2013/9/5(木) 



(追記)2016.05.31
秋田県の同じエリアで今度は青森県の越境婆が熊に襲われる

東北の高齢男に老婆はノーテンキと言おうか、学習効果が無いと言おうか。

熊にやられて二人死んでいる程、竹の子が沢山採れると思ったんでしょうね。それに熊を恐れて誰も入山しないだろうと思い、採り放題とも思ったんでしょうね。

然しですね。熊に咬まれた傷の手当てで医者に行くんじゃないの? こんな危険を充分に知っていながらの我欲の場合の傷は健康保険を使えないように規則を変えなきゃ。

タケノコ採りの女性がクマにかまれけが 秋田
NHK 5月29日 17時11分
29日午前、秋田県鹿角市の山林でタケノコ採りをしていた78歳の女性がクマに襲われて軽いけがをしました。現場近くでは、今月に入って男性がクマに襲われて死亡したとみられる事故が2件相次いでいて、市は周辺に看板を設置するなどして注意を呼びかけています。

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29日午前9時前、鹿角市十和田大湯の山林で青森県の78歳の女性が50代の息子と2人でタケノコ採りをしていたところ、クマに襲われました。女性はとっさにクマの頭を蹴って逃げたということですが、その際、尻をかまれて全治1週間の軽いけがをしました。

警察によりますと、クマは体長およそ1メートル20センチほどで、女性はクマよけの鈴を鳴らしながらタケノコ採りをしていましたが、突然、襲われたということです。

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現場は県道からおよそ200メートル入った山林で、今月21日と22日には南西におよそ3キロ離れた地点でタケノコ採りの男性2人が相次いで死亡していて、クマに襲われたとみられています。鹿角市は現場の周辺に注意を呼びかける看板を立てるとともに、人が立ち入らないようひもを張りました。(以下省略)