はめられたドイツ
ベンジャミン・フリードマンの講演①『戦争の背景にあるもの』の続編です。
安倍政権による憲法改正後の日本はどうなるのか、ということを念頭に置いて読みましたら理解が深まるかも。
(語意)
(思想の一片)
"One million Arabs are not worth a Jewish fingernail." —Rabbi Yaacov Perrin, Feb. 27, 1994
「百万のアラブ人はユダヤ人の指の爪程の価値もない。」
-Rabbiヤーコブ・ペラン、1994年2月27日
"I want to tell you something very clear, don't worry about American pressure on Israel, we, the Jewish people control America, and the Americans know it."
—Ariel Sharon to Shimon Peres, October 3rd, 2001, as reported on Kol Yisrael radio.
「イスラエルへのアメリカの圧力を心配しないでください、あなたに非常に明確な何かを伝えたい。それは、私たちユダヤ人がアメリカをコントロールし、アメリカ人はそれを知っていることを。」—Ariel Sharon to Shimon Peres 2001年10月3日
ある亡命ユダヤ人が米国に警告
A Jewish Defector Warns America:
(A Jewish Defector Warns America: Benjamin Freedman Speaks on Zionism
略歴(注1)
ベンジャミン・H・フリードマンとは
1890年に生まれ、ニューヨークで成功したユダヤ人ビジネスマン。
彼は1度はウッドベリー石鹸会社の主な所有者でもあった。
フリードマン氏はバーナード・バルーク、サミュエル・アンターマイヤー、ウッドロウ・ウイルソン、フランクリン・ルーズベルト、ジョセフ・ケネディ、ジョン・F・ケネディなど時代を動かしていた人々と個人的に知り合いだった。
このスピーチは1961年にワシントンDCにあるウィラードホテルで愛国的な聴衆に向かってなされたもの。
★ ★ ★ ★ ★
ー英仏露のドイツに対して企んだ陰謀と理由
そこでですね、この敗戦の後に、次のようなことに気がついたとしたら……
アメリカにいる中国人、中国系市民が敗戦の原因だった。中国系市民がアメリカ人と一緒に忠実に仲間として暮らしてきたとのアメリカ人は思っていたのに、実は、中国系市民はアメリカをソ連に売り、中国系市民を通して、共産中国が対アメリカ戦争に参戦したのでした。
想像できます?
アメリカでは、中国系市民に対してどんな気持ちになるでしょうね?
私は、中国系市民が顔をさらして通りを歩けるとは思えませんね。彼らを可愛がってあげるために、都合のよいような街灯の数が足らないんじゃないですか。
私たちがどんな気持ちになるか想像してみてください。
そうです、これこそがドイツ人がユダヤ人に対して感じたことなのです。
ドイツはユダヤ人を受け入れ、非常に親切に扱ったのです。
今日、シオニズム関係の本を読むと出てくる、Nahum Sokolow(ネーハム・ソコロワ)や偉大な指導者、有名人たちは1919年から1923年の間に彼らの新聞すべてに書いていますし、出版物には彼らのコメントが満載されています。
それは「ドイツのユダヤ人に対する反感の原因は、アメリカを参戦させる仲立ちをしたユダヤ人によってドイツの敗戦がもたらされたのだとドイツ人が認識したことである」ということです。ユダヤ人自身がそれを認めていたのです。
ドイツ人は、1919年になって初めて、ユダヤの血はコカコーラやムンスタービールより苦い味がすることを発見したのです。
ドイツ人の悪感情はすべて政治的なもの、経済的なものだったのです。
宗教的なものでは絶対になかったのです。
そして、後の時代にドイツで広まった悪感情の原因はたった一つ。ドイツ人がドイツの惨敗がユダヤ人のせいであると認識していたことです。
また、ドイツに対して始められた第一次大戦自体が、ドイツの責任では無かったのです。有罪理由なし。ただ、ドイツが成功していたことが原因でしょうか。ドイツは大艦隊を建造しました。世界貿易を始めました。
ドイツ海軍はイギリス海軍と張り合うようになり、世界中で商売をして、誰に対しても値引き販売をすることができて、質の良い製品を製造できた……
その結果何が起こったのでしょうか?
イギリス、フランスとロシアの間にドイツを引き摺り下ろす陰謀が芽生えました。この3国がドイツを地図上から抹消してしまえと決心した妥当な理由を示すことができる歴史家が世界に何人いるでしょうか?一人もいないでしょう。
コーデル・ハルが1933年にHugo Schoenfeltというユダヤ人をヨーロッパに派遣し、政治犯の収容所を調査させました。Schoenfeltは国務省に文書を残しており、「政治犯は非常に良い状態である。体調もよく、皆がよい待遇を受けている。収容所は共産主義者で一杯である」とあります。
背景を時系列で述べましょう。
実際のところ、カイザー(皇帝)は戦争を終わらせてから、オランダに避難していたのです。ロシアであったように、共産主義者がドイツを乗っ取り、カイザーはロシアのツアー(ニコライ 2 世)と同じ運命が待っている思っていたからです。だから、安全を確保するためにオランダに逃がれていたわけです。
それは、ちょうどアメリカで、禁酒主義者がお酒に興味を持つ人々と戦っていたのと同じようなものでした。ドイツ人とユダヤ人はピストルで戦うことはなかったのです。これこそがドイツ人がユダヤ人と戦ったやり方でした。
ユダヤ人はこの事実を覆い隠そうとしました。自分たちがドイツを裏切ったことを、世界の人々に知らせたくなかったからです。ドイツ人はそのことに怒りを覚えました。
会議では、ドイツに対して、「ヒトラーを辞めさせろ。ユダヤ人すべてを元の地位に戻せ。それは、共産主義者であろうが、どんな人であろうがユダヤ人全部だ。ユダヤ人をこんなふうに扱っていいのか。そして、われわれ世界中のユダヤ人は、あなたたちドイツ人に最終通告をする」
ドイツ人がどのような返事をしたか想像できますか?そして、ユダヤ人が何をしたか?
そして、アメリカのユダヤの代表であり、会議全体の議長でもあったサミュエル・アンターマイヤー氏はアメリカに帰ってきました。同氏は、汽船から降りるとコロンビア放送のスタジオに直行して、米国全土に向かってラジオ放送を行いました。
放送では「世界中のユダヤ人がドイツに対して、今、聖戦を宣言します。われわれは、今、ドイツ人に対して聖なる戦いを行っています。そして、ドイツが降伏するまで、ドイツを飢えさせてやりしょう。ドイツは輸出に依存していますから、われわれの聖戦はドイツをつぶすでしょう。」
実際、ドイツの食糧の三分の二が輸入されていました。この輸入は、輸出で得た利益だけ頼るものだったのです。
だから、ドイツが輸出できないとなると、ドイツ人の三分の二が飢えることになります。ドイツには人口の三分の一を養うだけしか食糧がありませんでした。
さて、この聖戦宣言を私は今ここに持っています。
1933年のニューヨーク・タイムズの記事です。
サミュエル・アンターマイヤー氏は次のようにはっきりと言い放ったのです。「この経済ボイコットはわれわれの自衛手段であります。ルーズベルト大統領も国家復興政府でこれを支持しています。」
それにもかかわらず、国際ユダヤ人たちはドイツに対してボイコットを宣言したのです。
ボイコットは大変効果があり、「メードイン・ジャーマニー」と書かれた製品は世界中のどこの店でも一点たりとも見つけられないほどでした。
実際、私がウールワース株式会社の重役に聞いた話では、同社は数百万ドル相当の陶器やお皿を川に投げ捨て、店にやってきたお客が「メードイン・ジャーマニー」の文字がついた皿一枚でも見つけたりしたら、店はボイコットされたそうです。
南部では、店の前で、「ヒトラー」「殺人者」などなどのプラカードを持った人たちがピケを張り、座り込みデモのようなことがあったようです。
✩
綿のストッキングで、20年以上その店で扱われていたものだったんです。私は長年女性の脚を観察していましたし、初めて女性の脚をストッキングが包んでからは長い時間がたっていたのです。
私はMacyのボイコットを目撃しました。「殺人者」「ヒトラー主義者」などのプラカードを掲げて、何百人もの人が店の周りを行進したのです。
しかし、こんなことが行われている時でも、ドイツでは、それまでにユダヤ人の髪の毛一本さえも傷つけられてはいませんでした。苦痛も、飢餓も、殺人も、何もなかったのです。
ドイツ人なら当然次のように言うでしょう。「われわれに対してボイコットを宣言して、ドイツ国民を全部失業に追いやり、ドイツ産業を行き詰まりに追い込んだのは、そんな奴らは誰なんだ?」
ドイツ人は当然ながら恨みを持ちました。
ユダヤ人店主の店にスワスティカを落書きしたのですね。
ドイツ人なら、どうして、自分たちの国を飢えさせ、国際ユダヤ人たちに降伏させるようなボイコットをする側の店に行き、そこの店主にお金を払うでしょうか?
また、そのユダヤ人たちがドイツの首相を誰にするかまで指図しようとしているのです。
そうでしょ、おかしなことですよね。ボイコットは1938年までしばらくの間続きました。1938年にはポーランド出身のユダヤ人の若者がパリのドイツ大使館に入り込みドイツ職員を銃撃するという事件が起こりました。この事件こそがドイツ人がドイツのユダヤ人にひどい扱いをする端緒となったのです。
みなさんご存知でしょう。窓ガラスを割ったり、街頭闘争、などなどが起こったのですね。
私は「反セミズム」という言葉は嫌いです。意味がないからです。しかし、一般的にはいまだに何らかの意味があるので、私はこの言葉を使わざるを得ません。
このように、状況が収拾のつかないところまでゆくと、ユダヤ人とドイツは戦争で角を突き合わせて、どちらが勝つか決める必要があったからです。
同じことが、今のアメリカでも言えますね。「われわれが強くなければ、すぐにわれわれの番が回ってくる」
米政府は防衛費に83-4億ドルも支出しています。
誰に対しての防衛ですか?
ロシアを支配しているモスクワの4万人弱のユダヤ人に対する防衛ですよ。そして、彼らのずるいやり方で、世界の多くの国々の支配権を乗っ取っているのです。
✩
つづく (次回が最終回です)
(註1)略歴
シスVSエイリアン
(英文全文URL)
(文字起こしURL)
『デーヴィッド・アイク(David Icke)の情報』