日本国憲法改正に英国と北朝鮮が協力

（私見）

今回の北朝鮮の地下核実験は、日本国民に戦争勃発の危機感を助長させ、そして日本は軍備増強と安倍首相の唱える日本国憲法改正を促進するためのものであるとしたら、昨今の一連の動きが理解できる。

ご存知、国際金融資本の『米国外交問題評議会(CFR)』（註１）指揮下の『米戦略国際問題研究所（CSIS）』が対日謀略の指令塔である。

（註１）CFRは、WHO傘下で、米国傘下ではない。CFRの目的は、社会主義世界⇒ワンワールド主義（国際金融資本による世界統一政府の樹立）にある。

今回は、CFRの描くシナリオで英国政府が動き、英国政府が北朝鮮を動かし、北朝鮮が予定通り核実験をした。

その三日後、予定通り英国ファロン国防相が来日し中谷防衛大臣と会談。

再度北朝鮮の核の恐怖を日本国民に植え付けると同時に、日英の軍需産業の提携と日英米三国軍事同盟を図ることを示唆。

それを背景とし、安倍首相はCSISの指示通り、NHK 日曜討論で日本国憲法改正を宣言。今夏、衆参同日選挙で改正に必要な議席の３分の２獲得を期す。

無論憲法改正で、日本が自由に他国に攻め入ることが出来る体制を目論む。

他方、米国はグアムのB29を韓国上空で飛ばし、日本国民の危機感を煽り、憲法改正の必要性の背景を演出した。

これら一連の活動は、今回のみならず、北朝鮮のみならず、中国も更に日本を脅かし、日本国民に憲法改正と軍事力増強の必然性を認識させ、今夏の衆参同日選挙へと導く。

　　　　　　　　　　✩　　　　　✩　　　　　✩

以上のことは、時系列に考えたら理解出来る。

尚、北朝鮮が国際金融資本の意向で動いていることは、かっての米ドル偽札事件でも明らかである。

『米国と出来レースの北朝鮮』　2013/4/16(火)

http://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/61878489.html

北朝鮮が作ったと称された偽ドル札は実はCIAが作っていた。

ＣＩＡがアフリカの親米独裁国家を支援するために製造し、裏金として渡した。

偽ドル札を受け取ったアフリカの国々は、安い北朝鮮製武器を購入した際の支払いに偽ドル札を使い、それで偽ドル札が北朝鮮に渡った。

１月6日、シナリオ通り北朝鮮は核実験を実行。

その三日後、何故か英国ファロン国防相の来日と会議。

日英防衛相が会談北朝鮮の核実験を強く非難

1月9日 12時23分　NHK

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160109/k10010366121000.html

中谷防衛大臣は、日本を訪れているイギリスのファロン国防相と会談し、北朝鮮による核実験を強く非難するとともに、今後、日英両国の防衛協力を発展させていくことで一致しました。（中略）

そして、両大臣は北朝鮮による核実験について、深刻な脅威だとして強く非難するとともに、今後も積極的に情報の共有などを行い、連携を強化していくことで一致しました。

また、自衛隊とイギリス軍が、災害救援活動などの際に水や燃料を互いに提供できるようにするＡＣＳＡ＝物品役務相互提供協定について、早期の締結を目指すことを確認しました。（以後省略）

英国ハモンド外相とファロン国防相が横須賀の米軍基地訪問。

シナリオ通り日英軍事技術・軍事産業と日米英三国軍事同盟を示唆。

UK Delegates Deepen Cooperation, Partnerships Aboard Ronald Reagan

UK（英国）代表は、空母ロナルド・レーガンに搭乗し、協力とパートナーシップを深めます

http://www.navy.mil/submit/display.asp?story_id=92637

YOKOSUKA, Japan (NNS) -- The US Navy's only forward-deployed aircraft carrier, USS Ronald Reagan (CVN 76), hosted nine officials from the United Kingdom (UK), Jan. 8.

横須賀、日本（NNS） - 　１月８日、英国（UK）政府要人９名は、横須賀基地の米海軍唯一の前方展開空母ロナルド・レーガン（CVN 76）に搭乗した。

（注）英国ハモンド外相とファロン国防相ともに。

（人名）

Rear Adm. John Alexander, commander, Battle Force 7th Fleet, and Capt. Brett Crozier, Ronald Reagan's executive officer, welcomed aboard the Right Honourable (Rt. Hon.) Philip Hammond, Member of Parliament (MP), Secretary of Foreign and Commonwealth Affairs, the Rt.

（中略）

"Our presence today demonstrates our commitment to the three-way alliance between Japan, the United States and the United Kingdom to helping preserve the stability in this particular region," said Fallon.

「私たち（英国）の今日の存在は、この特定の地域（アジア太平洋地域）の安定を維持する助けとして日本と米国と英国間の三方同盟への関与を証明している｣とファロンは言いました。

"Japan is our closest security partner in this region and we work with the United States alongside the Japan Self-Defense Forces.

Meeting, later today, our counterparts from Japan will enable us to develop that cooperation further in terms of joint exercises or exchanges, capacity building outside the United States in this region, and more industrial collaboration."

「日本はこの地域における私たちの最も近いセキュリティパートナーであり、私たちは自衛隊と一緒に動く米国と共に活動します。

後日、日本と私たちとの会合で、共同訓練や或は交流の面で、この領域の米国の外での生産能力の構築で更にその協力を発展させ、そしてより多くの産業の協力の発展を可能とします。｣

Fallon continued that he hopes to deepen the cooperation and progress made during the past year in technology, high-tech specialist equipment, sensors, radars, helicopters, submarine, and air-to-air capabilities.

ファロン氏は、技術、ハイテク専門機器、センサー、レーダー、ヘリコプター、潜水艦、および空対空能力の、往年に作られた協力や進捗を深めたいと考えていると続けました。

During the conference, Hammond spoke about how the international community should respond to North Korea's nuclear tests.

会議中に、ハモンド外相は、国際社会が北朝鮮の核実験にいかに対応すべきかについて話しました。（以下省略）

翌１０日、安倍首相はNHK 日曜討論で、憲法改正と議員数３分の２確保を明言。衆参同時選挙を示唆。

安倍首相 “改憲勢力で３分の２の議席確保を”

1月10日

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160110/k10010366851000.html