ロシアはトルコにどう報復するのか


確かに、確かに、トルコがEU加盟国だとしても、単独でロシア機を撃墜できるわけはない。トルコのバックには米国オバマ大統領がいる。

更に、トルコ機がロシア機を待ち受けて撃墜するためには、予め、ロシア機の航路を知っておかなければならない。

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この航路は、プーチン大統領が事前にオバマ大統領に連絡していたという。
とすると、事前航路はオバマ大統領⇒米軍⇒トルコ軍へと伝わったことになる。

(参照)桜井ジャーナル


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露軍機撃墜は「ISとの石油取引守るため」 プーチン氏がトルコ非難
2015年12月01日

【12月1日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領は11月30日、先週トルコが露軍機を撃墜したのは、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」からトルコへの石油供給ルートを守るためだったと述べ、トルコを非難した。

 プーチン大統領は、フランス・パリ(Paris)近郊で開幕した国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第21回締約国会議(COP21)に出席する傍ら開いた記者会見で、「われわれの航空機を撃墜するという決断が、トルコ領内への石油供給ルートを保護したいという考えに基づいていたと考えるに足る、あらゆる理由がある。石油をタンカーに積み込む港に直結するルートだ」と言明した。

 さらに同大統領は、「遺憾なことに、ISなどのテロ組織が支配する地域で生産されたこの石油が、産業規模でトルコに輸送されていることを確認する追加情報も得ている」と述べた。

 先週露軍のスホイ24(SU-24)型機がシリア国境付近で撃墜されたことを受け、プーチン大統領はトルコを「テロリストの共犯」と非難するとともに、IS領内からの石油がトルコ経由で密輸されていると指摘している。シリアとイラクの広い範囲を掌握しているISにとって、石油密売は主要な収入源の一つとなっている。(中略)

一方、トルコ側はISとの石油取引を否定しており、レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は11月30日、プーチン大統領の主張が証明されれば辞任する用意があると明言。「そしてプーチン氏には、こう伝える。『あなたはその職にとどまり続けるのか』と」と付け加えた。(c)AFP



ロシア航空宇宙軍参謀本部:トルコの戦闘機は空中でSu-24を待ち伏せした
2015年11月27日

トルコの戦闘機F-16は空中でロシア機Su-24を待ち伏せしていた。最寄の飛行場からの発進では時間が足りなかったからだ。金曜、ロシア航空宇宙軍司令官ヴィクトル・ボンダリョフ大佐が述べた。

「シリアの客観管制レーダーのデータは、F-16cが2機、9時11分から10時26分までの1時間15分、高度2400mに待機していたことを裏付けている。つまり、これは事前に計画された行動であり、戦闘機はトルコ上空で待ち伏せをしていたことを物語っている」。ボンダリョフ氏が記者らに述べた。

ディヤバクィル空軍基地で待機状態であったF-16cがそこから発進し、ミサイル発射地点に到達するのに46分がかかる。うち15分が準備および離陸であり、31分が発射地点までの飛行にかかる時間である。

「よって、Su-24mをディヤバクィル空軍基地のトルコ機が迎撃を行なうのは不可能だ。飛行に必要な時間が攻撃のための最小時間を12分上回っているためだ」とボンダリョフ氏。



シリア閣僚:Su-24はエルドアン大統領の息子の利益のために撃墜された
2015年11月28日 

トルコのF-16機がロシア機を撃墜したのは、テロ組織「イスラム国(IS)」戦闘員らがシリアからトルコに派遣していた石油タンクローリー数百台を破壊されたことへの報復だ。石油はすべてエルドアン大統領の息子が所有する石油会社が購入していた。シリア情報大臣オムラン・アッゾウビ氏がリア・ノーヴォスチの取材に対して述べた。

「石油はすべて、エルドアン大統領の息子が所有する会社向けに送られていた。ロシアがISの石油インフラを攻撃しだし、すでに石油タンクローリー500台あまりが破壊されたことで、トルコは不安を覚えていた。これら車両は石油とあわせて小麦や歴史的文化財も運んでいた」と同氏。

Su-24撃墜はロシア機がトルコを領空侵犯したためだ、とのトルコ側の主張について同氏は次のように述べた。

「生還したロシア機乗員が言っているように、警告もなしにシリア上空を飛行中の航空機が攻撃されたというのが事実なら、それはトルコが嘘をついていることの動かぬ証拠だ。トルコは当初、10回にわたり警告を行った、と発表した。

のちに、ロシア機は17秒間トルコ領空に入っていた、と発表した。17秒間で10回も警告を行うのは不可能だ。技術的に、どうやっても不可能だ」。



ロシア機撃墜に2つの理由 エルドアンの深謀遠慮
Wedge 11月28日(土)

トルコによるロシア軍機撃墜は両国の対立を激化させ、シリアをめぐる軍事的な緊張が高まっている。撃墜に至った背景には、トルコの”皇帝”と呼ばれるエルドアン大統領の深謀遠慮がある。しかし過激派組織「イスラム国」(IS)を攻撃する側のこうした分裂で、ISだけが独り、ほくそ笑んでいる。(以下省略)




かってイラク爆撃で儲かった仏国・オランド大統領は、仏国の自作自演(偽旗)パリ連続テロの首謀はシリアだとし、空母シャルル・ドゴールから発進させた爆撃機でシリアを空爆。ドイツもおこぼれ頂戴でシリアに派兵。



【写真特集】仏戦闘機、空母から続々出撃 対IS空爆強化
2015年11月29日 

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【11月26日 AFP】(写真追加)フランス・パリ(Paris)で発生した、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」によるとされる同時テロを受けて、同国政府はシリアにおけるISの拠点への空爆作戦を強化すべく、空母「シャルル・ドゴール(Charles de Gaulle)」を地中海東部に配置した。129人が死亡した同テロでは、ISが犯行声明を出している。(c)AFP


ドイツ、シリアの対IS戦支援で1200人派兵へ

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【11月30日 AFP】ドイツ連邦軍のフォルカー・ビーカー(Volker Wieker)統合幕僚長は29日、フランスがシリアで展開するイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」掃討作戦を支援するため、1200人規模のドイツ軍部隊を派遣する計画を明らかにした。ドイツ軍の国外派兵としては戦後最大になる見込みだ。

 ビーカー氏は独紙ビルト日曜版(Bild am Sonntag)に「軍事的観点から言えば、航空機や艦船を運用するのに約1200人の兵士が必要となるだろう」と述べ、「命令が下り次第、非常に迅速に」任務を開始すると付け加えた。同氏によれば「政府は年内の発令を目指している」という。

 独政府は26日、ISと戦う仏政府に対し、トーネード偵察機数機、海軍フリゲート艦1隻、空中給油機1機、衛星画像などの提供を表明していた。ビーカー氏は、天候や昼夜を問わず地上の様子を探るため4~6機のトーネード偵察機が配備されると語った。(c)AFP