風邪予防のビタミンDと伊吹のいかなご


もう42~3年前になるが、友人の会社役員をしている父親の趣味の一つに、うどん作りがありました。

小麦粉は香川県産で、うどん出汁は瀬戸内の何とか島の『いりこ』(炒り子、煮干の一種)(註1)が最高だと言っていたんです。

(註1)いりこ=炒り子・熬り子. 西日本を中心とした地域における鰯煮干しの呼び名。 カタクチイワシの煮干しのことを「いりこ」と呼ぶ

その時は気にも止めずに聞き流していたので島の名前を忘れていたけど、今日、その島の名前が分かりました。

伊吹島』なんですね。そして、ここのいりこの出汁が美味しいんですね。

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先日は、東京の息子と娘に、同じく瀬戸内の『伊吹のいかなご玉筋魚)の釘煮』を送ったのですが、改めて外孫二人を抱える娘の方には、いりこを箱で送りました。

皆さんご存知の通り、風邪予防には日光を浴び、ビタミンD醸造せよよということで、幼少時代の夏は、真っ黒になるまで日焼けしたものです。

処が遊びが義務だった私たちの幼少時代と違って、今の子は何やかやと多忙で、日光をさんさんと浴びる機会なんてそんなに無いですからね。

そういう訳で、ビタミンDの豊富ないかなごの釘煮といりこを送ったのです。

(※)伊吹漁業協同組合



(前回記事)
肺炎流行は2011年から4年目の現象か? 2015/11/10(火)


(過去の記事)
太陽光のビタミンDで美しく 2013/12/10(火) 

あなたが、より美しく、より健康になるためにも!

Vitamin D deficiency may be disease indicator
ビタミンDの欠乏は、疾患の指標とすることができる

The truth about sun exposure, sunscreen and skin cancer
日光曝露、日焼け止め及び皮膚癌に関する真実
  


以下、ビタミンDに関しての知識



ビタミンDは、魚類には全般に大変多く含まれています。一方で穀類、いも類、豆類、種実類、野菜類、果実類、藻類、貝類などにはほとんど含まれていません。

ビタミンDは、カルシウムとともに骨や歯を形成するので、カルシウムを含む食品と、一緒に摂ると効果的です。

魚にはビタミンDの他にDHAやEPAが多く含まれています。
DHAは脳や神経組織の発育、機能維持に不可欠な成分です。

またDHAやEPAは血液中の中性脂肪を減らしたり、悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やしたり抗腫瘍作用、血管を広げる作用や血栓熔解作用もあり血液がサラサラになります。

更に魚のタンパク質はアミノ酸スコア100が多いんです。必須アミノ酸は9種類ありますが1つでも量が少ないとその1つに沿って働きます。

そうなると後の8種類は能力を出しきれないわけで全てが同じレベルにある事が重要です。食品からしか摂れない必須アミノ酸、ビタミンD、DHAやEPAなど効率的に摂るなら魚が一番良い食品です。

ビタミンDの1日の摂取量の目安が、成人の場合5μg(マイクログラム)で、夏場は1日15分の日光浴で、秋や冬場は1日30分の日光浴で十分です。

但し、紫外線をカットする化粧品を使用している場合は、日光浴ではできません。

他方、50歳以上の女性や高齢者の方で、日頃から日光を浴びることがない場合、骨粗鬆症を予防する上で、1日に20μgから25μgぐらいのビタミンD摂取を推奨されていることが多いです。


●各食品のビタミンD含有量

(下記の表は一覧表より一部抜粋)

きくらげが最高ですね。しいたけは干したもので、これを戻した場合、他のきのこと比べたらどうなんでしょうか。

毎日、白い御飯に乗せて少量づつ食べれるのが、すじこ、いくら、いかなごしらす干し、ですかね。

すじこは秋田・本荘の近くのスーパーでは必ず売っているのですが、関西ではめったにない。でも、鮭に結構含まれているのが嬉しいですね。

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(一覧表原本) ビタミンDの多い食品について
(記事参考先)


(※)風邪予防に関しては、今日、もう一度記事を更新しています。

風邪・インフルエンザ防御の食べ物