乳がんの原因は牛乳・牛肉
以前にも申していましたように私の極身近にがんで手術をした女性が二名いる。一人は肺がんで、もう一人は乳がんである。
☆
韓国の場合は極端である。
下記のグラフの異常な曲線(患者の急増)の原因は?
乳がん検診のために導入された、小さな町医者でも買える安価な超音波機器で甲状腺を見ると、小さなしこりがたくさん見つかる。小さなしこりは、できては消えるので放っておけば良いのに、なまじ見えるものだから、整形手術大好きの韓国では、甲状腺除去も大流行になっている。
大きく成長はしない小さなしこりを、せっせと除去したからと言って、がん死亡率は、全く変わらない。これが韓国に於ける状況。
☆
韓国でもそうだと思いますが、日本では医者は手術をすると一番儲かる。だから良性腫瘍でも切りたがる。
(参考)私のブログ記事
『乳がんは医師により創造される』 2013.03.05
静岡市立清水病院では健康な乳房をめったやたらと切り続けた。
それはさておいて、乳がんの原因と対策の記事を抜粋掲載する。
書籍名 『乳がんと牛乳 がん細胞はなぜ消えたのか』
Your Life in Your Hands – Understanding,Preventing and Overcoming Breast Cancer
著者 Jane Plant(インペリアル大学地球化学教授)
2008/10/03
☆
世界が読んで驚いた400万部の大ベストセラー!!
それから15年、彼女の乳がんは一度も再発していない。
以下、この本の抜粋記事がありましたので、その一部を抜粋します。(読むと治る医学書)
◆ ◆ ◆
クレイマー博士の卵巣癌ヨーグルト説[P.120]
1989年に、ヨーグルトが卵巣がんの原因ではないかという論文がでていることを発見した。
乳製品のなかでもとくに、健康的と言われているヨーグルトの摂取量が多かった。
乳製品を断ったら乳癌が完治したジェーン・プラント[P.121-122]
私は首にできたリンパ節のかたまりの大きさをはさみ尺(ノギス)で測ってグラフにつけてきた。
医師や看護師からはげましの言葉をもらったが、自分自身の観察は苦しい真実を物語っていた。
最初の抗がん剤治療はなんの効果ももたらさなかった。かたまりの大きさはまったく変わらなかったのである。
そこで私は乳製品を完全に避けることにした。
数日のうちにかたまりが退縮し始めた。
2回目の抗がん剤治療が終わって2週間ほど経ち、乳製品を絶って1週間経つと、くびのかたまりが痒くなり、硬さが減った。
グラフ上の線も下方に向かい、かたまりがだんだん小さくなっていった。その線の下がり方は横軸に平行になるようなものではなく、直線的にゼロに向かっていた。
このことは、私の転移乳がんが、単に抑制されたとか緩和したというのではなく、完全に治癒に向かっていることを示すものであった。
乳製品を完全に絶ってから約6週間経ったある土曜日の午後、1時間ほど瞑想を行っていた。そのとき、かたまりが少しでも残っているかどうか首に触れてみた。かたまりは完全に消失していた。
階下に降りていって、夫のピーターに首を触ってもらったが、彼もかたまりらしきものにまったく触れることができなかった。
翌週の木曜日、チャリング・クロス病院でがん専門医の診察を受けた。彼は最初、困惑してくびのあたりを触診していたが、「なにもありませんね」と言って喜んでくれた。
ごく最近(1999年)この医師の診察を受けたとき、彼は私が受けた抗がん剤治療は過去20年間行われてきた、ごく基礎的なものだったと教えてくれた。
私が最初、この医師に「乳製品を止める」という考えを相談したとき、当然のことながら彼はその効果を疑った。
授乳中の母親が牛乳を飲むと乳児に腹痛が起きる[P.130]
小児科医はずっと昔から、牛乳がときに幼児の激しい腹痛の原因になることを知っていた。
今では私たちも、子どもを母乳で育てている母親が牛乳を飲むと、授乳した子どもに激しい腹痛の起こることがあることを知っている。
ウシの免疫抗体IgGが母親の血液から母乳に移行して乳児に達するからだと言われている。
腸過敏性症候群パラ結核菌説[P.132]
牛乳は、多くの細菌微生物の格好の培養液である。
しかし、63度で30分とか71・7度で15秒などという低温殺菌では、パラ結核菌の一部が生き残ることが明らかとなった。
2008年4月16日の夕刊で朝日新聞は以下のように伝えた。
調査は95年と98年、全国各地に住む45~74歳の男性約4万3000人に食習慣などを尋ね、04年まで追跡した。
官庁の研究班が「乳製品と前立腺がん」の関係を認めたのはおそらく世界で初めてだろう。
日本では世界最速で前立腺がんの発生が増えているが、これはその証しでもある。この新聞発表は、学術誌への論文掲載に合わせて行われた。
この論文によると、総乳製品(牛乳、ヨーグルト、チーズ)の1日あたり摂取量がもっとも多い者(338・8g)は少ない者(12・8g)にくらべて、前立腺がんリスクが1・63倍、
牛乳摂取(290・5g対2・3g)が多い者は1・53倍、
ヨーグルト摂取(31・5g対1・9g)の多い者は1・52倍であった
(いずれも統計上、偶然とは言えない数値)。
ただし、チーズ(6・2g対1・9g)に関しては1・32倍で、統計学的に意味のある増加ではなかった。日本人のチーズ摂取量が少ないからであろう。
なぜ、年をとるにつれて乳がんが増えるのか。[P.154]
その答えは、ホルモンカクテルである乳・乳製品を毎日のようにとっていると、エストロジェンの影響からまぬがれつつある(閉経期)、あるいはすでにまぬがれている(閉経後)乳腺細胞が、ホルモンや成長因子に曝されてしまうからである。
「出産・授乳すると乳癌になりにくい」に根拠なし[P.160-161]
かつての修道院の生活は、一般の人の生活にくらべて非常に豊かであったという事実を忘れてはならない。
私は、乳がんになった修道女は大量の乳製品を摂取していたと推測している。
避妊薬ピルを服用すると乳癌のリスクが上昇する[P.162]
妊娠率の高い10代後半から20代前半のピル服用者の乳がんリスクは低いが、20代後半の使用ではリスクが高くなる。
とくに、40代の前半までピルを使っていた女性では乳がんリスクがかなり高くなると言われている。
乳癌患者の牛乳人体実験[P.166]
(注)この食事療法の内容を簡単に言えば以下の4項目
①食品からのホルモンや、ホルモン様物質の摂取を減らす(例)乳製品・洋菓子類
③有機的に生産された農産物を新鮮なうちに食べる。
④加工食品、缶詰、保存食品、煮(焼き)すぎた食品をできるだけとらないようにする。これには食品加工の過程で加えられた保存料などの食品添加物を避けるという目的もある
このなかには、骨転移のある進行性乳がんを患っていた、カナダの友人の70歳になる母親も含まれている。
また、初めての子どもを母乳で育てているときに、乳がんという診断を受けた若いイギリス人女性も含まれている。
植物は癌にならない[P.178]
植物にもがんのようなものができるかもしれないが、少なくとも私は、今まで植物のがんというものを見たことも聞いたこともない。
ロンドン市内の、ある樹木は100年以上も紫外線に曝されてきただけでなく、私たちがまき散らしている環境汚染物質を浴びてきた。
乳牛の肉を食べてはならない。[P.196-197]
乳牛の肉は牛乳よりもたくさんのIGF-1を含んでいる。
(参考)IGF(インスリン様成長因子)がガンや糖尿病の様な疾患での重要な役割、例えばIGF-1は前立腺癌と乳癌の細胞の成長を刺激することなどが明らかにされ始めた。他に、大腸がん、子宮がん、肺がんのリスクもある。
ヨウ素が欠乏すると肌が荒れるジェーン・プラント[P.199]
アイスランドのケルプを食べるようになってから、私の肌の状態は非常によくなった。たとえ短期間でもケルプがないと、肌が荒れ始める。
肌荒れは、肘、膝、臀部から始まって全身に広がるが、ケルプを食べるとたちまちおさまる。
ブラジルナッツはラジウムに汚染されている[P.200]
同僚がブラジルナッツの放射能のことを話したとき、それまでこのナッツを食べていた私は信じなかった。
(参考)セレンを高濃度に含有する食品は魚介類であり、日頃、魚介類を食べていると不足になることはない。尚、植物性食品と畜産物のセレン含有量は、それぞれ土壌と飼料中のセレン含有量に依存して大きく変動する。
病気になっても習慣を変えられなかったジョン・カマック医師[P.269]
食生活を変えることがいかにむずかしいか、その典型例を私が尊敬していたジョン・カマック医師(母親の主治医)にみることができる。
しかし、彼自身は自分の生活スタイルを変えようとはしなかった。
彼は頑固に、野菜が少なくて乳製品が多いイギリスの伝統的な食事に固執していた。
彼は、あらゆるアブラナ科の野菜を食べることを拒否した。
私が薦めた食品で彼が食べてくれたのは唯一、エンドウ豆だけであった。
彼は、専門医が処方するたくさんの薬剤を服用していた。彼が自分のために選んだ飲食物は、当時、狭心症によいと言われていた赤ワインだけだった。
彼が私の意見に耳を傾けようとしたときはすでに遅かった。亡くなる少し前には果物・野菜のジュースを飲み、大豆製品を食べるようになった。
今でも私は、入院中の彼を最初に見舞いに行ったときのことを想いだす。看護師が「飲み物はなににするか」と聞きにきた。
私はオレンジジュースを勧めたが、彼が選んだのは大きなコップに入った牛乳だった。
妊娠中でも搾乳する現代酪農[P.297-300]
現代酪農は遊牧酪農と大きく異なっている。根本的な違いは「妊娠牛からミルクを搾るようになった」ということである。
哺乳類は、出産後にミルクを出すが、母動物は子がミルクを飲み続けている間は妊娠しない。
<中略>
ところが現代の酪農では、妊娠後半のウシからも大量のミルクを搾っている。出産後ただちに子ウシを引き離し、濃厚飼料を与えて搾乳器でミルクを搾りつづける(搾乳期間:300日)。
搾乳しながら、出産2~3か月後に人工授精で妊娠させる。妊娠すると、子宮内に胎仔を保持するために、血中の卵胞ホルモン(エストロジェン)と黄体ホルモン(プロジェステロン)の濃度が高くなる。
ヒープとハモンによれば、妊娠していないウシから搾乳したミルクの乳清(ホエイ)は約30pg/mLの硫酸エストロンを含んでいる。
ウシが妊娠するとその濃度が高くなり、
妊娠41~60日には151pg/mL、
妊娠220~240日には1000pg/mLに達する。
現在の酪農家が飼育している乳牛の75パーセント(4頭のうち3頭)は妊娠している。出産前の2か月間(乾乳期)を除いて、すべてのウシから搾乳する。
牛乳はタンク内に集められ、牛乳メーカーに出荷されているから、日本の牛乳(もちろん他の先進国においても同様)の4分の3(75パーセント)は妊娠牛から搾乳したものである。
☆
その他の要点
● 脂肪の摂取量が多くても乳製品の摂取量が少ない地域では乳がんの死亡が少ない。[P.122]
● 日本では脂肪摂取量が少ないのに、乳・乳製品の摂取量が多くなるにしたがって乳がんの発生率が高くなっている。[P.122]
● 思春期には、成長ホルモンがインスリン様成長因子1(IGF-1)の分泌を促し、その刺激によって乳房が大きくなる。[P.128]
● アメリカ小児学会の栄養委員会は、生後1年以内の乳児に与えるものから牛乳を除くように勧告している。[P.130]
● 多くの国で行われた疫学研究が、牛乳消費量と1型糖尿病の発生率のあいだに強い関係があることを示している。[P.131]
● 組み換えウシ成長ホルモン(rBGH)を与えられた乳牛のだすミルク中のIGF-1は普通の牛乳より2~5倍も高く、その乳牛の肉のIGF-1濃度は普通の乳牛の肉の2倍ほど高い。[P.137]
● 1998年にスーザン・ハンキンスン博士に率いられたアメリカとカナダの研究チームは、更年期前の女性を調べて、血中のIGF-1濃度がもっとも高い女性はもっとも低い女性にくらべて乳がんになるリスクが3倍高いという結果を発表した。[P.138]
● 更年期症状で悩む人に豆乳を勧めたところ、数日で症状が消えた。[P.177]
● アリシンは実験室の研究で、乳腺と前立腺のがん細胞の増殖を抑制することが確認されている。[P.183]
(参考)アリシン(allicin)とはニンニク由来の強い抗菌・抗カビ作用をもつ化合物である。また、アリシンは生ニンニクを煮たり炒めたりしたときの臭いの元となる化合物でもある。
● ビタミンD[P.205]、亜麻仁[P.207]は乳がん予防になる。
● アルコールをたくさん飲むほど乳がんリスクが高くなる。[P.219]
● ワインは酸性度が強く、膀胱炎と関節炎の原因になることがある。[P.219]
(英文原本)
〈牛乳・乳製品の恐怖〉
■「牛乳は飲むな 飲ますな その①」 牛乳には女性ホルモンが入っている
■「牛乳は飲むな 飲ますな その②」 成人病の元凶は牛乳・乳製品
■『ニンジン生ジュースでガンは消える』 人参の生ジュースで乳がんは消える
2014/10/15(水)
(前回の私のブログ記事)
独断と偏見の前立腺がん説の適否は? 2014/11/27(木)
前立腺がんの原因は牛乳や乳製品