牛肉でアルツハイマー病になり易い
近々日本の60歳以上のご婦人の80%はボケるという説がある。
ボケた本人は何の憂いもなくなり、いいかもしれないが周囲が大変である。
今、大半の人は正常なる自分は将来そういうことになるはずがないと思っている。現在、年齢の割に物忘れがひどいことを自覚しているにも拘わらずである。
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(私のブログ記事)
●乳がんの原因は牛乳・牛肉 2014/11/29(土)
●今危ない昔に治療した虫歯のリスク 2014/9/29(月)
虫歯治療で使われている金属のアマルガムの主材料は水銀。
これが溶解していき、脳をやられる。
●何故女性はボケるの? 2014/10/1(水)
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さて本題。
DYING FOR A HAMBURGER
Modern Meat Processing and the Epidemic of Alzheimer's Disease
Dr.Murray Waldman & Marjorie Lamb
以下、本文より抜粋文
● 一九九〇年ごろより前には、医学や宗教に関する文献だろうが一般文学だろうが、この病気(アルツハイマー病)の記述はまったくない。[P.2]
● インドのアルツハイマー病発症率は世界でもっとも低く、赤道アフリカが僅差きんさで二位だ。[P.24]
● アルツハイマー病になるとたいてい嗅覚きゅうかくが衰える[P.47]
● ドイツの研究グループが魚類もプリオン病にかかることを証明している。[P.225]
(参考)クロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)とは、神経難病のひとつで、抑うつ、不安などの精神症状で始まり、進行性認知症、運動失調等を呈し、発症から1年~2年で全身衰弱・呼吸不全・肺炎などで死亡する。原因は、感染性を有する異常プリオン蛋白と考えられ、他の病型を含めて「プリオン病」と総称される。
● 牛肉を食べることが共通のタブーであるために、多くのインド人は、事実上は菜食主義者なのだ――そしてこの事実が、インドにおけるクロイツフェルト・ヤコブ病の――そしてアルツハイマー病の――発生率の低さを説明しているのかもしれない。[P.327]
● 興味深いのは、最近スイスから二〇〇一年の孤発性(ヤコブ病)の発生率が二倍に上昇しているという報告があったことだ。ちなみにスイスは、一九九〇年から二〇〇二年の期間でヨーロッパ大陸においてもっともBSEの発生率が高かった国である。[P.330]
● 北アフリカ諸国など、おもに経済的な理由により食肉加工産業が存在していない国々では、やはり発生率は低い。[P.343]
遺伝学的な観点から見ても、この二つの病はいちじるしい類似点を示している。
クロイツフェルト・ヤコブ病にはかかりやすくなる遺伝子が存在しており、別の遺伝子がある程度病気を予防する働きをしている。
アルツハイマー病にも同じことが言えるのだ。
いくつかの研究により、これら二つの病気で亡くなった人の脳には生体分子的な類似点が見られることが証明されている(原註15)。
双方とも、タンパク質が正しく働かないために引き起こされる病気だ。
(原本『読むと治る医学書』)