米国の攻撃相手はサウジ?


オバマ大統領は、果たして議会の承認を得て戦争が出来るのか?

米国オバマ大統領は、シリアのアサド大統領が化学兵器サリン)を使用したとして戦争をするシナリオですね。

処が、化学兵器サリン)を使用したのはアサド大統領の政府側ではなく、反体制側でした。

このことは、サウジアラビアからシリアの反体制側に送られてきた化学兵器サリン)の扱いに反体制側が不慣れで事故を起こしたと白状していることから明白ですね。

それに、国連調査官も、化学兵器サリン)を使用したのはアサドの政府側ではなく、米国が支援する反体制側(テロリスト)だと言明していますね。

それでもケリー米国務長官は、アサド大統領の政府側がサリンを使った証拠があると言明している。
9・11のJブッシュ大統領と同じく、ミエミエの嘘でも、それがバレても言い張る!

これ、近隣二国と同じ体質ですね。

他方、それでも国際金融資本の代理人竹中平蔵の操り人形の安倍首相は、米国を後方支援するの? 消費税アップ分をこれに使うの?
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サリン使用の物証入手 米国務長官、議会承認に自信

2013.9.1 23:59
ケリー米国務長官は1日のCNNテレビで、シリアで8月21日に神経ガスサリンが使用されたことを示す髪の毛と血液サンプルを入手したと明らかにし、シリアのアサド政権による化学兵器攻撃を補強する証拠との考えを示した。(中略)
サリン使用を示す物証は適切なルートを通じて米国が独自に得たと述べた。(以後省略)

注)シリアのアサド政権が化学兵器サリン)を使用したという物的証拠は皆無。米国が支援する反体制側(テロリスト)が化学兵器サリン)を使用したという証拠や証言はある。

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オバマ大統領の持論「化学兵器サリン)を使い人民を殺したことは人道に反する」との絶叫から言えば、米国がミサイルをぶち込まなければならない標的は、アサド大統領の政府側にではなく、オバマが擁護している反体制側と、オバマと密通しているサウジアラビアですね。
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Rebels Admit Responsibility for Chemical Weapons Attack
反体制派は、化学兵器サリン)攻撃に対する責任を認める

Militants tell AP reporter they mishandled Saudi-supplied chemical weapons, causing accident
反体制派の戦士は、彼らがサウジから供給された化学兵器の扱いを誤った結果、事故を引き起こしたとAPリポーターに伝えています。

Paul Joseph Watson Infowars.com August 30, 2013
ポール・ジョーゼフ・ワトソンInfowars.com 2013年8月30日

Syrian rebels in the Damascus suburb of Ghouta have admitted to Associated Press correspondent Dale Gavlak that they were responsible for last week’s chemical weapons incident which western powers have blamed on Bashar Al-Assad’s forces, revealing that the casualties were the result of an accident caused by rebels mishandling chemical weapons provided to them by Saudi Arabia.

Ghoutaのダマスカス郊外のシリアの反体制派が、サウジアラビアによって提供された化学兵器サリンの扱いを誤り、死傷者が出たのが事故の結果だったことを明らかにしました。

米国・英国・仏国が、化学兵器サリン)を使ったのはアサド大統領であるとするために、シリア反体制派が化学兵器サリン)を扱ったのが事故の原因だったと反体制派はAP通信社特派員デールGavlakに白状しました。(中略)


Rebels told Gavlak that they were not properly trained on how to handle the chemical weapons or even told what they were.
反体制派は、化学兵器サリンを扱うのに適切に訓練を受けていないこと、或いは彼らが何者であるかをGavlakに伝えました

It appears as though the weapons were initially supposed to be given to the Al-Qaeda offshoot Jabhat al-Nusra.
武器サリン)はやはり最初はアル・カイダ分派Jabhat al-Nusraに与えられることになっていたように思われます。

“We were very curious about these arms.
「私たちはこれらの武器サリンに好奇心旺盛でした。

And unfortunately, some of the fighters handled the weapons improperly and set off the explosions,” one militant named 'J' told Gavlak.
「また、不運にも反体制派の戦士は武器サリンを不適当に扱い、爆発を起こしました」 と「J」と名付けられているある戦士がGavlakに伝えました。

His claims are echoed by another female fighter named 'K', who told Gavlak, “They didn't tell us what these arms were or how to use them.
彼のクレームは「K」という名のもう一人の女性の戦士によって反復されます。この人は 「彼らは、私たちに過去のこれら武器(サリン)の状態、あるいはそれらサリンを使用する方法を伝えませんでした。」 とGavlakに伝えました。

We didn't know they were chemical weapons.
私たちは、それら化学兵器サリンであることを知りませんでした。

We never imagined they were chemical weapons.”
私たちは、それらが化学兵器サリンであると想像しませんでした。」


Abu Abdel-Moneim, the father of an opposition rebel, also told Gavlak, “My son came to me two weeks ago asking what I thought the weapons were that he had been asked to carry,” describing them as having a “tube-like structure” while others were like a “huge gas bottle.” The father names the Saudi militant who provided the weapons as Abu Ayesha.

アラブのAbdel-Moneim(人名)(反体制派の父親)は、さらに「私の息子は、二週間前、息子が運ぶように依頼された武器が何であるか尋ねにやってきた」とGavlakに伝えました。

それは「チューブのような構造」であり、他は「巨大な蒸留器」に似ていました。
父親は、アラブアーイシャとして武器を提供したサウジアラブの闘士を名指しします。

According to Abdel-Moneim, the weapons exploded inside a tunnel, killing 12 rebels.
Abdel-Moneim(人名)によれば、武器サリンはトンネルの内部で爆発し12人の反体制派を殺しました。

“More than a dozen rebels interviewed reported that their salaries came from the Saudi government,” writes Gavlak.
「このインタビューを受けた1ダース(12人)を超える反体制派は、給料はサウジ政府から出ている、と報告しました」 とGavlakが書いています。(中略)

US intelligence officials also told the Associated Press that the intelligence proving Assad’s culpability is “no slam dunk.”

米国の情報当局は、アサド大統領が化学兵器サリンを使ったという証拠は何も無く、証明することは出来ない、とAP通信社に伝えました。(以下省略)

(全文)


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下の画像2枚は、シリアの反政府組織がフェイスブックに投稿した動画の一部。

イメージ 1

反政府組織が、化学兵器(毒ガス)を装填している場面。

イメージ 2

それを、シリアの村落に向けて発射した瞬間の場面。

(投稿された動画原本)

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国連調査官、「シリア反体制派による化学兵器使用の疑いが存在」
西側の主張に反して、シリアでの化学兵器使用問題に関する国際調査委員会のカルラ・デル・ポンテ国連調査官が、テロリストがシリアでサリンガスを使用した疑いがあると発表しました。

ロイター通信によりますと、デル・ポンテ国連調査官は5日日曜、シリアでは、武装した反体制派の勢力が神経ガスであるサリンを使用したことを示す証拠が見つかっている」と語りました。

この査察官は、「化学兵器の被害者や、病院の職員に対する調査の結果、シリアの反体制派はサリンガスを使用したことが明らかになった」としました。

デル・ポンテ調査官は、「国連の調査団は、シリア政府が化学兵器を使用した証拠を発見していない」と語りました。(中略)

シリアのテログループは、今年3月19日、アレッポへの攻撃で化学兵器を使用し、これにより、少なくとも25名が死亡しました。


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(注)サリンと言えばオーム真理教ですね。
このオームの黒幕は誰か? ご存知の方が多いと思いますが、

Yahoo知恵袋でお確かめください。(↓クリック)

(注)今日はこの記事で三回目の更新です。

「自虐的国家観からの脱却」
「(続)自虐的国家観からの脱却」