福島原発2号機は張子の虎

 
eru-abiさんのさっぽろ雪祭りブログ記事
 
                     ◆
 
さて本題
昨日から2号機が大変なことになっていますね。
本日正午現在79.1度。
 
2号機は昨秋、核爆発を防ぐために再度ホウ酸を投入したのですが、この2月6日の夜にも再々ホウ素960kgを投入したにも拘らず5日間で効果なし。
 
 
イメージ 1
【2号機約75度に上昇、注水増やす】2月12日1時57分
 
東京電力福島第一原子力発電所の2号機の原子炉の一部で温度が上昇している問題で、11日夜、温度計の1つが75度近くを記録し、
 
 
イメージ 4
 
東京電力は、原子炉への注水量をさらに増やす対策を取りました。
 
この温度は、去年12月、政府と東京電力が、「冷温停止状態」を宣言したあとで、最も高くなっています。
(以下省略)
 
 ○2号機温度データ グラフ
 
 
 
イメージ 2
福島第一原発では、去年12月、原子炉の温度が100度以下に下がったとして、政府と東京電力が「冷温停止状態」を宣言していますが、原子炉の状態は、依然、詳しく把握できない状況が続いています
イメージ 3 
  
2号機も含めて詳細を把握できない状況なのに、『冷温停止宣言』を出したこの男は何処の国の何者?
 
 
 
 
 
イメージ 5
 
 
原発の中は私には分からないけど、左のグラフを見るとCRDハウジング上部温度が1月下旬から突然150度や140度に上昇している。
 
これはこれでまともなのかね。
 
全く問題にされていないのだが?
 
 
 
 
 
 
○2号機温度データ グラフ
○2号機地震でサプレッション・チェンバー付近が損傷
2号機については、地震でサプレッション・チェンバー付近が損壊したという見解を田中三彦小出裕章ら三氏が明らかにしている
 
然し、先日の2月6日の朝日新聞の「プロメテウスの罠 官邸の5日間 (5)」を読むと、福島原発全部がいかに危ない状況にあるかがよく分かる。
 
以下、最後尾部分のみ抜粋。
                      ◆
伊藤(元警視総監) 「第一原発から退避するというが、そんなことをしたら1号機から4号機はどうなるのか」
東電 「放棄せざるを得ません
伊藤 「5号機と6号機は?」
東電 「同じです。いずれコントロールできなくなりますから
伊藤 「第二原発はどうか」
東電 「そちらもいずれ撤退ということになります
 
                      ◆
 
然し、この2号機から推測されることは、何も大地震がこなくても、小さな地震原発がやられるということですね。
 
それもそうですね。一つの原発には数千本のパイプが走っているのですから。
何度も小刻みに揺れたらどこかが外れるのは自明なこと。
 
例えば、福島の何処か一つの原発(2号機?4号機?)がアウチになると、その原発のみならず、全部の原発に人が近づけないこととなりますね。
 
1号機から6号機までの全部から24時間365日放射能を撒き散らかしたら日本はどうなる?