花粉放射能爆弾の脅威

 
 空気の放射能対策についての一つ目の結論から言いますね。
 
【花粉症の有無に拘らず、花粉症対策をすること。それも直ぐに】
 
実は空気の放射能対策記事原稿を一昨日Wordで書いて保存しようとしたら、USBメモリが一杯ですという表示。クリックしたら記事原稿が飛んでしまった! トホホ!
 
そこで、昨日、書き直しを始めたら、なかなか前日書いた内容を思い出せない。何とか、書き終わったと思ったら、新たな『花粉情報』で再度書き直しをしました。

花粉の飛散はもう少し後と思っていましたが、こんなにも早く飛散するとは。
 
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花粉:東京・埼玉・鹿児島がシーズン突入…全国で最も早く
2012年2月9日 18時54分 更新:2月9日 19時51分
 
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民間気象会社のウェザーニューズ(東京都港区)は9日、東京都、埼玉県、鹿児島県が全国で最も早く花粉シーズンに突入したと発表した。
 
寒い冬になった影響で、東京での飛散シーズン突入は昨年より13日遅い。
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 同社によると、都内66カ所に設置した花粉観測機のうち59カ所で1日、花粉症の症状が出始めるレベル(1日10個)に達した。その後の寒波で飛散はいったん収まったが、7日ごろからスギの雄花の開花が増え、9日には再度、10個を記録した地点が多くなった。
 
 今年の飛散量は全国的に昨年より少ないとみられ、昨年比で▽東京35%▽埼玉40%▽鹿児島25%--と予想される。飛散のピークは関東で3月上旬ごろとみられる。【池田知広】
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一般的に花粉症に無関係な人には、「あぁ、そうか、今春は少ないのか」で終ってしまうニュースですが、果たしてそうでしょうか。下記のニュースも併せて読みますと花粉症だけの問題ではありませんね、
 
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【樹木にセシウム浸透 数年ベクレル】東京農大調査 2012.02.02 14:14
樹木が吸収した放射性セシウムが徐々に木の内部に移ることが、東京農業大学(東京都)の調査で分かった。同大が採取した福島県南相馬市の木材の内部から1キロ当たり数千ベクレルと比較的高い放射線量が計測された。
同県では放射能に汚染された石が使用された建築物が明らかになっている。調査を行った同大の林隆久教授(遺伝子工学)は「木材についても暫定基準値の設定が必要になるだろう」と話している。(途中省略)
その結果、同市原町区大原で採取したスギ1本から、外樹皮で4万2260ベクレル平成23年に成長した部分からも5430ベクレルを検出した。木の中心部に近い平成16年分からは930ベクレルだった。(以下は削除)
 
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この画像は、昨年の秋、TBS関西版で放映されたものです。
関西の視聴者が面白い写真として投稿したものです。
 
細胞分裂の激しい木の実に、関西でも既に変化が起きていましたね。
 
次は、NHKあさイチ(12月15日放送)で使用された画像です。京大の研究所が提供した放射線の可視化写真です。
 
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写真(左)は京都と福島のマツの針葉を洗浄し、普通の状態で撮ったものです。
写真(右)では、全体に白い布をかぶせて撮ったのでしょうか。
 
写真(右)
福島の針葉には、放射能を含んでいて、その放射線は白い布を通り越してフイルムで感光し黒くなっていますね。
京都の針葉写真は、放射線を発していませんから写らないのです。
 
つまり、昨秋のりんごやさくらんぼがそうであったように、マツボックリや今春の花粉にも、しっかりと放射能を含んでいるということです。
 
参考)NHKは12月15日、10月17日放送の情報番組「あさイチ」で、食事に含まれる放射性物質量の数値を誤って伝えていた問題で、同番組内で改めてデータを検証。食事サンプルを提供した7家族に対し、「数値が間違っていて、不安な思いをさせてしまった」と謝罪した。(読売新聞)
 
参考)京都大の中村秀仁助教(32)がペットボトル樹脂を改良して開発した放射線センサー「シンチレックス」を使ったカード型放射線検知器が、9月末にも市販されることになった。価格は1万円以下になる予定。原発事故で放射線への関心が高まる中、手頃な検知器として期待される。(読売新聞 2010.08.11)

(京大中村教授の詳細な記事)
 
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林野庁が発表している『首都圏に飛散するスギ花粉の発生源地域の推定』マップ(図)をご覧下さい。
 
首都圏には、奥多摩秩父はもちろん、100キロ以上も離れた静岡県や関東北部の山沿い方面からも多くの花粉が飛来している事が分かります。
 
東京都の花粉情報
nifty花粉情報
 
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下記ニュースは、今月2月現在、未だ横浜では大変な事態になっていることを伝えています。それでは神奈川県の山のスギ花粉は無論のこと、関東・北関東・南東北の山々からのスギ花粉は脅威ですね。
 
横浜市の小学校近くで高い空間放射線量 近く除染へ】
2012.2.3 22:07
横浜市は3日、同市瀬谷区二ツ橋町の廃止された水路の跡地で、地上1センチの空間放射線量が、市の除染基準毎時0.59マイクロシーベルトを大きく上回る同6.85マイクロシーベルトを記録したと発表した。市は「非常に高い値で、福島第1原発によるものとみられる」とし、今後周辺の除染を行う。(以下削除)
 
         つづく
 
注)初めて私のブログを訪問された方は、下記の「放射能対策・サプリメント」についての私の記事も御覧下さい。
 
   
(参考)
花粉情報 気象庁
花粉前線 気象庁
花粉観測システム 環境庁