日本と他国では常識が違います

私達は私達の抱く常識は他国も同じという感覚を持っていますね。

処が私達の常識と他国の常識は違うのです。

先ずは、このユーチューブを御覧下さい。

http://www.youtube.com/watch?v=UHRgS3n5bIY&feature=related

この映像の中での女性達の集会（２００７．０６．２９）では何を訴えて叫んでいると思いますか・

実は、女性達は「売春禁止の法律を撤廃し売春を自由にさせよ」と言っているのです。注）この画像に書かれてある内容は、韓国の新聞の中から抜粋しています。

韓国では２００４年売春が法律的に禁止されました。８年前ですね。

韓国「売春斡旋等行為の処罰に関する法律」　2004.3.24施行

http://www.geocities.jp/koreanlaws/baiassen.html

注）１９９０年代までは、キーセン観光と称する売春ツアーで海外から旅行客を呼び外貨を稼いでいました。

注）日本の「売春禁止法」は、１９５８年ですからそれから凡そ半世紀も経ってから韓国でようやく「売春禁止法」が出来たわけですね。

尚、売春禁止法が施行された２００４年１０月、ソウルや釜山で売春婦３０００人による「売春禁止法廃止」を叫ぶ「売春合法化デモ」が行われました。

下記の新聞記事は、今年の5月のデモの報道です。

売春女性たちが過激なデモ「生存権を保障せよ」＝韓国

Y! 【社会ニュース】 2011/05/18(水) 16:42

　　韓国の売春女性たちが５月17日、ソウルの都心で「性売買特別法」の廃止を求めたデモを行った。4月から性売買密集地域に対する警察の取り締まりが強化されたことに反発し、「生存権を保障せよ」、「性売買特別法を廃止せよ」などと訴えた。韓国の複数メディアが相次いで伝えた。

　　報道によると、デモに参加したのは約400人。売春女性らはソウル都心にある広場に集まり、「対策なしの集娼村（売春街）の閉鎖を即刻中断せよ」、「性労働者も労働者。労働者の人権を保障せよ」、「私たちも国民だ。国民の生存権を奪うな」、「性売買特別法を廃止せよ」などのメッセージカードを掲げ、政府の対応を強く批判した。

　　また、警察の集中的な取り締まりで客足が遠くなり、商店街が寂れることを理由にデモに参加した性売買密集地周辺の商店街の業主もいたという。

　　デモに参加した売春女性の中には下着の上にボディーペイントを施した姿をするものもおり、近くのデパートに入って抗議を行おうとしたがデパート側や警察に阻止され、焚身自殺を図る参加者も現れた。ほかにもデモ場所の路地に布団と家財道具を積み、火をつけようとしたが消防局に阻止されるなど、過激な場面も多数あった。

　　警察は「下着だけを身につけてデモをしたのは公然わいせつ行為にあたる」、「路地にガソリンをまいたことも違法行為」などと指摘、法的措置をする考えを示した。

　　「性売買特別法」とは盧武鉉政権下の2004年5月に、性売買の根絶を掲げて韓国政府が制定した「性売買斡旋等行為の処罰に関する法律」と「性売買防止及び被害者保護等に関する法律」のこと。

「性売買特別法」の施行後に性売買集結地は大幅に減少したが、性売買の根絶とはほど遠く、「生存権侵害」として売春女性からの反発も根強い。（編集担当：金志秀）

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0518&f=national_0518_089.shtml

尚、この売春取締り反対の集会はこの記事の二ヶ月前の３月１５日にもソウルのタイムスクエア広場で行われ、デモ行進と一部の女性はこの時も上着を脱いでデパートに参入しようとし警察と衝突した。