今、食品で何が起きているのか? NHkのデータより

 
 
先日の10月17日のNHKあさイチ有働さんの放映を観て疑問に思ったのは私だけではないことを偶々武田邦彦教授のブログを開いて分かりました。
 
では、私は、武田教授とは別の視点から述べます。
 
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【疑問点1】「あさイチ」では、「日本列島食卓まるごと調査」と題し、「大規模な全国調査に乗り出しました」と公言。
 
大規模とは何ぞや?
 
日本には全国4,900万世帯(親族世帯3,400万世帯)がある。
 
その中で、たった7世帯の調査で大規模調査と称するとはこれ如何に?
 
その結果は下記の通り。
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放射性セシウムが検出されたのは、7家族中、5家族。それぞれ一週間のうち、1日から検出された。
 
 

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①札幌(北海道) セシウム134・・・5.69ベクレル
②郡山(福島)   セシウム134・・・全く検出されず
③江戸川(東京) セシウム134・・・4.05ベクレル/キログラム
④目黒(東京)   セシウム137・・・8.97ベクレル/キログラム
⑤岸和田(大阪) セシウム134・・・3.40ベクレル/キログラム
廿日市(広島) セシウム・・・全く検出されず

また、水と今年の新米は、各地で別に測定するも、今回の調査では放射性セシウムは全く検出されず。
 
⑦追加で検査 須賀川(福島)  セシウム134・・・3.66ベクレル/キログラム

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 【疑問点2】市販の福島県産を食べている郡山の家庭②が放射能検出ゼロ。(右の画像)
 
西の野菜を食べている東京江戸川区③と、関西の地元・西の野菜しか食べていない岸和田⑤の家庭と、北海道の野菜しか食べない札幌の家庭①では放射能検出。
 
調査に参加した東京の主婦も「これまで東北と関東の食品を避けてきたが、この結果を見て本当に安心した。もうがんばらなくていい。今までやってきた行動が風評被害に加担していたのであれば、反省したい」と言っている。
 
微量の放射能しか降らない関西⑤や北海道①で放射能が検出されたが、放射能がたんまり降り注ぎ校庭等の土を剥いでいるが、耕地の土を剥いでいない福島②で未検出ということはありえるのだろうか?
 
換言すれば、河川から塩分が検出されたが、海水からは塩分が検出されなかったと言うことになる。そんな事があるなら、NHKさん、証明して!
 
 
【疑問点3】更なる疑問点
福島県では市販されている野菜を食べたら放射能検出ゼロ。②
同じ福島県内では、自家製野菜を食べたら放射能検出。⑦
 
これはどういう意味?
 
 
この放送での最大の問題点は、NHKの姿勢。
この全国で僅か7世帯の調査による結果に何の疑問を抱かず公表したこと。
 
数学の問題や、化学の実験、企業の業績などは、ある程度の結果を予測し、その結果が当初の予測と異なる場合は、実験や計算をやり直すのが当たり前のこと。
 
例えば、今回の場合、当然に予測と違うのだから、もっとサンプル調査を増やし、それでも同じ結果なら公表すべき。
 
我等から視聴料を奪取しているNHKが、企業の広告費で成立つ民放と同じ感覚でいいのだろうか?
 
 
それでは次段階として、このNHKの放送の数値が事実としたならば?
 
何度検査をしても関西の野菜からは放射能が検出されるが、福島で市販されている福島産の野菜から検出されなかった場合は、何処で何が起きているのだろうか?
 
                            その究明は次回