今、食品で何が起きているのか? NHkのデータより
では、私は、武田教授とは別の視点から述べます。
【疑問点1】「あさイチ」では、「日本列島食卓まるごと調査」と題し、「大規模な全国調査に乗り出しました」と公言。
大規模とは何ぞや?
また、水と今年の新米は、各地で別に測定するも、今回の調査では放射性セシウムは全く検出されず。
日本には全国4,900万世帯(親族世帯3,400万世帯)がある。
その中で、たった7世帯の調査で大規模調査と称するとはこれ如何に?
その結果は下記の通り。
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放射性セシウムが検出されたのは、7家族中、5家族。それぞれ一週間のうち、1日から検出された。
②郡山(福島) セシウム134・・・全く検出されず
③江戸川(東京) セシウム134・・・4.05ベクレル/キログラム
④目黒(東京) セシウム137・・・8.97ベクレル/キログラム
⑤岸和田(大阪) セシウム134・・・3.40ベクレル/キログラム
⑥廿日市(広島) セシウム・・・全く検出されず
④目黒(東京) セシウム137・・・8.97ベクレル/キログラム
⑤岸和田(大阪) セシウム134・・・3.40ベクレル/キログラム
⑥廿日市(広島) セシウム・・・全く検出されず
また、水と今年の新米は、各地で別に測定するも、今回の調査では放射性セシウムは全く検出されず。
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調査に参加した東京の主婦も「これまで東北と関東の食品を避けてきたが、この結果を見て本当に安心した。もうがんばらなくていい。今までやってきた行動が風評被害に加担していたのであれば、反省したい」と言っている。
換言すれば、河川から塩分が検出されたが、海水からは塩分が検出されなかったと言うことになる。そんな事があるなら、NHKさん、証明して!
【疑問点3】更なる疑問点
これはどういう意味?
この放送での最大の問題点は、NHKの姿勢。
この全国で僅か7世帯の調査による結果に何の疑問を抱かず公表したこと。
数学の問題や、化学の実験、企業の業績などは、ある程度の結果を予測し、その結果が当初の予測と異なる場合は、実験や計算をやり直すのが当たり前のこと。
例えば、今回の場合、当然に予測と違うのだから、もっとサンプル調査を増やし、それでも同じ結果なら公表すべき。
我等から視聴料を奪取しているNHKが、企業の広告費で成立つ民放と同じ感覚でいいのだろうか?
それでは次段階として、このNHKの放送の数値が事実としたならば?
何度検査をしても関西の野菜からは放射能が検出されるが、福島で市販されている福島産の野菜から検出されなかった場合は、何処で何が起きているのだろうか?
その究明は次回