人間、こうありたいものですね

 
先日の9月3日(土)午後、TV東京の昨年同時期の再放送を観ていました。
 
「青森から新潟 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅」
http://www.tv-tokyo.co.jp/sat/backnumber/100904.html
 
いよいよ秋田駅から日本海沿いをバスは走り、羽後本荘古雪の羽後交通本荘ターミナルから象潟へ。
象潟で一泊し、翌朝、鳥海山の五合目鉾立(ほこだて)にバスは走り、鉾立の映像が映し出されました。
注)上記ビデオでは、12分経過以降
 
イメージ 1
 
そういえば、鉾立の東雲山荘の管理人「斉藤大(まさる)」さんの写真が、親父の古いアルバムに貼ってあったことを思い出し、広げてみました。

イメージ 2
 父が撮ったこの斉藤さんの写真は、昭和40年代の中頃で、斉藤さんが、東雲山荘の管理人になられて間もない頃だと思ます。
 
私が父母と一緒に斉藤さんとお会いしたのは、この頃と、父が亡くなった翌年の昭和58年夏で、母と子供達を連れての二度。
 
斉藤さんは、この鳥海山の麓の本郷の人で、父母の知人でした。
 
 注1)秋田県由利郡上郷村本郷(現在にかほ市象潟町本郷)
     ご指摘により、小滝(こだき)→本郷 に修正
注2)上郷村は、私の生まれ故郷  私の履歴書・001
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ついでにPCで「鳥海山東雲山荘 斉藤大」で検索したら斉藤大さんについての記事が三件もあってびっくり。
 
更に、斉藤さんは2004年12月に逝去(享年84歳)されていまして、その命日が2001年亡くなった母の命日と同じでまたまたびっくり。
 
下記は東雲荘管理人の斉藤大さんについての三人の記事で、その一部を抜粋したものです。
 
斉藤大さんの生前のお人柄を偲ばせてくれています。
 
●あかいキャラバンシューズ
 
知り人もいない象潟を続けて訪ねたのは、ほかでもない、東雲荘管理人の斉藤大(まさる)さんの存在があったからです。
 
●野次馬通信 アンドロギュノスの山旅
 
わたしたちはふたりともほとんど半死半生の態で鉾立にたどり着いた。登山口にある東雲荘の管理人さんが、通りかかったわたしたちを見るに見かねたのであろう、親切にも中に招じ入れて、缶ジュースを飲ませ、りんごをむいてくだきった。  
 
●東雲荘・管理人: 斎藤大さん 
http://www.chokai.ne.jp/gulliver/human.htm

  大正10年(1919年)生まれの84歳。    
  2003年6月で勤続33年を迎えた。
  バリバリの現役である。  
  屈託のない人柄。初対面の人にも分
  け隔てがないためか、一度あったら
  人間的な魅力に惹かれ、毎年大さん
  に会うために鳥海山を訪れる人は数
  知れず。                 
  大さんの作る『たけのこ汁』は絶品
 
  ~人間、こうありたいものですね~