無意味だった菅直人首相の記者会見
昨日の菅直人首相の記者会見、ひどかったですね。
何か未来の希望の光が見えた方はいるでしょうかね?
相変わらず官僚の書いた原稿を読んでいる。
質疑応答の時、「官僚の皆さんの名誉のために!」って言う事は忘れずに。
私に言わせれば、相変わらず自己弁護と延命策ですね。
福島原発事故対応では、しっかりと対応してきたと言うのだが、それは独りよがり。
日本の首相として責務を果たすレベルには到底達していない。
彼が決断できるのは、新たな会議組織を次から次へと創ることだけ。
責任逃れのため。故に無意味な論議の時間だけが過ぎていく。
笑ったのは、直接口には出しませんでしたが婉曲に仙石の唱える「再建ふるさと創り論」を真っ先に否定していたことですね。
今、菅が一番恐れるのは、何しろ菅を見放した官僚の通う仙石ですから。
この復興でも、
菅 「復興構想会議をスタートし、6月をめどに復興の青写真を創る。それから復興を実際に進めるためには予算や法律を国会で成立させることが必要となる」
いかにも最もらしく聞こえますね。
これで、復興が期待出来ると思う人はいますかね?
彼は、単にプロセスの一つを言ったに過ぎない。
首相として、根本的な事が欠けている。 感覚は主任・係長クラス。
彼に今必要なのは、国の総論→県の総論と各論→市町村の総論と各論をいつまで終え、いつjから復興事業に着手し、何年に完成させるのかを明示することである。
彼は言うだろう。「そんなことは今の段階で言えるわけはない」
だが、いつ完成するか分からないものに誰が本気で動くのか?
この具体的日時により、人には、組織には、企業には、未来が見えてくる。
何が今できるのか。
何が足りないのか。
何をいつまでにしておかなければならないのか。
菅直人の冬眠中のカエルのようなうつろの目とメリハリの無い声は、責任感と気概が無いからだけではない。彼の脳ではもう限界を通り越している。
余談ですが、この会見で、菅は得意そうに言っていましたね。
菅 「被災地を訪問! 久し振りにお風呂に入れたと喜んでいるお母さん。ランドセルが唯一助かったと言っていた女の子」と。
でも、「今頃、何しに来た!」 と直接言われたことは隠していましね。
この発言に対して記者の質問 「レベル5からレベル7に。逆じゃありませんか?」
菅 「どこまで広がり、どこまでそれぞれのところに広がっているかというようなことを 調べた上での今日のこうした専門家の皆さんの判断になったと聞いています し、理解もしています」
この回答には驚きました。放射能が何処まで飛んでいるかなどは測定していなかったのですね。聞くところによると、30日になって初めて測定したとか。
政府は隠蔽の為、国民の安全を守る気なんて毛頭無かった裏づけですね。
菅の話すのに、今回も 「てってい」「しっかり」 の言葉を何度繰り返したでしょうね。
「てってい」&「しっかり」 していないから、言葉で誤魔化している。
処で、民主党Bグループの諸君!
君達が統一地方選挙用に選んだ男は、もう用済みではありませんか?
参考)