菅首相は国民を放射線危機にさらした張本人であることを認めた会見か?

 
昨日25日夜の菅直人首相のメッセイジの放送を観て早速記事を書きましたものの、
改めて全文を読みますと、更に重大な内容を含んだものでした。
 
一つ目
 
菅首相の言葉
『農家や酪農家など事業者の皆さんに損害を与えている事に心からお詫びを申し上げたいと思います』
 
この件(くだり)を、もう一度読んでいただけませんか?
変だとは思いませんか?
 
『損害を与えている』とは誰が損害を与えているのか?文面からは菅直人首相。
『心からお詫びを申す』とは誰がお詫びをしているのか。これは加害者が言う言葉で文面からは菅直人首相。
 
本来は、東電の社長の言う言葉ではありませんか?
だが、東電の社長は何故かまともなお詫びの言葉を発していない。
 
つまり、東電側としては、今回の原発事故に関しての責任は無く、全ての責任は政府=菅直人首相にあるということ。
 
それを菅直人首相は認め、自らがお詫びの言葉を発したのが今回の会見。
換言すれば、菅直人首相の初期の判断ミスで今日の放射能危機を招いたこと。
 
故に、昨夕の私のブログに書いたように、
『国全体・社会全体で負担を分かちあう』 と菅首相が言った真意はここにある。
 
 
二つ目
昨日の記事に付加すると、
 
NHK記者の質問 仮設住宅に関して
菅 『地元住民の意見をしっかりと聞いて対応』
更に『早いところでは、月内でも作業が始まるのではないか』 と答えている。
 
これに関してはユーチューブのコメ欄で誰かが指摘していた通り、仮設住宅建築作業は三日前から既に始まっている。
 
この情報さえも、菅直人首相は知らない!
それとも痴呆症となっているのか?
 
災害対策にかかりつけで国民の前に出る事が出来なかった程なら、こんなことは知っていて当然ではないのか?
 
 
参考)ユーチューブでの記者会見は下記をクリック