2009-07-27 水無瀬の滝にムラサキツユクサが咲く 谷崎潤一郎「蘆刈」の水無瀬 #短歌 万葉の時代から歌に詠まれた水無瀬の滝。 平安貴族の憩いの場だったでしょうね。 この梅雨時、水無瀬の滝は年間を通じて最も流水量が多いですよ。 (写真左)丁度、雑草や枝木を掃った時でしたから、下流から水無瀬の滝を見上げる事が出来ました。写真右が水無瀬の滝。 「水無瀬山 せきいれし滝の秋の月 おもひ出ずるも涙なりけり」 藤原家隆が、隠岐に流された後鳥羽上皇を偲んで詠んだ歌ですね ここにも、切花を供する人がいますね。 (写真の中の左上の暗部に微かに見えるのが水無瀬の滝) 誰が植えたのでしょうね。 ムラサキツユクサが先月末頃から順次咲いています。 平安朝時代、もしもこの花が咲いていましたら、後鳥羽上皇はどんな和歌を詠んだでしょうね。 水無瀬の滝の過去の記事はここをクリック