水無瀬の滝にムラサキツユクサが咲く

万葉の時代から歌に詠まれた水無瀬の滝。
平安貴族の憩いの場だったでしょうね。

この梅雨時、水無瀬の滝は年間を通じて最も流水量が多いですよ。

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(写真左)丁度、雑草や枝木を掃った時でしたから、下流から水無瀬の滝を見上げる事が出来ました。写真右が水無瀬の滝。

「水無瀬山 せきいれし滝の秋の月 おもひ出ずるも涙なりけり」

藤原家隆が、隠岐に流された後鳥羽上皇を偲んで詠んだ歌ですね

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ここにも、切花を供する人がいますね。
(写真の中の左上の暗部に微かに見えるのが水無瀬の滝)


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誰が植えたのでしょうね。
ムラサキツユクサが先月末頃から順次咲いています。
平安朝時代、もしもこの花が咲いていましたら、後鳥羽上皇はどんな和歌を詠んだでしょうね。