今は亡きブログ友・さやかさんを偲ぶ

下記の記事は、2009年5月20日のものです。

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「 生きてきた あかしを綴りし 友ブログ
           君亡きあとも そっとコメ記す 」

この歌は、昨年(2008年)の秋に私が詠んだものです。
今は亡きブログ友とは、木村清花(さやか)さんの事です。

さやかさんは、数年前から癌で入退院を繰り返していました。
残念にも、昨年(2008)5月22日午前3時11分、永眠致しました。享年26歳。

そして、彼女の死を嘆き悲しむ彼女の父は、彼女の後を追うように、その数ヵ月後の秋に亡くなりました。

さやかさんの一周忌が明後日の5月22日。
実は、一昨日の18日(月)午前一時半、さやかさんは、天空からこの世に一時ご帰還されました。

私のブログが現れて、薄墨色の大きな文字の映像。さやかさんの文字が見えます。
それ以外は、薄くて読めませんでした。

今日のこのブログ記事の内容は、彼女の期待するものかどうかは分かりません。
色々思考錯誤しましたが、時間が経過するだけ。

不十分ながら、書いた記事を掲載します。


さやかさんとは、

お互いにファンポチしあいましたのが、2006年12月下旬。さやかさん、24歳。
その後200人以上になったさやかさんのお気に入りの中で私は七番目だったと記憶しています。

さやかさんの膨大な作品の中で私が一番好きな詩は、彼女が遠距離交際をしていた時のもです。
この時が、一番楽しかった時ではないでしょうか。

題 二人寝 作・木村清花 06.10.28
 題「二人寝」 けんかの後の二人寝は 背中の距離が遠すぎて 寒さが心をとおせんぼ 寝返りうとうかやめようか いっそ 抱きついてしまおうか あなたの眠るふくらはぎ 冷たいかかと そっと添える .



そのお正月に、コメントしてくれた短歌です。
そこで、この短歌を直ぐに記事にしました。

イメージ 2

その後、遠距離交際の限界に彼女は切ない思いをしていくのです。


「愛をください」2007.09.12 (←ここをクリックして下さい。開かない場合は、お知らせ下さい)

紙面の関係上、最後に、さやかさんのお父さまの記事を掲載します。
さやかさんが亡くなられてから間も無くの記事です。


【お父さんの昨年5月31日の記事】

ブログの世界で 友を作り
時に励まし 時に励まされ
時に怒り 本気でけんかもした
時に癒し 時に癒され
架空ではあるが恋もした

顔も知らない 年齢も知らない
性別すら解らない人たちと ブログを共有し
繋がりは広がっていった

今 清花はここには居ません
しかし確実に 私のこころに ブログの中に
皆さんの中に 生き続けていると確信しました
娘にありがとう ブログの友に ありがとう


【お父さんの6月1日の記事】

時の汽車 季節を越えて 夢走る 私の座る 席を残して

ピーーーーーー
生命維持装置が外された

退院の時に着るんだと 買っておいた 
白いワンピースを 瞳を閉じた娘の上に置いた

心にぽっかり穴が開き 頭が真っ白になった
頬に手を当てた ぬくもりが伝わった

涙は出なかった 娘はまだここにいる!!



静かになった夜

寝息も立てない 寝返りもしない
娘の傍らにそっと寄り添った

話をした 語り明かした 朝がくるまで
病室でのことを 思い出す

「今度生まれ変わっても 又お父さんの子になっていい?」
又大変な思いして育てなけりゃいけないな!!

「もっと困らせるんだ!」
娘は笑った

おまえの笑顔が見られるんなら 
いくらでも困らせても良いから・・・・
娘はまだここにいる 私の傍らで眠っている!!


そしてその秋、お父さまは、さやかさんを追う様に亡くなられました。


後記)この記事をここまでするのに延15時間を要しました。
果たして、さやかさんのご期待に副えるものであったかどうか。

                 彼女の文才を惜しむ一人のブログ友より


皆様にお願い

下記、さやかさんのブログを開いて、最下段の文字をクリックして下さいませんか。
http://blogs.yahoo.co.jp/sayakaxx21
にほんブログ村 ポエムブログ 短歌へ(文字をクリック)』

       ☆       ☆       ☆

追記)09.05.21pm5:15

今日の午後二時、パソコンの前の私は一瞬、強烈な睡魔に襲われました。
目の真ん前。女性が何かに乗っている。またがって。背景の空はその時の明るい曇り空。

またがっているのは何の動物? 近すぎて動物の顔が半分だけしか視界に入らない。
それに近すぎてぼやけて判別出来ない。馬か?ラクダか?

またがっている女性の服装は民族衣装? よく見えない。

ベールをかむっている。肩の上までの長さ。
赤とか緑・茶色とかの色彩豊かな縦じま模様。太い糸を織った厚手の布。

彼女は、またがったまま、おもむろに私に近づいて来る。
ベールの影で顔は薄暗い。よく見えない。

ベールの奥に辛うじて微かに見えたのは?
一瞬だけ! 眼差しの淡い光を一瞬だけ! さやかさん!!


あの世から、恐らく、ラクダに乗って来たのでしょうね。