関東人と関西人の違い

私の履歴書・132
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関東人と関西人の違い
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長女が生まれる前の未明、ゴォ~~!と遙かな彼方の東の方から津波が押し寄せて来る轟音で覚醒。思わず眠っている妻を覆いました。

来たぁ! ガタガタガタ!と部屋が上下に震動します。直下型地震ですね。

日中、都内のビルではよく揺れたのですが、全部横揺れでした。だから、この揺れ方は初体験。
通り過ぎるコンマ何秒間は、生きた心地がしませんでしたね。


東京支店勤務の二年目(1975年S50)の初夏、長女誕生。
先方の両親を四十代でお祖父さん・お祖母さんにしてしまいました。

この頃の私と言えば、毎日が午前様。何かと多忙。
例の麻雀とか、それともお客さんと夜の街を梯子(はしご)。

出産予定日の一週間前から田舎のお袋に来てもらいました。
陣痛が始まって、医者の指定する状況になったので、徒歩二分の産婦人科に入院。

お袋がびっくりしました。「はえくて!はえくて!」(早くて!早くて!)
あっという間に生まれたそうです。

お袋が帰ってからは、妻の母親が二週間ほどいました。
私が娘の夜泣きで目覚めた記憶一度だけ。(反省しています)

イメージ 1. イメージ 2.

一歳頃になりますと、お天気の日は度々武蔵丘陵森林公園(埼玉県比企郡滑川町)へ。(上記写真)私は芝生で、ソニー製ミニ五段重箱スタイルのテレラジカセで野球を見ながら昼寝。越生の梅林にも。

帰路は、途中のスーパーで車に詰めるだけ食料の調達。
無論、冷蔵庫はギュウギュウ。


イメージ 3. イメージ 4.

或る日のこと、妻がしょんぼりしています。
事情を聞きますと、

アパートの隣室にほぼ同じ頃に生まれた女の子がいました。
お互いに初めての子なので母親同士も子供同士も仲良くなりました。

いつも女の子二人は外の通路の中間で遊んでおり(上の写真左)その間に両方の母親は家事。
或る日の事、いつものように遊びに飽きた二人はそれぞれの自分の家へ。

それから一時間後、ドアをトントン叩く音。
隣の子供の母親です。

「水無瀬さん、こちらに来て下さい」
ドアから数歩の二人が遊んでいた場所へ。

「水無瀬さん、ちゃんと片付けて下さい!」(命令調!)
「????????」

これが妻の初めてのカルチャーショックでした。

それまでの関西のオブラートやへりくだった言い方と違って、そのものズバリを言う。
更に腑に落ちないのは、相手の子供と一緒に遊んだのに。

カルチャーショックから立ち直るまでは数ヶ月要しました。

尚、関西から東京に転勤した奥方達は、この単刀直入の言葉に悩まされました。
逆に、関東から関西に転勤した奥方は、関西の婉曲な言い回しに悩まされました。

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私の履歴書」 目次 30歳代編(1)
https://blogs.yahoo.co.jp/minaseyori/folder/1495255.html