約束時間を守れない人達

私の履歴書・96
イメージ 1日本女子ソフトボール、金メダル、おめでとう御座います。

今まで何試合か観ましたが、監督の采配やベースコーチに疑問が多かったですね。

それでも勝てたのは、ピッチャー上野様様です。

西鉄・鉄人稲尾投手もどきですね。
これからは「鉄人上野由岐子投手」と呼びましょう。




《アルバイト家電店長奮闘記 ⑧被説得の難しさ》

この話し、同じ様な体験された方が結構いたはずですが

七歳年上の彼が彼の顔を立ててくれと言いますのである宗教の方と一度だけ会うことにしました。
夜八時の先方の指定時間に近所の喫茶店で待ちましたが、その人が来ましたのが午後九時過ぎ。

この地区のリーダーとの由。色々とご高説を賜りました後、質問させてもらいました。
でも、その回答がよく理解出来ないので更にその回答の個々について質問させてもらいました。

地区リーダーがお手上げした時には午前一時を回っていました。
最後に「もっと上の方に来てもらいその回答をする」と言って。

彼に「いい加減にしてくれ!」と言ったのですが、「もう一度頼む」と言われまして再度会いました。
今度はもっと上の方が来られました。この方も、私の質問に答え切れないので、更に数日後、上の方が。

そして四回目に来ましたのが、やはり深夜で、背広ネクタイをビシッと決めた二人でしたね。皆さんの共通点は、時間を指定しておきながら、誰一人としてまともにその時間に来た人はいませんでした。

この時は、午前二時を回りました。
最後の回答「本を読んだら分かるから是非読んで欲しい。君だったら直ぐに幹部になれる!」でしたね。

部下の社員の彼は七つ年長者ですから、それを尊重して会っていましたが堪忍袋の緒が切れました。
私も、辛抱強い方ですが、この時ばかりは切れましたね。

私、彼を怒鳴りつけました。「もう連れて来るな! 時間の浪費だ!延べ時間を考えて見ろ!」とね。
その後、何度も頼まれましたが拒否。拒否は、その宗教が良いとか悪いとかの理由ではありません。

本当の理由は、とにかく時間を守らないし、終わるのが午前一時過ぎ。睡眠不足。
汗を流すゴーゴーバーでの午前様とは訳が違いますからね。



然し、彼等は私の質問には答え切れなかったでしょうね。

仲山社長に対してと同様、論語「悉く聞く これ礼なり」でしたからね。
理解出来ない事は、トコトン、分かるまで聞きますからね。

私、「何故?」「何故?」「どうして?」の繰り返し。私、幼児のようなもの。迷える子羊。
良く言えば、品質管理のQC(キューシー、Quality Control)手法ですかね。


答え切れなかったもう一つの理由は、彼等が体験した事が無い質問の仕方でしたからね。

例えば、テーマ「熱燗」に対して肯定説では「美味しい」。否定説では「不味い」。折衷説①では「酒の種類によっては美味いのもあるし不味いのもある」。折衷説②では「場所や雰囲気によって美味い時もあれば不味い時もある」etc. これらの個々についての質問ですからね。

他方、主観説、客観説、折衷説(せっちゅうせつ)等がありますからね。
他人を説得するって如何に大変かは、説得される側から観ますと良く分かります。


これが終わってやれやれとほっとしていましたら、時々、にやけた小父さんが店の中をうろうろしてから帰っていきます。

私   「ありゃ、誰だ?」
修理社員「東西商事(仮称)の社長だよ」
私   「なんじゃそれ、東西商事って?」