こまい(氷下魚)は美味しい!

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息子が友人の結婚式で札幌に行く時に「土産は何が良い?」と聞かれましたので
即座に「こまい(氷下魚)!!」

この干物が実に美味いのです。

冬季、根室沖の氷の下にいるタラの一種ですね。

硬さは、削る前のかつお節かな? カチカチ!



ハンマーで叩いて、割れ目を作ってからむしり取りながら食べるのですが、それじゃ、味が落ちます。

先ず、今の時季でしたら、カンビールを横に置き、渾身の力を加えて尾を折ります。

それから、またまた渾身の力で皮を剥ぎ取ります。

この開始は、一日の業務が終わってからの午後三時半頃から。

これだけで、握力が疲労で無くなるほどです。ここでビールを先ず一口。
更に、身をむしりとります。これが、なかなかむしれない。

ちょっとむしったのを食べてビールを一口。美味いですね!!
この繰り返しで30㎝弱のこまいを一匹食べるのに二時間弱。カンビール350二本。

最初は一日一匹のペースですが、三匹目(三日目)以降、右の手の平や腕首が痛くなります。
腫れぼったくもなります。疲労ですね。

開封してから日が経つにつれどんどん硬さを増してきます。
五匹目からは、一日一匹は到底無理。二日がかり。

最後の七匹目は四日がかりでした。


それにしても、こまい(氷下魚)は美味しいですね。