人間はいつの時代でも迷える子羊

今、田舎秋田は雨。時折あられ。寒いですね。時間が有るので亡き父の遺品の中から書き物を読んでみました。

昭和48年、今から34年前も今も変わらないですね。悩みはいつの時代でも有るのですから。

さて34年前、精神科の患者が全国に増加。

特に中年女性のノイローゼが増えたとの事です。
原因は子供に手がかからなくなり、しかも家庭電化製品完備にて大量の暇が出来てしまいました。

何をしていいか分からなくなった時、自分の身体が関心事。だから、頭痛!不眠!心臓!

男性の場合は、原因のないノイローゼが増えて来た様です。昇進したトタン、妙に元気が無くなり不眠を討たえるのです。模範的銀行員が支店長に昇進したトタン蒸発。四日目に帰りましたが何故そうしたか自分でも訳が分からなかったそうです。

他方、ある大手メ-カ-の女子寮での話。
従業員対策として、通勤ラッシュによる疲労解消の為マイクロバス送迎を始めましたら退職者急増。作業衣のままの通勤ですから、朝夕の化粧の楽しみと、洋服を考えて選ぶ楽しみを奪ってしまったのですね。


アフリカの野生ライオンを動物園で飼うとどうなったでしょうか。

一代目二代目 普通に出産育児
三代以降 哺乳しなくなり踏み殺す


いつの時代でも、現象は違っても、内面はちっとも変わらないのですね。



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